ここから本文です

投稿コメント一覧 (358コメント)

  • 日本マイクロニクス45期株主総会について

    日時:平成27年12月22日(火)午前10時00分〜12時23分終了
    場所:吉祥寺第一ホテル8階(平安の間)第2会場7階(不使用)

    デモ映像とBattenice及び二次電池開発に関する質疑応答(要旨)の2点に関するメモによる報告です。
    この投稿は、私の記憶に基づくものであり、映像及び発言は、私が視聴し理解した範囲のものであり、MJC回答はその真意を保障するものではありません。斟酌頂きたくお願いします。

    1) 総会におけるBatteniceに関するデモ映像について
    このデモ映像は、10時26分総会事業報告P2の「企業集団の対処すべき課題」のプローブカード事業、ET事業に続く「製品技術開発」の「二次電池」に関するコメントの冒頭で行われた6分間のビデオです。放映冒頭以下のナレーションがあった。
    「積層開発品を使い、1分間の充電後、49分間の放電実験を放映します。2014年2月28日電池展のBattenice紹介ビデオは、三層積層開発であり、1分30秒間の放電でしたが、今回の積層開発品は、1分間の充電で49分放電動作した実験映像です。この間の積層開発品は6/24IR仕様から大きく改善されたものではありません。またこのビデオは、Batteniceの性能改善と課題解決の状況を示すものではありません。同時にBattenice積層開発品は、エネルギー密度と自己放電に関する課題解決にむけた活動を継続しています。」
    デモ映像がスタート。積層5㎝四方基盤(無外装)側に充電1分間終了。充電したBatteniceをリード線で小型扇風機(羽根の直径3㎝位)に接続。時計を12時に合わせ横において放電開始しコマ送りして49分で回転が止まる映像で終了した。
    その後、社長がBatteniceの開発現状を6.24IR及び12.2Q&Aをベースに報告した。
    2) 総会でのBatteniceに関する質疑応答について
    社長が議長を行い、総会議決提案の3つの趣旨説明をした後10時45分より質疑応答に移った。以下Batteniceに限定した質問と回答(要旨)は以下の通り。
    --------------------------------------------------------------------------------------
    Q-1:6.24IR以降の進捗状況をお聞かせくさい。
    A:(長谷川:社長)6.24以降大きな進捗がないため、その後発表はしていない。
    Q-2:13.11.19IRの目標仕様数値の根拠、決定的とも言える自然放電数値に関する未開示について説明ください。
    A:(長谷川)目標仕様は、グエラとの提携で示された仕様データを元に設定した。自然放電の改善は急務との判断から、製品化にむけた開発スパンとの関係で、グエラ社から大学との協同開発へと転換した。
    Q-3:11.19IRでいう小型軽量化と電力密度を飛躍的に高める電池開発と量産化技術の確立を詠った基本性能を明らかにしてほしい。(拍手)
    A:(井上:技術常務)目標性能は、充電層の性能に関するグエラ社による数値に基づきメタル仕様に落とした数値として目標仕様を設定した。一方で基本性能は、グエラ社の3㎝角のガラス基板を大きな30㎝メタルシートとして試作し、均質的に形成する充電層の数値を元に発表させて頂いた。基本性能は、ステップバイステップで上げてゆくことを想定して発表した。現在それを底上げするための取り組みを進めているところです。自然放電については、13年IR段階で小型仕様に関しては、自然放電と相関絶縁の分離が問題として了解していたが、グエラ社として調光ガラスにおける自然放電の解決手法を明示して解決が可能との判断の上で発表した。しかし自然放電の解決がはかばかしくないとの判断から、6.24IRにおいて、自社の単独責任による開発体制をめざし大学との研究開発に移行させて頂いた。
    Q-3:(再質問)6.24のIRの量産レベルの基本数値を回答してください。
    A:(井上)数値の点で補足さえて頂ければ、6.24IR数値は、11.19IR数値に比べて高いレベルです。その後充電層レベルの改善目標を重点においてきた。その値が一人歩きすることを懸念して、また手元にないのでコメントを避けたが、大凡(電力密度)は100から200(Wh/L)アッパーの水準だと記憶しています。
    (長谷川)開発品に関する数値については発表できないのでご了承ください。
    Q-4:自己放電の解決の見通しを聞かせてください。
    (長谷川)現状は、発表した数値以上の改善はできていません。原因を究明し現在その改善をすすめているところです。
    Q-9:サンプル出荷製品仕様への反応及び6.24 IRのBatteniceの基本数値の薄膜レベルでの数値を教えてください。
    (長谷川)昨年9月出荷以降、新たなサンプル出荷はしていない。
    (中田:二次電池開発本部担当執行役員)均質なデータ観測が可能であり、過去データと比較しやすいことから、ガラス基板数値を元に発表させて頂いた。薄膜では、基盤素材との関係で柔らかい層になることからガラス基板の方が安定したデータ検出に適しているとの判断でした。金属薄膜を含めて各種素材にて検証しており、適切な段階で発表します。
    (井上)ガラス基板数値は様々な製品仕様での基礎数値に関する定点観測素材として継続させて頂く予定です。現状の数値の到達点の発表には、試作開発ラインでのメタルシートをロールツーロールで生産した量産品開発品レベルでの均質数値を想定しており、そこにいたるまでは、バッチ単体レベルのメタルシートデータになっており、現状では発表できないことをご理解ください。またシート面積の大きさで数値が異なるのが現状です。
    Q-11:今日のデモに関する充電側デバイス(電圧と電流)とモータ出力、積層数と配列について。また将来的にはロボット用電源(100A500V)としての開発可能制についてお聞かせください。
    (中田)電圧は2.8V、電源は乾電池ではなく、外部充電装置を使用しています。理由は単相よりも多くの電流を流したい為です。メタルシートは50層の並列です。電流は1A以上となります。ロボットなどの大電流大電圧品については、今後更に開発にむけた検討をすすめます。
    Q-12:バテナイスに関する大学での研究開発を含めて開発体制と社長の開発製品化への決意を聞かせてください。
    (長谷川)役員体制については、井上は役員を退任するが、引き継ぎ顧問の役割で開発に関わります。また新たな事業組織として二次電池開発本部と執行役員の配置を行い、Batteniceは性能向上と製品化技術から開発を強化していきます。是非応援して頂きたくお願いします。
    (井上)二次電池開発本部の体制は、現在専業で40名です。

