前場コメント No.4 日化産、ニイタカ、日産自、なとり、オプトエレクト、川辺

3/28 11:32 配信

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現在値
なとり2,109-19
日化産1,406-17
ニイタカ1,927-32
オプトエレ334+3
日産自549+2.30

★9:15  日本化学産業-急騰 通期営業益を下方修正も増配を好感
 日本化学産業<4094>が急騰。同社は27日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の26.9億円から21.5億円(前期比25.8%減)に下方修正すると発表した。

 薬品事業、建材事業の販売数量、販売戸数の減少に加え、原材料、エネルギー価格などの高止まりも響いた。
 
 併せて、より一層の安定的な株主還元を実現するため、株主還元方針を変更すると発表した。単年度の業績に影響を受けにくい株主資本の水準や、株主資本の増加額を勘案し配当額を決定することに変更するとしている。
 
 変更に伴い、24.3期通期の期末配当予想を16円から30円(23.3期末は16円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は46円(前期は32円)となる。株価は増配が好感されて大きく上昇している。


★9:15  ニイタカ-3日ぶり反発 3Q累計営業益は42%増 ケミカル事業が堅調
 ニイタカ<4465>が3日ぶり反発。同社は27日、24.5期3Q(6-2月)累計の営業利益は10.7億円(前年同期比41.9%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は89.3%。
 
 ケミカル事業において、経営環境の変化に加え、商品力強化、顧客開拓や製品価格の適正化を行ったことなどが寄与し、各種商品が堅調だった。

★9:16  日産自動車-底堅い 立会外で1億株・595億円を上限に自社株買い 消却も発表
 日産自動車<7201>が底堅い。同社は27日、1億24万2900株・594億8413万6860円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2024年3月27日に算出された翌日の基準値段593円40銭で、2024年3月28日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.51%となる。

 併せて、取得した自己株式の全株式を消却すると発表した。

 なお、株価は配当落ちを考慮した基準値より上で推移している。

★9:23  なとり-東海東京が投資判断を引き上げ 環境好転と施策と相俟った営業利益率向上を期待
 なとり<2922>が続落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、環境好転と施策と相俟った営業利益率向上を期待。投資判断は「Neutral」→「Outperform」に引き上げ、目標株価は2120円→2550円に引き上げた。

 東海東京では、24/3期の売上高47206百万円、前年比4.7%増、営業利益2045百万円、同228.8%増を見込んでおり、会社通期計画に対して売上高、営業利益ともに超過を予想している。春闘における定期昇給分を含む賃上げ率が5%超となり事前予想を上回ったが、消費者にとっては賃金上昇は消費面での選択枝を多様化させると考えられることから、食品会社にとってはより消費者に選好してもらう高付加価値製品の販売戦略が重要な課題となってくることを予見している。さらに、過去においてイカ原材料不足から能動的な施策によって利益を挽回した実績があることから、今後の施策展開継続も期待している。

★9:27  オプトエレクトロニクス-急落 1Q営業赤字転落 売上原価率の上昇など響く
 オプトエレクトロニクス<6664>が急落。同社は27日、24.11期1Q(12-2月)の連結営業損益は7300万円の赤字(前年同期は8900万円の黒字)だったと発表した。

 製品の原材料価格が高止まりし、売上原価率の上昇が続いているほか、訴訟費用などの負担により販管費が増加したことも響いた。

★9:34  川辺-急落 3月権利落ちで手じまい売り クリエイトなども値下がり率上位
 川辺<8123>が急落。きょうが3月の権利落ち日となったことから、手じまい売りが出ている。
 
 同社株は前日の終値1815円に対し、きょうの基準値は1735円。一時1432円まで売られる場面があった。3月の配当や株主優待の権利落ちに関連する銘柄では、KSK<9687>、クリエイト<3024>、サイトリ細胞研究所<3750>なども値下がり率の上位となっている。

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最終更新:3/28(木) 11:32

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