東証グロ-ス指数は反発、前場と後場で展開が一変/グロース市況

5/27 16:41 配信

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現在値
Kudan1,997-57
クオリプス6,840-180.00
トリプルI1,241-15
アスタリ779+54
セルシード257+15

東証グロ-ス指数は反発、前場と後場で展開が一変

東証グロース市場指数:+5.95 ()
出来高1億5981万株:
売買代金1042億円:
東証グロース市場250指数:+5.40 ()
出来高9142万株:
売買代金826億円:

 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに反発。値上がり銘柄数は282、値下り銘柄数は250、変わらずは39。 24日の米国市場でダウ平均は4.33ドル高の39069.59ドル、ナスダックは184.77ポイント高の16920.80で取引を終了。人工知能(AI)ブームを背景としたハイテクセクターの買いが根強く相場を支援し寄り付き後、上昇。耐久財受注や消費者信頼感指数が良好だったほか、期待インフレ率が予想を下回ったため長期金利が低下に転じたため、一段高となった。連休を控え参加者が限られダウの上値は限定的となったが、ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)株主導で、終盤にかけて上げ幅を拡大し、過去最高値を更新。ダウもかろうじてプラス圏を回復し終了した。 グロース市場は買い優勢で取引を開始した。ただし、東証グロース市場指数は寄り付き後すぐに失速し、じり安の展開に。一方、日経平均と同様に後場は一転してじり高の動きとなり、朝方につけたきょうの高値を突破。その後も大引けにかけて騰勢を維持した。 個別では、27.44%高となったセルシード<7776>が上昇率トップにランクイン。一部メディア報道が買い材料視されたクオリプス<4894>が急騰した他、自社のバーコードリーダー「AsReader」が総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」に導入されたと発表したアスタリスク<6522>も関心を集めた。また、自動車分野の機械設計開発事業などを手掛けるBEXを子会社化すると発表したトリプルアイズ<5026>、米国航空宇宙局(NASA)の月面探査向けソリューションKinematic Navigation and Cartography Knapsack(KNaCK)や次世代月面探査車両(月面ローバー)に協力し、開発を技術支援すると発表したKudan<4425>なども大幅高に。売買代金上位銘柄では、カバー<5253>、レジル<176A>、NPC<6255>などが上昇。その他値上がり率上位銘柄では、トラースOP<6696>、東京通信G<7359>などがランクイン。 一方、14.01%安となったアイズ<5242>が下落率トップに。売買代金上位銘柄では、LaboroAI<5586>、ウェルスナビ<7342>などが小安い。その他値下がり率上位銘柄では、OTS<4564>、JWS<7386>などがランクイン。 なお、東証グロース市場Core指数では、ライフネット<7157>、トライト<9164>、セーフィー<4375>などが買われた。

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最終更新:5/27(月) 16:41

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