  • MJCIR問い合わせで分かったこと

    この間、先に投稿した(No.801)株主総会議案取締役選任の件について問い合わせさえて頂きました。その回答から分かったことを投稿します。

    1) 二次電池開発本部及び役員人事について
    これは最初から話かっていたことですが、中田邦彦氏が短期目標及び計画で業務執行する執行役員として二次電池開発本部長を担当すること。
    2) 技術開発戦略室と役員人事について
    技術開発戦略室は、社長直轄の組織として、長期視点に立った調査、企画、立案を行い、長年の職務経験に基づく知見や人脈を有する井上龍雄氏(現常務取締役:次期降格)が引き続き部門責任者として担当すること。
    以上
    以上の前提を踏まえて、今後検討すべきことは以下のことであろうと考えています。

    1)取締役と執行役員との関係
    一般に執行役員制度を採用する企業は、取締役会が執行役員の業務執行と意思決定責任を負うことになるので、取締役の誰がこの技術開発戦略室と二次電池開発本部長を掌握するのかということです。新任の外川考氏が担当するというのが妥当なのかもしれない。
    2)6.24IRの「技術的課題」について
    昨年総会は、13.11.19IRを前提にして、井上本部長は、本総会議案にある「製品技術開発」に表現されている以下の2つの事項を課題として提起した。
    ・性能向上の為の要素技術開発、製品化のための製造プロセス・実装技術の開発。
    ・試作開発ラインによる量産化技術を確立し、量産試行ラインの設置および稼働
    しかし15.6.24IRは、以上の開発手法の延長戦上に達成できるものなのかどうか、つまり上記手法で、13.11.19IRの目標開発スペックが達成できるのかどうかである。
    これが45 期総会のもっとも核心的テーマなのだと思う。

