(前引け)【プライム】米ハイテク株の上昇を受けて買いが先行したが、勢いは続かなかった。決め手を欠く中、米国の消費者物価指数の発表を待つ投資家が少なくなかったとみられ、株価の上値は重かった。日経平均株価の午前の終値は前日比19円64銭高の3万8199円10銭と小幅上昇。東証株価指数(TOPIX)は1.14ポイント安の2722.94。
36%の銘柄が値上がりし、62%が値下がりした。出来高は9億9366万株、売買代金は2兆4872億円。
業種別株価指数(33業種)はその他製品、海運業、サービス業などが上昇。証券・商品先物取引業、保険業は下落。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高2億8398万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreは堅調。
(10時12分)日経平均株価はしっかり。円安を背景に自動車株が総じて堅調に推移しているほか、アドバンテス <6857> やソフトバンクG <9984> など値がさ株の一角が個別に買われて指数を支えている。ただ、一時3万8500円近くまで上昇した日経平均は、伸び悩んでいる。市場では「米消費者物価指数の発表を前に方向感のない値動きになる」(大手証券)との指摘が聞かれた。
(寄り付き)日経平均株価は上昇して始まった。円安などを背景に買いが先行している。始値は前日比108円53銭高の3万8287円99銭。(了)
時事通信
最終更新:5/14(火) 12:26
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