前場コメント No.2 三菱HCキャ、WNIウェザー、モブキャストH、住石HD、ハイデ日高、任天堂
★9:04 三菱HCキャピタル-3日ぶり反発 海上コンテナ2000億円発注 今年業界最大=日経
三菱HCキャピタル<8593>が3日ぶり反発。6日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2024年中にリース用の海上コンテナに約2000億円を投資すると報じた。
記事によれば、23年12月末時点の保有数(約330万個、20フィートコンテナ換算)のおよそ2割に相当する約70万個となるようだ。中東情勢の緊張を受け、コンテナ船が紅海・スエズ運河の通航を回避する影響で輸送日数が長期化し、足元ではコンテナの需給がひっ迫しているようだ。発注規模は業界内で今年最大となる見通しとしている。
★9:04 ウェザーニューズ-買い気配 1株を2株に分割 実質増配へ
ウェザーニューズ<4825>が買い気配。同社4日、株式分割を行うと発表した。11月30日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。
併せて25.5期の中間配当予想を65円から70円(前期中間は60円)に、期末配当予想を60円から35円(前期末は60円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は140円(分割前換算、前期は120円)となり、実質増配となる。
★9:05 ウェザーニューズ-買い気配 1Q最終益35%減も株式分割などを好感
ウェザーニューズ<4825>が買い気配。同社は4日、25.5期1Q(6-8月)の連結純利益は2.8億円(前年同期比34.7%減)だったと発表した。前年同期に発生した定年退職制度導入に伴う税効果の認識の影響により、減益となったとしている。
なお株価は、同日発表された株式分割と実質増配の見通しが好感され、買いが優勢となっている。
★9:05 モブキャスト-小動き 新株予約権で6.9億円調達 新規IP創出資金などに充当
モブキャストホールディングス<3664>が小動き。同社は4日、EVO FUND(ケイマン諸島)を割当先とする第三者割り当てによる第35回新株予約権(行使価額修正条項付)および第1回無担保社債(私募債)の発行、ならびに新株予約権の買い取り契約(コミット・イシュー)の締結を発表した。
新株予約権の割当日は10月21日。発行数は15万個(潜在株式数1500万株)。発行価額は1個につき3.31円。当初行使価額は46.5円。下限行使価額は24.5円。社債の払込期日は10月23日。発行総額は2億円。利率は0%。償還期限は2025年4月23日。
新株予約権による調達資金は差引手取概算額で6億8999万6500円。社債の償還資金、新規IP(知的財産)の創出および新規事業の起ち上げ資金などに充当する。社債による調達資金は子会社および投資先企業の成長資金に充当する。発行済み株式総数に対する希薄化率は最大で33.6%となる。
★9:05 住石HD-続落 通期営業益を下方修正 減配も発表
住石ホールディングス<1514>が続落。同社は4日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の54.0億円から33.0億円(前期比56.2%減)に下方修正すると発表した。豪州ワンボ社からの受取配当金などの影響を踏まえた。
併せて25.3期の期末配当予想を42円から25円(前期末は60円)に下方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。
★9:06 ハイデイ日高-底堅い 上期営業益16%増 売上高が過去最高
ハイデイ日高<7611>が底堅い。同社は4日、25.2期上期(3-8月)の営業利益は27.8億円(前年同期比15.7%増)だったと発表した。市場コンセンサスは30.8億円。なお、9月28日付の日本経済新聞朝刊は、同社の上期の営業利益が、前年同期比で8%増の26億円前後となったようだと先んじて報じていた。
各種施策の推進に加えて、来店客数が持続的に増加していること、コロナ禍で短縮した営業時間の延長に取り組んだことなどによって、各月の売上高は18カ月連続で同月比過去最高額を記録し、上期の売上高も過去最高額となったとしている。
★9:09 任天堂-急騰 サウジアラビア政府系ファンドが同社などの買い増しを検討=共同
任天堂<7974>が急騰。共同通信は5日、サウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」グループが、同社など日本のゲーム会社株式の買い増しを検討していることが同日、わかったと報じた。
記事によれば、近年サウジは石油依存から脱却するためにエンターテインメント分野に注力しており、日本企業との連携強化で自国ゲーム業界の成長を加速させるもよう。
PIFは同社の大株主で、ほかにも、カプコン<9697>、ネクソン<3659>、コーエーテクモホールディングス<3635>などに投資している。
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最終更新:10/7(月) 11:30