  • 本日、第45期定期株主総会議案を頂き、読ませて頂きました。

    一読して、私が奇異に感じたのは、取締役報酬改訂ではなく、次期取締役選任です。
     それは、昨年12.19第44期株主総会においてBatteniceに関する質疑応答を一手に引き受け、その技術開発現状と手法を語っていた井上龍雄常務取締役技術本部長の名簿がないことです。
     しかも10月1日付にて技術開発戦略室室長に就任した常務取締役が、45 期取締役に立候補していないことがとても理解し難いことです。
     現行のMJC株価は、プローブカード事業の業績効果だけでなく、株主の期待は、Battenice開発進捗への期待に他なりません。

     9月2日付にて社長直轄の技術開発戦略室を新設し、技術開発本部を二次電池開発本部とする組織変更及び人事異動を発表しながら、肝心の技術開発戦略室に選任した井上常務取締役が取締役から退き、しかも二次電池開発本部長に就任した中田邦彦は執行役員に留まり、専任取締役には選任されず、技術開発戦略と二次電池開発というMJCの戦略的技術開発に関わる専任取締役が不明のまま株主に45期取締役の選任を求めるということがとても理解できないのです。

     5年にわたるBattenice開発に関わった技術本部長が、来期常務取締役として選任されず、またMJCの戦略的技術開発と昨年の総会でMJCの第二の事業の柱とすると宣言した二次電池開発つまり、Battenice事業に関わる専任取締役の選任を明確にしないトップ(代表取締役)の経営感覚を疑いたくなります。
     すくなくとも技術開発戦略室と二次電池事業に関する専任取締役に関する組織体制と人事を12.22第45期株主総会前に出すべきだと思います。

     そうでないと第2号議案に関する議決は議決要件を欠くと言わざるを得ません。

  • 株でリッチな生活さんへ

    私もそう思います。
    世界を「解釈」しかしない経営者のもとには、世界を「変革」しようとする社員は存在しません。
    MJCがそのような企業であれば、だれも投資をしません。
    まさに余計なお世話だと思います。

  • MJC投資について

    株主提案に関する賛否を巡って、大きな論議になっています。
    重要な指摘は、法的訴訟疑義を有する会社への株主提案だと思います。訴訟という敵対関係を想定する会社への投資継続は、資金提供である限り、それ自体自己矛盾に他なりません。
    株主提案そのものを否定しませんが、その段階ではないと思います。
    いくつかの論点について、私の見解を述べさせて頂きます。

    論点①〜株式投資環境のあり方
    株式投資環境は、指摘されているように、機関投資家と証券取引所、証券会社の癒着構造に起因した個人投資家の保護施策の欠如であり、とりわけ空売りの解禁以降、個人のささやかな善良な株式投資を、株取引のプロによる空売りに不可欠な貸株取引によって収奪する構造に転化しており、この構造の改革のための政策措置が進展していないことは明らかです。そのための改革は、MJC投資に関わりなく、株式取引環境に共通する問題であることはかねてから指摘されている通りです。

    論点②〜ストップオプションのあり方
    MJCのストップオプションに関する疑義がありますが、MJCの職員へのモチベーション、ロイアリティとして、十分頷ける施策として理解しています。半導体事業の浮沈と競争環境の激化のなかで、安定的な雇用環境を継続できない情況のなかで、職員自ら、将来的な備えとともに、事業目標へのコミットメントの醸成には、インカムゲインだけでなく、インベストメントゲインとしての「ストップオプション」は、取り得る施策として、十分に理解できるものと思われます。その点での株主利益との背反があれば、その点での改善を要望すべきかと思います。

    論点③〜2013年11月19日IRについて
    IRの表記の不備については、IR側と株主側との思惑ギャップかと思います。もし、そのギャップを意図して株価つり上げの事実があれば、成立する事案ですが、13年11月のIR段階でのMJC株式購入が、その真偽、時期、リスク負担を自問し、購入の当否を決定したものと判断出来ます。ホルダーは、皆そのような葛藤を経て、今日あるものと理解しています。すくなくとも昨年12月株主総会は、13年IRを前提としたMJCへの経営意志を問うものであり、すでにその内容は、総会レポートとして掲示した通りです。

    論点④〜MJCの経営意志の表明について
    昨年12月株主総会での最大の収穫は、「Batteniceを当社の第二の柱にするという気持ちを厳しい環境にも関わらず継続してきたということを理解して頂きたい。何としてもこのBatteniceを世に出していくんだという意思を四年間にわたって維持できたということを理解頂きたい。」という経営トップの意志表明を伺うことだができたことです。
    この意志表示の頓挫と撤回がない限り、この会社への投資価値は減衰しないと判断しています。

