東証グロース市場指数は小幅ながら4日続伸、決算銘柄などに物色/グロース市況
東証グロース市場指数は小幅ながら4日続伸、決算銘柄などに物色
東証グロース市場指数: (+5.36)
出来高1億4863万株:
売買代金794億円:
東証グロース市場250指数:+4.50 ()
出来高6662万株:
売買代金569億円:
本日のグロース市場では、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともに小幅ながら4営業日続伸。値上がり銘柄数は280、値下り銘柄数は274、変わらずは34。 8日の米国市場でダウ平均は259.65ドル高の43988.99ドル、ナスダックは17.32ポイント高の19286.78で取引を終了。トランプ政権による政策期待の買いが継続した。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が追加利下げに含みを持たせたほか、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ったことも安心感につながった。 東証グロース市場指数は、前週末終値水準を中心として、方向感に欠ける動きが前場は続いた。しかし、後場はじり高推移となり、日経平均と比較しても小幅ながら安定した動きとなった。 個別では、38.96%高となったフィスコ<3807>が上昇率トップに。25年9月期の大幅な増収増益予想が好感されたHENNGE<4475>、好決算に加えて株主優待制度の新設を発表したネクストジェン<3842>、24年12月期第3四半期の業績が好感されたkubell<4448>はそれぞれストップ高に。25年6月期第1四半期の業績が材料視されたテックファム<3625>も急伸。売買代金上位銘柄では、カバー<5253>、フルッタフルッタ<2586>などが上昇。その他値上がり率上位銘柄では、Defコン<4833>、日本情報C<4054>、マーキュリー<5025>などがランクイン。 一方、19.61%安となったBirdman<7063>が下落率トップに。直近IPOのSapeet<269A>やグロースエクスパートナーズ<244A>なども大幅安。前週末に25年6月期第1四半期決算を発表したが、市場期待に達しなかったとみられダイブ<151A>も売られた。売買代金上位銘柄では、タイミー<215A>、GENDA<9166>などが下落。その他値下がり率上位銘柄では、アイビス<9343>、NexTone<7094>、東京通信G<7359>などがランクイン。 なお、東証グロース市場Core指数の構成銘柄では、ispace<9348>、セーフィー<4375>、ウェルスナビ<7342>などが上昇。
フィスコ
最終更新:11/11(月) 17:09