前場コメント No.5　岡谷鋼機、エアクロ、ダイワ通信、エルテス、ＶＴＨＤ、東エレデバ

★9:12　 岡谷鋼機－反落　前期営業益を上方修正　各セグメントが堅調
　岡谷鋼機<7485>が反落。同社は26日、24.2期の連結営業利益予想を従来の280億円から320億円（前期比8.7％増）に上方修正すると発表した。

　製造業の生産活動の回復や素材・製品価格の上昇などの影響により、各セグメントにおいて、業績が堅調に推移したことを踏まえた。
　
　なお、株価は直近は高値圏で推移していたことから、利益確定の売りが優勢となっている。

★9:12　 エアークローゼット－続伸　東京ソワールのレンタル事業へ循環型物流プラットフォームを提供
　エアークローゼット<9557>が続伸。同社は26日、東京ソワール<8040>が運営する総合フォーマルウェアのレンタル事業「東京ソワールレンタルドレス」に対し、循環型物流プラットフォーム「AC-PORT」の提供を開始すると発表した。
　
　「AC-PORT」の活用により、同社が創業時より構築してきた「商品の返却を前提とした独自のシステム」と「徹底的に改善を繰り返してきたオペレーションのノウハウ」により、導入企業の事業における物流オペレーション全体の効率化を実現するとしている。

★9:14　 ダイワ通信－急騰　警備ロボットの開発に着手
　ダイワ通信<7116>が急騰。同社は26日、業務DXロボットの開発を手掛けるｕｇｏ(東京都千代田区)とパートナーシップ契約を締結し、警備ロボットの開発に着手したと発表した。
　
　ｕｇｏが展開する先進の業務DXロボット「ugoシリーズ」に、同社エッジAI端末「IWA BOX」の機能を搭載することで、巡回中に撮影した人物の特定行動を検知し、ugo Platformへリアルタイムに通知する仕組みの構築を図るとしている。

★9:15　 エルテス－3日ぶり反発　AIソリューション提供とAI人材育成で協業
　エルテス<3967>が3日ぶり反発。同社は26日、グループのＪＡＰＡＮＤＸが、プレイネクストラボ（東京都品川区）、ＯＲＥＮＤＡ　ＷＯＲＬＤ（東京都港区）と福島の帰還困難地域における、高度IT人材の育成と周辺地域の地方創生・雇用創出に対して、中長期にわたる事業の協業を推進すると発表した。
　
　高度IT人材の育成と雇用創出に対して、今回協業する3社および福島県（葛尾村）の協業し、事業シナジーを生み出すことで、同地域の再活性化に挑むとしている。

★9:16　 ＶＴＨＤ－反発　立会外で100万株・5.3億円を上限に自社株買い　割合は0.83％
　ＶＴホールディングス<7593>が反発。同社は26日、100万株・5億3400万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2024年3月26日の終値（最終特別気配を含む）534円で、2024年3月27日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引（ToSTNeT－3）において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.83％となる。

★9:16　 東京エレクトロン デバイス－反落　リモートロボティクスとパートナー契約
　東京エレクトロン デバイス<2760>が反落。同社は26日、成長型ビジョンオートメーションシステム「TriMath」の事業において、ロボットの遠隔操作に関するソリューションを提供するリモートロボティクス（東京都港区）とRemolink Partners契約を締結したと発表した。
　
　リモートロボティクスのRemolinkは、ロボットを介した新たなリモートワークを実現する法人向けクラウドサービス。
　
　同社のTriMathにRemolinkを実装することにより、撮像した画像を元に遠隔でロボットを操作することが可能になり、各種顧客ニーズに対応するとしている。

　なお、株価への好影響は限定的となっている。