    論点⑤〜製品化プロセスとスペック開発について
    上記経営意志実現のためにスペック仕様開発をすすめており、総会の井上取締役技術本部長によれば「まずサイクル寿命ですが、いろいろな条件があることから十万回という目標はクリアしていない。ある条件のもとで数万回は達成している。多様な条件設定による試験にお時間をいただきたい。次にエネルギー密度では、薄膜シート素材仕様の改良を行い、目標に近づけるためにより厚い充電層の開発を行う試作設備ラインを装備することとした。出力密度については、素材開発に比例するので、これを同時に達成させたい。」
    これは以下(論点⑥)の井上取締役技術本部長の発言でいえば、「プロセス」にあたるものであり、この開発に関する改善手法に他なりません。
    これは、スペック開発に関するスペースとラインを青森既存工場で縮小部門「FPD事業関連」スペースに置くという説明につながります。

    論点⑥〜アンセンブリ試作ライン構築について
    同時に上記経営意志実現のためにBattenice事業化のために二次電池製品メーカーへのサンプル製品開発のための製品試作ラインを新規に構築したことです。それは、総会での井上取締役技術本部長の言葉によれば、「多層化という場合はプロセスとアンセンブリの二つありますが、アッセンブリについては、電流と電圧のそれぞれの要求への対応をしなければいけないためには沢山のサンプルを試作実験しなければならないという段階です。いまやっているレベルでは顧客仕様対応に不十分な状況であり、現在すすめている試作製造ラインが来年5月にできれば、今までの数十倍のサンプル試作と顧客仕様への対応が可能であり、それをもって基本仕様の改善も可能とする状況にもっていくことができると判断している。」

    論点⑦〜二次電池としてのサンプル出荷について
    一部のホルダーに誤解があるかと思いますが、単独で製品化できる完成品とは異なり、二次電池:Batteniceは、他社製品に実装されてはじめてその機能が発揮されるものであり、常に提供するメーカーの戦略ドメインに従属します。ということは、実装される完成品メーカーにおける様々な仕様について、実装データの提供が不可欠です。MJCは、その実装データを様々なサンプル仕様の開発に応えるためにあえて5億円を投資して青森松崎工場を建設したのだと思います。
    完成品メーカーへのサンプル出荷が続く限り、製品化へのアプローチが継続されていると理解しています。

    まとめ
    私の見解は、MJCの背任行為として証拠と証人をもって実証できる段階にならない限り、またMJC側の経営意志の頓挫、撤回と思われる事象の検証がない限り、投資を継続するというものであり、Battenice事業進捗に関する疑義は、昨年のように株主総会の設定議題の如何に関わらず、個人株主ホルダーの思いの限りを吐露して、説明責任を追究することでが当面なすべきことではないかと思っています。

  • ホルダーの皆さんへ(3/3)

