東京株式(大引け)=474円安、目先高値警戒感から売り優勢に

3/25 15:56 配信

みんかぶ

(写真:みんなの株式)

現在値
ディスコ46,010-1,070.00
レーザテク34,080+720.00
東エレク34,230+630.00
三菱UFJ1,552.5+1
ソフトBG7,782+179

 25日の東京株式市場は売り優勢、日経平均株価は前日までの急騰の反動で下値を試す展開となり、引け際一段安で安値引けとなった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比474円31銭安の4万414円12銭と5日ぶり大幅反落。プライム市場の売買高概算は16億1094万株、売買代金概算は4兆3417億円。値上がり銘柄数は348、対して値下がり銘柄数は1267、変わらずは40銘柄だった。

 きょうの東京市場は、目先高値警戒感から利益確定の売り圧力が顕在化した。前週末までに日経平均は4営業日続伸し、この間に2000円を超える上昇をみせていたこともあり、足もと高値警戒感からの利食い急ぎの動きを誘った。前週末の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅ながら5日続伸したものの、NYダウが300ドル強の下落をみせ、この流れが東京市場にも波及し買いが手控えられた。値下がり銘柄数は1200を超え全体の77%の銘柄が下落する形となった。ただ、半導体の主力銘柄の中には上昇する銘柄も散見されたほか、陸運や金融、消費関連など内需株の一角には投資資金の流入が観測され、物色意欲が失われたわけではない。なお、売買代金は4兆3000億円台で3月14日以来の低い水準となった。

 個別では、断トツの売買代金をこなしたレーザーテック <6920> が売りに押され、ディスコ <6146> 、東京エレクトロン <8035> も値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> などメガバンクも軟調。ソフトバンクグループ <9984> 、ソニーグループ <6758> も冴えない。小林製薬 <4967> がストップ安に売り込まれ、さくらインターネット <3778> が大幅安。ソースネクスト <4344> の下げも目立つ。ミスミグループ本社 <9962> なども大きく売られた。

 半面、アドバンテスト <6857> 、ソシオネクスト <6526> が逆行高となった。日立製作所 <6501> 、日本製鉄 <5401> もしっかり。ニトリホールディングス <9843> も買いが優勢だった。FPG <7148> が急伸をみせたほか、C&Fロジホールディングス <9099> 、プロレド・パートナーズ <7034> 、CIJ <4826> はいずれもストップ高に買われた。

出所:MINKABU PRESS

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最終更新:3/25(月) 15:56

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