前場コメント No.4　バリュエンス、識学、ＴＳＩＨＤ、ＴＷＯＳＴＯＮＥ、ベイカレント、Ｇｕｎｏｓｙ

★9:05　 バリュエンス－売り気配　通期営業益を下方修正　上期は赤字転落
　バリュエンスホールディングス<9270>が売り気配。同社は12日、24.8期通期の連結営業損益予想を従来の28.5億円の黒字から12.0億円の赤字（前期は21.8億円の黒字）に下方修正すると発表した。
　
　国内買取店舗の出店計画を見直し、既存買取店舗の効率化による仕入れ拡大や、売上総利益率重視の仕入れ方針に変更するため、仕入れ額の成長が鈍化する可能性を踏まえた。
　
　業績予想の修正を踏まえ、24.8期通期の期末配当予想を35円から無配（前期末は30円）に下方修正すると発表した。

　上期の連結営業損益は10.5億円の赤字（前年同期は5.1億円の黒字）となった。会社計画の6.7億円の黒字から下振れて着地した。
　
　小売強化施策のため期初より買取強化してきたこと、仕入競争環境の激化に伴い仕入れ単価が上昇していることなどにより小売の売上総利益率が低下したことが響いた。

★9:08　 識学－3日ぶり反発　39万株・2億円を上限に自社株買い　割合は4.4％
　識学<7049>が3日ぶり反発。同社は12日、39万株・2億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年4月15日～12月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.4％となる。

★9:08　 識学－3日ぶり反発　今期営業黒字転換見込む　前期は赤字拡大
　識学<7049>が3日ぶり反発。同社は12日、25.2期通期の連結営業損益予想を1.7億円の黒字（前期は1.1億円の赤字）にすると発表した。
　
　グループ全体として保守的に緩やかな成長率とし、各連結利益で黒字をめざす。人員の大量採用、効果が不明な認知系の広告などに大きな先行投資は実施せず、既存のリソースでの生産性向上や利益管理を徹底するとしている。

　24.2期通期の連結営業損益は1.1億円の赤字（前の期は5700万の赤字）だった。広告宣伝費の積極的投入や、新サービスへの投資が響いた。

★9:11　 ＴＳＩＨＤ－急騰　今期営業益14％増見込む　前期は24％減
　ＴＳＩホールディングス<3608>が急騰。同社は12日、25.2期通期の連結営業利益予想を20.0億円（前期比13.6％増）に、年間配当予想を19円（前期は15円）にすると発表した。
　
　売上高は一定の回復を見込むとともに、既存の成長ブランドのほか、収益性の抜本的改善を意図した構造改革プロジェクトに対して重点的に投資を行うとしている。

　24.2期通期の連結営業利益は17.6億円（前の期比24.4％減）だった。会社計画の14.0億円から上振れて着地した。売上高の増加やITデジタル関連など本部費の圧縮が寄与した。

★9:11　 ＴＳＩＨＤ－急騰　新中計を策定　27.2期の営業利益率6％以上めざす
　ＴＳＩホールディングス<3608>が急騰。同社は12日、25.2期から27.2期までの3年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。ブランドポートフォリオを明確化し、既存ブランドの強化のほか、新たな領域への進出も行う。
　
　数値目標として、27.2期の売上高は1650億円（24.2期実績は1554億円）、営業利益率は6.0％以上（同1.1％）をめざすとしている。

★9:11　 ＴＳＩＨＤ－急騰　450万株・30億円を上限に自社株買い　消却も発表
　ＴＳＩホールディングス<3608>が急騰。同社は12日、450万株・30億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年4月15日～9月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は5.92％となる。

　併せて、取得した自己株式の全株式を消却すると発表した。

★9:12　 ＴＷＯＳＴＯＮＥ－3日ぶり反落　海外公募で20億円調達　M&A実行の待機資金などに充当
　ＴＷＯＳＴＯＮＥ＆Ｓｏｎｓ<7352>が3日ぶり反落。同社は12日、海外市場で、公募による123万株の新株式発行を実施すると発表した。

　発行価格は4月24日～25日に決定する。受渡日は5月1日。欧州およびアジアを中心とする海外市場（ただし、米国を除く）における募集とし、Ｍａｃｑｕａｒｉｅ Ｃａｐｉｔａｌに全株式を買い取り引き受けさせる。

　手取概算額合計19億8483万2400円は、人材採用費および人件費や戦略的なM&Aを実行するための待機資金に充当する。

★9:12　 ＴＷＯＳＴＯＮＥ－3日ぶり反落　上期営業益52％減　組織強化のための先行投資響く
　ＴＷＯＳＴＯＮＥ＆Ｓｏｎｓ<7352>が3日ぶり反落。同社は12日に、24.8期上期（9-2月）の連結営業利益は6700万円（前年同期比52.2％減）だったと発表した。組織強化のための大規模な先行投資を加速したことが響いた。

★9:12　 ベイカレント－買い気配　新中計を策定　29年度の売上高2500億円めざす
　ベイカレント・コンサルティング<6532>が買い気配。同社は12日、2025年から2029年までの5年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。前中期経営計画（2022年-2026年）の3年間を通じて成果が得られた取り組みを加速する。

　数値目標として、29年度に売上高2500億円（24年度は実績値で939億円）をめざす。

★9:12　 ベイカレント－買い気配　今期営業益20％増見込む　前期は14％増
　ベイカレント・コンサルティング<6532>が買い気配。同社は12日、25.2期通期の連結営業利益予想を411億円（前期比20.1％増）に、年間配当予想を50円（前期は43円）にすると発表した。

　クライアント企業の直面するDXやサステナビリティ、事業戦略などに関する経営課題を解決することのできる人材の積極的な採用や、充実した研修体制などを通じた育成を継続することで事業拡大をめざすとしている。
　
　24.2期通期の連結営業利益は342億円（前年同期比14.4％増）だった。人材採用・育成、営業活動の両面でおおむね計画通りに進ちょくし、次年度以降のさらなる成長の土台作りが進展した。

　併せて24.2期通期の期末配当を22円から25円（前の期末は23円）に上方修正すると発表した。

★9:12　 ベイカレント－買い気配　120万株・36億円を上限に自社株買い　割合は0.79％
　ベイカレント・コンサルティング<6532>が買い気配。同社は12日、120万株・36億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年5月1日～5月24日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.79％となる。

★9:13　 Ｇｕｎｏｓｙ－買い気配　通期営業益を上方修正　赤字縮小へ
　Ｇｕｎｏｓｙ<6047>が買い気配。同社は12日、24.5期の連結営業損益予想を従来の2.6億円の赤字から3000万円の赤字（前期は2.7億円の赤字）に上方修正すると発表した。

　子会社であるゲームエイトの3Qまでの実績において、国内メディア事業、海外メディア事業ともにPV数が堅調に推移したほか、海外メディア事業の収益性が大きく向上。4Qも堅調に推移する見通しであることを踏まえた。
　
　3Q累計の連結営業利益は1.1億円の赤字（前年同期は1.6億円の赤字）となった。

★9:13　 Ｇｕｎｏｓｙ－買い気配　18万株・1億円を上限に自社株買い　割合は0.75％
　Ｇｕｎｏｓｙ<6047>が買い気配。同社は12日、18万株・1億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年4月15日～5月15日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.75％となる。