29日の米国株式市場において、NYダウは続伸。中国で自動運転支援システム投入に関する暫定承認を得たと報じられたテスラが急騰、アナリストが投資判断を引き上げたアップルも高い。高配当株中心に幅広いセクターが買われた一方、米財務省が4-6月期の借入必要額の見通しを上方修正したことが嫌気され、全体としてマイナス圏に転じる場面もあったが、押し目買いにNYダウは前日比146ドル高の3万8386ドルで終えた。
30日は4月シカゴ購買部協会景気指数、4月消費者信頼感指数、2月住宅価格指数、2月S&P/ケース・シラーなどが発表されるが、翌5月1日にはFOMC(米連邦準備制度理事会)を控えており、市場では現状の金融政策を維持すること、次回6月の会合に向けた利下げを示唆することがないことを既に織り込んでいる。様子見となりそう。
<主な米経済指標・イベント>
4月シカゴ購買部協会景気指数、4月消費者信頼感指数、2月住宅価格指数、2月S&P/ケース・シラー
(日付は現地時間)
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提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
最終更新:4/30(火) 17:38
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