新興市場銘柄ダイジェスト:テックファムは大幅に3日続伸、J・TECがストップ高

3/6 16:35 配信

フィスコ

現在値
テクファH585-45
Arent4,795+125
千代建434+2
トヨタ3,510+13
J-TEC660+11

<5254> Arent 6740 +550
大幅に3日続伸。Arentと千代田化工建設<6366>のジョイントベンチャーが開発・販売する自動ルーティング機能搭載3D CAD「PlantStream」がトヨタ自動車<7203>と千代田化工建設が共同開発する大規模水電解システムの3Dモデル設計に活用されたと発表している。PlantStreamは、プラントエンジニアリングの空間自動設計機能を備えた3D CADソフトウェアで、1分で約1000本のプラントの配管設計を実現するという。

<3625> テックファム 809 +141
大幅に3日続伸。東証が制限値幅の上限を400円に拡大している。下限は通常通り100円で、基準値段は668円。ストップ高は1068円、ストップ安は568円となっている。目立った手掛かり材料は出ていないものの、テックファームホールディングス株は生成AI関連銘柄の一角として注目を集め、投資資金が流入。昨年4月17日に記録した昨年来高値(886円)に迫る勢いを見せている。

<7774> J・TEC 681 +100
ストップ高。東証から貸借銘柄に選定されたと発表している。選定日は6日で、同日売買分から実施。ジャパン・ティッシュエンジニアリング株は制度信用銘柄に選定済みで、同社は貸借銘柄選定を受けて「当社株式の流動性及び需給関係の向上を促進し、売買の活性化と公正な価格形成に資する」とコメントしている。同社株はこのところ右肩上がりで推移しており、先高観も買いにつながっているとみられる。

<4431> スマレジ 2494 +257
大幅に4日ぶり反発。クラウドPOSレジ「スマレジ」の2月現在の有料プラン登録店舗数が前月比707店増の3万4995店だったと発表している。前月(347店増)から伸びが加速した。内訳を見ると、上位プラン「プレミアムプラス」が285店増の1万2097店(前月は140店増)、小売・アパレル向けの「リテールビジネス」が172店増の1万0061店(同93店増)。無料プランを含むアクティブ店舗数は4万2435店(前月4万1809店)に増加した。

<4370> モビルス 530 +61
一時ストップ高。テクマトリックス<3762>がモビルス株119万6124株を筆頭株主のラン・ホアン氏から取得すると発表している。異動後のテクマトリックスの議決権保有割合は29.55%で筆頭株主となり、モビルスは持分法適用会社となる。株式譲渡を受けて締結済みの資本業務提携契約の内容を一部変更し、テクマトリックスから取締役候補者1名を受け入れる予定。

<7343> ブロードマインド 1548 +300
ストップ高。10カ年の中期経営計画を策定し、34年3月期の売上高目標を200.00億円(24年3月期予想は53.00億円)、営業利益率目標を20%超(同14.2%)にしたと発表している。また、これまで配当性向30%を目指すとしていた配当方針を変更し、25年3月期から27年3月期まではグループキャッシュマネジメントの徹底を前提に配当性向100%を目標に配当を実施するとしている。《ST》

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最終更新:3/6(水) 16:35

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