後場コメント No.2　イーロジット、ソフトバンク、アステリア、ＳＣＳＫ、プレス工、コニカミノルタ

★12:38　 イーロジット－後場上げ幅拡大　2月度の売上高18％増
　イー・ロジット<9327>が後場上げ幅拡大。同社は21日12時10分、2月度の売上高は速報値で前年同月比17.7％増だったと発表した。新規顧客売上高は同82.6％増、流通総額は同6.9％増となった。

★12:40　 ソフトバンク－底堅い　NEDO事業で遅延制約下でスループットを最大化するシステム開発
　ソフトバンク<9434>が底堅い。同社は21日、NEDOの委託事業「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」において、産業技術総合研究所と共同でポスト5G時代に求められるMEC・クラウド環境を用いた分散処理システムで、遅延制約を満たすと同時に、スループットを最大化するためのアプリケーションを構成するコンポーネントの最適配置を動的に行うシステムを開発したと発表した。　
　
　今回開発したシステムのプラットフォームは、オープンなインターフェースとして、5Gデジタルサービスの開発・運用を可能にする環境の提供を想定しているという。今後は5GデバイスやMECを用いた実証実験を通して、自動運転や工場のスマート化などのユースケースに関わる実用化検証を行う予定としている。

★12:42　 アステリア－後場上げ幅拡大　パナソニック系と「Gravio」の販売代理店契約を締結
　アステリア<3853>が後場上げ幅拡大。同社は21日11時30分、パナソニックホールディングス<6752>傘下のパナソニックインフォメーションシステムズ（以下、パナソニックＩＳ）と、同社が提供するノーコードAI/IoTプラットフォーム「Gravio（グラビオ）」の販売代理店契約を締結したと発表した。

　これにより、同社はパナソニックＩＳとのデータ連携ツール「ASTERIA Warp」のパートナーシップに加え、Gravioの販売代理店としても新たに協業することで関係性をさらに強化するとしている。

★12:46　 ＳＣＳＫ－5日続伸　ＫｎｏｗＢｅ４と国内代理店契約を締結
　ＳＣＳＫ<9719>が5日続伸。同社は21日、ＫｎｏｗＢｅ４(米国)が提供する、多言語に対応したセキュリティ意識向上トレーニングプラットフォーム「KnowBe4」の国内代理店契約を締結し、販売を開始すると発表した。
　
　同社が長年培ってきたサイバーセキュリティ領域の知見を活かし、KnowBe4を国内企業向けに即した形で提供することで、ヒューマンエラーによるセキュリティインシデントリスク軽減に寄与し、安心・安全な社会の実現に貢献するとしている。

★12:55　 プレス工業－丸三が目標株価引き上げ　24.3期の会社計画は保守的
　プレス工業<7246>が5日続伸。丸三証券では、24.3期の会社計画は保守的と考え上振れを予想。投資判断は「買い」を継続、目標株価を760円→820円に引き上げた。

　丸三では、タイにおける自動車ローン審査の厳格化影響はあるものの、自動車生産台数の回復、円安進行などにより24.3期は会社計画を上回ると予想。25.3期以降はタイの自動車ローン厳格化などの影響が長期化するとみて前回予想よりやや引き下げたが、適用決算期を26.3期へ変更することで目標株価を引き上げたとしている。

★12:57　 コニカミノルタ－続伸　提案研究がＪＡＸＡの研究提案募集に採択
　コニカミノルタ<4902>が続伸。同社は21日、ＪＡＸＡの「革新的将来宇宙輸送システム研究開発プログラム第3回研究提案募集」に研究提案を行い、採択されたと発表した。
　
　今回採択されたのは、「超音波非破壊検査を用いたCFRP機体の効率的な点検・整備に関する研究」であり、同社技術を用いた構造健全性を保証する定量的で効率的な非破壊検査技術実用化の研究を行うとしている。