さくらケーシーエス<4761>が急騰。経済産業省が人工知能(AI)を開発する際に使うスーパーコンピューターの国内整備に乗り出すと伝わったことが材料視されているもよう。
19日付けの日本経済新聞朝刊によれば、AI開発が経済安全保障の観点で重要だと判断し、KDDI<9433>やさくらインターネット<3778>など5社のAIスパコンの整備に計725億円を補助するとしている。
同社はデータセンター関連としてこのところ人気化しており、以前マイクロソフトが国内でデータセンターに投資すると伝わった際に、さくらインターネットととも買われることがあった。きょうの日経報道を受けてさくらインターネット<3778>に買いが殺到していることから、同社にも買いが波及しているようだ。
また、富士通<6702>が18日に、クラウド事業で米オラクル・コーポレーションと協業すると発表したことも材料視されているもよう。同社は富士通向けの取引が多いことから、業績期待の買いも入っているとみられる。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:4/19(金) 9:32
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