東証グロ-ス指数は3日続落、IPO銘柄に投資資金が集中する地合い/グロース市況

3/26 16:52 配信

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現在値
サンバイオ419+6
STG2,120+56
弁護士DC2,929+73
eMネット1,002+27
マクビーP13,590+1,010.00

東証グロ-ス指数は3日続落、IPO銘柄に投資資金が集中する地合い

東証グロース市場指数:-7.94 ()
出来高:1億2836株
売買代金1800億円:
東証グロース市場250指数:-6.21 ()
出来高7675万株:
売買代金1103億円:

 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数とも3日続落。値上がり銘柄数は181、値下り銘柄数は357、変わらずは26。 25日の米国市場は下落。ダウ平均は162.26ドル安(-0.41%)の39313.64ドル、ナスダックは44.35ポイント安(-0.27%)の16384.47、S&P500は、15.99ポイント安(-0.31%)の5218.19で取引を終了した。ボスティック・アトランタ連銀総裁など一部米連邦準備制度理事会(FRB)高官が年内の利下げペースが一段と遅くなる可能性を示唆したため、寄り付き後、下落。住宅や製造業関連の指標が予想を下回る中、長期金利は上昇し、終日軟調に推移した。終盤にかけダウは下げ幅を拡大した一方、ナスダックは人工知能(AI)技術への需要増期待を背景としたエヌビディアなどの上昇が支援し回復したがプラス圏を維持できず、終了。 米国株安のなか、東証グロース市場はやや売り優勢で取引を開始した。期末を迎え、投資家の関心は高配当銘柄などプライム市場に向かったことから、東証グロース市場の売買は膨らまず。ほぼIPO銘柄にのみ関心は向かい、東証グロース市場指数、東証グロース250指数ともに前日比マイナス圏で推移するなどさえない展開となった。 個別では、上場3日目のジンジブ<142A>が一時ストップ安となったほか、サンバイオ<4592>、STG<5858>の下げが目立った。時価総額上位銘柄では、MacbeeP<7095>、弁護士ドットコム<6027>が下落。下落率上位銘柄では、イーエムネットジャパン<7036>、FRONTEO<2158>がランクイン。 一方、VIS<130A>がストップ高となったほか、さくらさくプラス<7097>、INFORICH<9338>も大幅高となった。時価総額上位銘柄では、JTOWER<4485>、GMOフィナンシャルゲート<4051>、ライフネット<7157>が上昇。上昇率上位銘柄では、ネットスターズ<5590>、ピアズ<7066>がランクイン。 東証グロース市場Core指数では、JTOWER、GMOフィナンシャルゲート、ライフネットのほか、フリー<4478>が上昇。 なお、本日東証グロース市場に上場したハッチ・ワーク<148A>の初値は公開価格を30.3%上回る2815円、ソラコム<147A>の初値は、公開価格を79.7%上回る1563円。JSH<150A>の初値は公開価格を95.8%上回る893円。エルイズビー<145A>の初値は公開価格を30.7%上回る1553円となった。このほか、昨日上場したイシン<143A>の初値は、公開価格の約2.1倍となる2234円。

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最終更新:3/26(火) 16:52

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