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投稿コメント一覧 (10コメント)

  • >>No. 275

    8/12のプレスリリース(主に4ページから6ページにかけて)や中期ビジョン、決算説明動画から読み取れること、そして以前vbfさんから教えていただいたこと(vbfさん、感謝してます)も踏まえますと、
    ①これからは特許切れで儲からなくなるプライマリー医薬品(対象患者数の多い汎用的な薬)からニッチだけど高価なスペシャルティ医薬品(対象患者数が絞られる専門性の高い薬)の時代へ
    ②同時並行的に規制強化等でMRは減少しており、DX化は今後ますます加速
    ③上記①②の流れの中で、スペシャルティ医薬品に対応したDXモデル開発が必要
    ④DXモデルの基盤を整えるには、高い精度で情報を把握するためのデータサイエンス強化が必要

    ということで、工場に例えると、DXモデル開発が新たなビジネスプラットフォーム建設にあたり、データサイエンスがその原動力となる、ということかと思われます。
    DXモデル開発の方が投下資金が多いのも、プラットフォーム構築に関わる話であるからだと理解しております。

  • 手法について憶測で言い争いしても意味はないので、この件からは身を引きます。開示を見ればわかることですし。大変失礼しました。

    私はケアネットが中期ビジョン達成のために今回のファイナンスを決めた以上は、なるべく早期に調達を完了して速やかに投資を実行し、成果を出してもらうことが最終的にはケアネットや株主のためになると思ってますし、需給面でもなるべく早く行使が完了した方が株価も早く回復すると思っております。
    この掲示板の影響力はほとんどないとは思いますが、あまり我々が手法や株価に口出しすることで発行体が動きづらくなる方が、かえって皆が不幸になる可能性があると思っております。

    いずれにしても、ファイナンスの成功とケアネットの成長を祈る気持ちは変わりません。

  • >>No. 240

    ラスゴレンライフさんに同意です。

    当初行使価額である6,321円や63億円はあくまで最初の基準値であり、実際の行使価額は株価によって変動し、それによって最終的な調達額も増減するのがMSワラントの仕組みです。
    下限は4,809円なので、みずほはそれを上回る株価水準では自由に行使する権利があり、会社は必要に応じてそれを止める権利があるというだけです。

    日本証券業協会の規則で空売りをする場合にも一定の制約がありますので、みずほは株価をわざと下げるようなことは出来ないししないと思いますが、会社から止められない限りは今日以下の株価でも自由に行使をするでしょうし、損をするかもしれないリスクを負ってまで買い支える義務もないと思います。
    プレスリリースにも、売る手法についてはどこにも書かれてません。ただ、「行使によって交付を受けた株式は長期保有せず、当社の株価及び株式市場の動向等を勘案しつつ速やかに売却していく」、と書いてあるだけです。

    ケアネットを応援する同志として、株価が上がってほしいのは同じ気持ちですが、行使や売却の仕方についてあたかもそれが事実であるかのように言及するのは、誤解を与える可能性がありますので、そこは慎重になられた方がよろしいかと思います。

    実際の行使状況の開示を見ることによって、どういう売り方をしたのかはある程度推測はつくと思います。

    繰り返しになりますが、ケアネットを応援する気持ちは同じですのでよろしくお願いします。

  • 今日は終値が6,190円と、12日の6,730円からの下落率は8%のところまで回復してきたことで、今回のファイナンスの希薄化率9.6%の内側に収まる水準まで戻ってきた形となります。
    マーケットは今回のファイナンスの目的や意義をある程度理解し評価したという証でもあり、今後は資金調達の推移や業績動向、そして調達した資金の使われ方を注視していく段階になったと言えると思います。

    掲示板も、ここへ来てようやく落ち着いて会社についての議論ができる状況になってきたので非常に喜ばしいことです(2週間前のパニックの時はどうなることかと思いましたが。)。

    この会社や業界についてよく理解されている方々のご意見は成長性の判断において非常に参考になりますし、一方で、株価動向や投資タイミングにおいてはデイトレーダーの方々のご意見は非常に参考になりますので、ファンダメンタルズとテクニカルの双方で健全な情報交換させていただけると大変有り難いです。

  • vbfさん

    有難うございます。
    エムスリーが今期の予想を出していないので何とも言えませんが、1Qの利益を単純に4倍した計算での今の株価に対するPERが75倍くらいと考えると、ケアネットは規模のディスカウントと今回の希薄化を考慮しても、今のPER40倍は伸びしろがあり、また、エムスリーに比べてはるかに小さい会社だからこそ業界のパイが膨らむ中で高い利益成長率で推移することで、結果としてPERも高く評価されていく可能性はありそうですね。

    今後が楽しみです。

  • vbfさん
    ご返信誠に有難うございます!!
    非常に分かりやすく丁寧にご説明いただき大変感謝しております。
    デイトレの品性のないポジショントークではなく、まさにvbfさんのようなご本業に携わっていらっしゃる専門家の客観的なご意見をお伺いしかったのです。

