後場コメント No.4　中発条、物語コーポ、森六

★14:25　 中央発條－急落　特別利益2億円計上見込む
　中央発條<5992>が急落。同社は26日14時、藤岡工場で発生した爆発事故にかかる保険金のうち建屋修復に関わる部分が確定したと発表した。

　24.3期決算において、「受取保険金」2.3億円を特別利益に計上する予定。なお、設備部分については保険会社からの支払い通知を受け次第、特別利益に追加計上するとともに、その金額や総額を速やかに開示するとしている。

　なお、24.3期通期業績配当予想については、保険金の受取総額が確定できていないことや、その他変動要因があることから、前回予想を据え置くとしている。なお、直近大幅に上昇した反動から、きのう、きょう連日で売りが優勢となっている。

★14:29　 物語コーポレーション－反発　ＥＮＥＯＳと航空燃料の原料への廃食油再活用に関して連携
　物語コーポレーション<3097>が反発。同社は26日、ＥＮＥＯＳホールディングス<5020>傘下のＥＮＥＯＳと、廃食油を持続可能な航空燃料（SAF）の原料として活用する取り組みに関する基本合意書を締結したと発表した。
　
　同社が全国に展開する飲食店舗、359店舗で排出される約420キロリットル（約380トン/年）の廃食油を回収し、ＥＮＥＯＳが事業化を進めるSAFの製造プラントで原料として使用することを予定しているという。

★14:37　 森六ＨＤ－後場下げ幅拡大　通期最終益を下方修正　減損計上見込む
　森六ホールディングス<4249>が後場下げ幅拡大。同社は26日14時30分、24.3期通期の連結純利益予想を従来の26.0億円から17.0億円（前期比26.3％増）に引き下げると発表した。

　連結子会社である広州森六塑件の事業用資産について、得意先の生産計画見直しによる収益性の低下が見込まれるため帳簿価額を回収可能価額まで減額し、14.9億円を減損損失として特別損失に計上する見込みから、前回予想を下方修正した。