新興市場銘柄ダイジェスト:サンバイオはストップ安、エクサウィザーズがストップ高

3/19 16:48 配信

フィスコ

<4393> バンクオブイノベ 4600 +210
大幅に4日続伸。14万株(5.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は3.5%。取得期間は4月1日から9月30日まで。中長期的な1株当たり株主価値の向上が目的。23年12月22日に決めた自社株買いで、想定を上回る水準で株価が推移したために株式総数・取得価額総額の上限に至らなかったことから、改めて内容を見直したという。

<6597> HPCシステムズ 2429 +196
大幅に続伸。大規模言語モデルや生成AIの開発に特化した最新のGPUカード「NVIDIA H100 NVL」を販売すると発表している。94GB HBM3メモリ搭載のNVIDIA H100 NVLを2枚接続することによって、188GBの大容量メモリと7.8TBpsのメモリ帯域の拡張を可能にする。米OpenAI社がChat GPT-3の開発に使用した前世代と比較してデータセンター規模で最大12倍もの高速化を実現するという。

<4592> サンバイオ 590 -150
ストップ安。サンバイオの慢性期外傷性脳損傷を対象疾患とする再生細胞薬「SB623」について、一部メディアが厚生労働省は25日に再生医療等製品・生物由来技術部会で審議するものの、承認可否については審議しないと報じている。先駆け審査指定制度の対象品目であるにもかかわらず、なぜ審査に時間を要しているのかの報告や今後どのような状況になれば承認可否を審議するのかなどを審議するという。

<9227> マイクロ波化学 938 -300
ストップ安。24年3月期の純損益予想を従来の0.89億円の黒字から9.65億円の赤字(前期実績0.75億円の黒字)に下方修正している。設備トラブルによる生産休止や市況環境を受け、関連会社でショ糖脂肪酸エステルを生産するティエムティ(三重県四日市市)を解散し、関係会社整理損10.29億円を特別損失として計上するため。営業損益予想は0.40億円の黒字(同0.59億円の黒字)で据え置いた。

<4259> エクサウィザーズ 617 +100
ストップ高。第一三共<4568>と共同で実施しているAIを活用した創薬プロジェクトで成果が出たと発表している。病気の原因となる標的タンパク質の中でも難易度の高いターゲットに関し、良質なヒット化合物を取得できたという。今回の成果を踏まえ、両社で複数の標的タンパク質に対する共同研究を引き続き行い、成果事例を積み重ねて革新的医薬品の創出を推進するとしている。

<5248> テクノロジーズ 4990 +390
一時ストップ高を付け、上場来高値を更新している。25年1月期の営業利益予想を前期比85.4%増の15.61億円と発表している。ITソリューション事業、SaaS事業、再エネソリューション事業の各セグメントで事業展開に努める。同時に発表した24年1月期の営業利益は398.9%増の8.42億円で着地した。23年7月に実施した大型M&Aによる再エネソリューション事業への参入が奏功し、大幅な増益となった。《ST》

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最終更新:3/19(火) 16:48

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