    これで会長が動画で言っていたことも完全に腹落ちしました。

    投資は自己責任であることは重々承知しておりますが、目先に一喜一憂せず、長い目で応援していきたいと思います。

    本当に有難うございました。

  • vbfさん
    製薬業界にいらっしゃる方とお見受けしてのご質問ですが、中期ビジョンのP19に、製薬業界全体におけるMR関連費が今は1.3兆円ほどあるのが、会社の見立てではそれが2030年には1兆円ほどまで減る一方、そのうち3,000億円(現状500億円の6倍)はDXに切り替わるとありますが、それも自然な流れと見てよいでしょうか。

    参入障壁が高いとされる医薬DX業界においてエムスリー、メドピア、ケアネットによる寡占状態が続くと考えると、自然体でも業界全体で年率20%超の成長が2030年まで続く計算になりますし、プライマリー医薬品より専門的知識が求められるスペシャルティ医薬品へのシフトの中で、教育に強いケアネットの存在感がさらに増すのではないかとも思ったのですがいかがでしょうか。

  • 最後に、MSワラントイコール「悪魔の増資」と条件反射的に騒ぐ声も多いですが、
    商品の特性上、MSワラントは毒にも薬にもなるものだと思っており、要は誰がどう使うか次第の話かと思います。
    すなわち、業績悪化トレンドが続く企業が背に腹は変えられない状況でMSワラントを選択する場合は、まさにデススパイラルとなるリスクと紙一重でありますが、
    好業績企業が選択する場合は、業績向上による株価の上昇効果も期待できるわけなので、そこで一度にすべての希薄化が発生する公募増資とは異なる希薄化の分散メリットが生きてくるものと思われます。

    また、潜在株は固定され、下限も決まっているため、
    際限なく売られる話ではないことはあらためてご説明するまでもないでしょう。

    特に今回はファンド割当てではないですし、国内の証券会社であれば世間の目もあると思いますのでそんなに乱暴なことはできないでしょう。

    プレスリリースには割当先も含めた情報が網羅されているので、悪魔だファンドだナイフが落ちてくるとペリー来航が如くご不安な方は、是非一読して情報を咀嚼された上で投資判断した方がよろしいかと思われます。

  • ワラントというだけで大騒ぎする方たちが相変わらず多いですが、
    エクイティファイナンスで希薄化が発生するのは公募増資も同じだと思います。

    今回は不幸にもパニック売りが先に生じてしまったため、それをワラントのせいにするのは簡単ですが、希薄化による需給の悪化が要因であれば、これが公募増資でも同様のことが起こっていた可能性もあるわけで、むしろ希薄化が一気に起こらないワラントのほうが公募より優しいという場合もあると思います。

    今は株価は不幸にも下がってしまってますが、一方で、今の段階で希薄化は発生してるわけではないので、1株当たり利益の棄損も起きていないわけです。すなわち、株価が下がって損をした人も多いかと思いますが、これからの人にとっては、バリュー的には少し買いやすくなった、という事が言えるでしょう。
    むしろ、中計の数字だけを見て思惑で1万円まで買われていた話が、その達成のための具体的な施策が発表されたことで、あらためて地に足つけて投資判断をする機会が来た、という事かと思います。

    また、今回のワラントは希薄化は約9.6%に限定され、下限も4,809円に設定されているので、過度におびえることは逆に売り方(や他人の不幸を面白がる外野)の養分にされてしまいます。

    要は、ワラント自体の問題よりも、ワラントを選択した会社がどういう財務状況にあって何の目的で資金調達を行い、その資金をどう企業価値向上につなげていくかの判別が大事だと思います。公募増資でも、その後成果が出なくて下がっている銘柄は多々ありますので。
    また、上場会社である以上、エクイティファイナンスは起こりうるリスクとして常にあるわけですし、当然ながらそれを事前に教えてくれるわけではないので、それをあたかも騙し打ちに会ったかのように騒ぐ方は、ETFやビットコインなどに行ったほうが精神衛生上まだ良いのではと思います。

    もし情報の咀嚼が不十分、または短期的な需給で株価が下落しているのだとしたら、ちょうど中計発表時点の水準まで戻っている今は逆に仕込むチャンスにもなるのではないかと思います。

  • 日曜日でまだ時間もあると思いますので、真剣にこの銘柄の投資判断を行おうとする人は、井戸端のMSワラント談義に戦々恐々とするのではなく(まるで1年前のマスクパニックを見ているようです)プレスリリースや中計を合わせて読んだ上で判断したほうが良いのではと思います。

    中計で売上300億円、営業利益で100億円を目指す話であれば、当期利益を60億円としてPER40倍で計算すると、時価総額で2,400億円と、今の4倍を目指す形になり、4分割の株式分割とも整合性がつく形となります。

    ちなみにエムスリーの前期が売上約1,700億円、営利で580億円と上記目標に対して6倍、時価総額は20倍の4.8兆円であることを考えても、ケアネットの目標はそんなにバチは当たらないと思います。

    長期目線で見ると夢があって面白いのではと思います。

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