決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … ＡＢＥＪＡ、ＷＡＣＵＬ、シーズメン　(4月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の4月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　クリーマ <4017>
　24年2月期の連結経常損益は6800万円の黒字(前の期は3億8400万円の赤字)に浮上し、従来予想の2100万円の黒字を上回って着地。

★No.3　川崎地質 <4673>
　24年11月期第1四半期(23年12月-24年2月)の連結経常損益は200万円の赤字(前年同期は9400万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.6　川上塗 <4616>
　24年11月期第1四半期(23年12月-24年2月)の連結経常利益は前年同期比25.6％増の4900万円に伸び、12-5月期(上期)計画の1億1600万円に対する進捗率は3年平均の31.5％を上回る42.2％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4017> クリーマ 　　　東Ｇ 　 +23.46 　　4/11　本決算　　　 82.35
<5574> ＡＢＥＪＡ 　　東Ｇ　　 +7.96 　　4/11　　上期　　　-41.45
<4673> 川崎地質 　　　東Ｓ　　 +4.28 　　4/11　　　1Q　　　　赤縮
<3083> シーズメン 　　東Ｓ　　 +3.60 　　4/11　本決算　　　　赤縮
<5967> ＴＯＮＥ 　　　東Ｓ　　 +1.29 　　4/11　　　3Q　　　-29.68

<4616> 川上塗 　　　　東Ｓ　　 +1.28 　　4/11　　　1Q　　　 25.64
<9720> グランド 　　　東Ｓ　　 +0.85 　　4/11　　　1Q　　　300.00
<7487> 小津産業 　　　東Ｓ　　 +0.50 　　4/11　　　3Q　　　 10.11
<4173> ＷＡＣＵＬ 　　東Ｇ　　 +0.39 　　4/11　本決算　　　　3.37
<9903> カンセキ 　　　東Ｓ　　 +0.30 　　4/11　本決算　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース（minkabu PRESS）