＜米国株情報＞デルタ航空、第１四半期は最終黒字転換、市場予想上回る

　航空大手デルタ航空＜ＤＡＬ＞が１０日寄り付き前に２４年１２月期第１四半期（１－３月）の決算を発表。売上高は前年同期比８％増の１３７億４８００万ドル、最終損益は３７００万ドルの黒字（前年同期は３億６３００万ドルの赤字）、調整後の希薄化後１株当たり利益（ＥＰＳ）は０．４５ドルとなり、同ＥＰＳは市場予想を上回った。前年同期は労使交渉で大幅な賃上げを実施したためコストが膨らんでいた。

　出張などの国内の法人需要に支えられて旅客収入が回復し、貨物・その他収入の減少をカバーした。エド・バスティアンＣＥＯ（最高経営責任者）は、「高水準のインフレが続いているものの、旅行のピークシーズンが近づいているため、レジャー客やビジネス客の旅行予約が好調だった」と述べている。

　第２四半期（４－６月）は、の業績見通しについては、売上高を調整後で前年比５－７％増、調整後ＥＰＳを２．２－２．５ドルと予想。通期の調整後ＥＰＳは６－７ドル、フリーキャッシュフローは３０億－４０億ドルと、いずれも従来予想を据え置いた。

＜関連銘柄＞
　ＮＡＳＤ投信 <1545> 、ＮＹダウ投信 <1546> 、上場米国 <1547> 、
　ＳＰＤ５００ <1557> 、ＮＹダウ <1679> 、ＮＹダウブル <2040> 、
　ＮＹダウベア <2041>

提供：ウエルスアドバイザー社