ＪＲ東日本－続伸　送電線の上空　ドローン航路に　点検・物流向け＝日経

　ＪＲ東日本（東日本旅客鉄道）<9020>が続伸。18日付の日本経済新聞朝刊は、同社や電力大手が、2024年度中に送配電網をドローンの航路として実用化すると報じた。送電線上空を航行する運航管理システムを近く販売し、電線や鉄塔などの点検を皮切りにECの物流や災害状況の確認など用途を広げるという。
　
　記事によると、まずは電力インフラの点検で航路を活用する。24年度中に東電管内の埼玉県秩父市で約150キロの航路を整備し、鉄塔の確認作業を作業員の目視からドローンに順次置き換える。27年度には山間部や田畑など無人地帯を中心に全国1万キロ超に拡大。安全性が確認できれば市街地でも整備するとしている。