２７日の東京株式市場見通し＝反発後はもみ合いか

　予想レンジ：３万８５００円－３万９０００円（２４日終値３万８６４６円１１銭）

　２７日の東京株式は反発後、もみ合いか。日経平均株価は、前週末２４日大幅反落した反動や、現地２４日の米国株式が反発したこともあり、買い先行スタートとなろう。ただ、現地２７日の米国株式市場はメモリアルデーのため休場で、買い一巡後は手控えムードが広がりそうだ。為替相場は、ドル・円が１ドル＝１５６円台の後半（前週末２４日は１５７円０４－０６銭）と小動きの一方、ユーロ・円が１ユーロ＝１７０円台の前半（同１６９円９９銭－１７０円０３銭）とやや円安方向にある。前週末２４日のＡＤＲ（米国預託証券）は円換算値で、高安まちまちながら、アドバンテス <6857> 、キーエンス <6861> 、日産自 <7201> などが、同２４日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同２４日の大阪取引所清算値比２００円高の３万８８００円だった。（高橋克己）

２７日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・１４：００　３月景気動向指数（改定値）、４月外食売上高
・１５：４０　４月半導体・ＦＰＤ製造装置販売高
・日銀の国際コンファランスで植田総裁が開会あいさつ

【海外】（時間は日本時間）
・１７：００　独５月Ｉｆｏ景況感指数
・米国市場はメモリアルデー、英国市場はバンクホリデーで休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供：ウエルスアドバイザー社