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  • 11/21北日本新聞掲載
    砺波市鷹栖出身の実業家、大矢四郎兵衛(おおやしろべえ)(1857~1930年)の功績を記した掲示板が20日、同所の銅像前で披露された。住民約20人が郷土の偉人を後世に伝え、鷹栖の魅力を地区内外に発信していくことを誓った。

     大矢は1895年、私財を投じて砺波平野を縦断する中越鉄道(現JR城端線)を創業し、初代社長に就いた。銀行や富山日報(現北日本新聞社)、砺波中学校(現砺波高校)などをつくり、県議や衆院議員も務め、地域の発展に尽力した。

     銅像と土台は1938年に神明社に建立。2014年に修復が完了したが、生前の功績を詳しく説明する掲示板がなく、地区民から設置要望が出ていた。

     掲示板は縦90センチ、横1・5メートルのパネルで、「銅像の記」として大矢の生涯を顕彰史実に基づいて紹介している。鷹栖自治振興会が、砺波市のとなみ地域力推進交付金を活用した。

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