明日は明日の風が吹く

町田、片山時代に、あまり実績の無い半導体や、IC、基盤設計、ソフト開発といった事業を譲渡するか廃止して、金も人も全て液晶事業に注ぎ込みました。
ホンハイに身売りする直前に、希望退職を募った際に、ロボット技術やプラズマクラスターの特許権を持った人達も辞めていきました。
現在のシャープでは新規事業を起こそうにも、他の事業領域は焼け野原でしょう。
しかし、シャープは、ホンハイに買収される際も問題になりましたが、コピー機の技術を持っていて、ビジネスソリューション部門は、安定した黒字部門を持っています。確かに、プリンター事業も厳しいですが、こんな液晶事業の様な大きな赤字を垂れ流すことはありません。
家電や液晶テレビの影に隠れて目立ちませんが、以前から、この部門での独立分社化の動きがあるくらい、ビジネスソリューション系の社員は、家電部門に黒字を食い潰されるのに呆れてます。
今は、過去の成功体験にとらわれず、新規事業とか、いつになるかわからない夢物語など考えずに、少しでも日銭が稼げるビジネスに事業構造を変革して、佐伯社長の頃の堅実経営に戻って株価を上げてください。

事故は買い。
事件は売り。
と株の格言で言われますよね。
これは、明らかに事件だと思うんです。
でも、最近の事件はダイハツの時のトヨタもそうだけど、下がらないですね。
トヨタなんて、ココと一緒で、12月少し下がっただけで、今じゃ実質、上場来高値圏。
こういう事件性の株は、様々な思惑もあって怖くて手が出せない。

博打にしたくないので、全て売りました。
今朝のテレビで、12月25日が歴史的に見て、一番上がる日で、26日は4番目だそう。
そんな日にも徐々に下がってるし、恐らく刑事告訴に発展しそうだし、まだ、何が出てくるかわからないので、ド素人は、大怪我しないうちにトンズラします。

今日は、NISAの買付日に設定してる人が多く、株価が上がるのが予想されたのに、それほど騰がらなかった。
これは、大手証券会社が大手顧客の逃げ道を用意して、これから落とすのかなぁ。
NHKのニュースでもインドネシアの出荷再開を報じた後、国内の工場停止のニュースを報じ、そこでは経営面への影響は避けられないと、わざわ入れてたからなぁ。
これから機関投資家も利益確定売りも本格化するだろうし、クリスマス休暇で外国人投資家は動かないだろうし、ここが思案のしどころだ。
なかなか、自分のことになると判断できないんですよ。
まだまだ儲かるかなぁってスケベ根性出るんですよね。

今日、ダイハツの販売店の前を通った時、新車が展示してあるブースには誰もいなかった。でも、ドアを開けて販売する気マンマンで新車を展示してた。
反対側の中古車販売ブースは、販売員がお客様の対応をしてた。
苦情対応かは分かりませんが、工場勤務者も休んでないで、直接、お客様の声を聞け。
休業時の給与を6割とか、9割支給とか言ってる場合じゃねえだろう。
そういう現場を経験すれば、二度と不正なんかやる気はしないだろう。

「事故は買い　事件は売り」
相場格言だそうです。
「事故は買い」
突発的な事故は、短期的な影響あるにしろ回復するので買い。
「事件は売り」
事件は、その後の業績に悪影響を及ぼす根本的な会社の問題なので売り。
このダイハツの問題は、やっぱり事件でしょうね。でも、自分が持ってると、早く損切りすべきなのか判断がつかない。

これまでの新車販売に対する補償は当然でしょうが、他メーカーへOEM供給した車両に対する補償、部品メーカーにも補償するとも言ってますが・・・。中古車ディーラーの店頭車両はどうなるんでしょうかね？