    A-10当社は、リーマンショック以降、減配、下方修正などの経験もあり、環境の厳しさを正直に反映した配当を予測させて頂きました。当社の今後の経営戦略を踏まえて管理本部も含めて検討していきたい。斎藤管理本部長からの補足をさせて頂きたい。
    (斎藤管理本部長):配当は配当性向及び適切な利益配分から判断させていただきました。プローブカード事業は展望を切り開いておりますが、ご期待に添えるべく確実に実現できる数値として発表させていただきました。
    Q-11いまの回答は質問の答えになっていません。なぜ増配後の数日後の減配を
    に発表する必要がないのではないかという質問をしています。下方修正という方法があるにもかかわらず、Q1終了前になぜ減配をしたのかをお聞かせください。なかなかプラスのIRは出さない会社なのですから、マイナスのIRは是非出さないでほしい。(拍手)ストップオプションのために株価を下げたいとの意図ではと勘ぐりたくなります。(拍手)もうこれからはやってほしくありません。
    A-11IR及アナウンスの仕方に関することだと思います。半導体業界における注目として企業決算の見通しに対する正確性が問われる状況を意識するとともに、私自身株主としての自覚を持ち、配当に対する注目を想定したうえでの判断であるということを理解してほしい。世界的なシェアをもつ企業としての堅実な数値を意識したということを理解頂きたい。
    Q-12いま売り出し可能な市場はどのようなものですか?
    A-12サンプル出荷は現在、量産段階に入り、Batteniceのもつ「繰り返し性能」
    とか「急速充電」などリチウムに対して特性の活かせるエリアを考えています。現状のリジウム二次電池は市場にマッチしていない状況にある。
    この二次電池は、これまで全く市場に存在しない商品であり、量産化を模索し、市場を開拓すべく調査しており、さまざまなメーカーと接触し、その姿を皆さまに伝えることができると思う。いきなりすべて市場で満足する仕様を実現することは難しくしいが、その時期にIRをさせて頂きたい。
    Q-13サンプル出荷は現状では数社とのことですが、サンプルへの評価について、どのような反応があったのかを教えてください。また画期的な商品であり、ノーベル賞なみの価値をもつと評価されることから、マイクロ一社の開発ではなく、今後優秀な電池メーカーとの共同開発の検討も必要かと思いますが、どのような考えをお持ちですか?それからBatteniceという製品を市場に出すという社長の意気込みをお聞かせください(拍手)
    A-13この間のBattenice開発に関するハードルと量産化に至る経緯を考えると
    他者に技術だけを持って行かれて、違うものが市場にでてしまうという状態を株主も含めて望んでいないと判断しています。それは背任行為に等しいことであり、時間をかけて検討したいと思います。しかし商品化する為にはそんな悠長なことは言っていられないので、適時判断して実現したい。
    意気込みをということですが、Batteniceの開発について足掛け5年が経過しており、当社のなかでも極めて厳しい時期における開発でありました。希望退職を募る環境にあり、Batteniceを当社の第二の柱にするという気持ちを厳しい環境にも関わらず継続してきたということを理解して頂きたい。何としてもこのBatteniceを世に出していくんだという意思を四年間にわたって維持できたということを理解頂きたい。口ごもることもありながら、その意思を継続してきたことだけはここにきた方に覚えていてほしい。
    このような思いで一丸となってこれを実現するために、「いま、ここにいる」ことをご理解頂きたい。是非とも商品化をお待ち頂きたい。(拍手)
    (井上技術本部長)サンプル出荷への反応についてお答えします。現状お客さまの評価は終わっていませんが、サイクル寿命と低温動作についてご評価を頂いていることを報告させてください。
    A-14 命の次に大事なお金を投資して、御社を支えようとしている私たち株主の
    気持ちを、社長をはじめ役員の皆さんは共有しているかと思います。その時にいまここにきた株主がどんなことがあっても来年も支えていこうという気持を持ってこの場を去って憂いがないということを言ってくれますか?今回が初株主総会ですが、来年の株主総会には、社長が、今日のような厳しい緊張した表情ではなく、にこやかな笑顔できていただけるのかどうかをはっきり言ってほしいと思います。そう言明していただければ、嫁さんからもしかられることなく、今年も年越しできるのです。ズバッと一言お願いします。(笑と拍手)
    A-14非常に嬉しいお言葉です。この席にいる役員メンバーは、リーマンショ
    ク以降、取締役の数を減らしながら、人員削減も行い、すべての製品化を実現し、なんとか経営を黒字化し、今期は配当をわずかながらも出すことができるようになりました。この体験を含めて一丸となって会社を支えてきました。また二次電池Batteniceに対しても早く納得できるような形でさまざま場所にておめにかかれるような状況にしていきたいと思います。今期の減収減益は、来期以降の種まきにあるという経営姿勢をご理解いただきたくお願いします。感謝してほしいとまでは言いませんが、来期45期はみなさまが納得にいくスコアに伸ばせるよう、役員一丸となって頑張っていきたい。よろしくお願いします。(拍手)
    Q-15200枚レベルの多層化(積層化)について、現状の到達状況と他社との共同開発などの検討があれば教えてほしい。
    A-15(井上技術本部長)多層化という場合はプロセスとアンセンブリの二つありますが、アッセンブリについては、電流と電圧のそれぞれの要求への対応をしなければいけないためには沢山のサンプルを試作実験しなければならないという段階です。いまやっているレベルでは顧客仕様対応に不十分な状況であり、現在すすめている試作製造ラインが来年5月にできれば、今までの数十倍のサンプル試作と顧客仕様への対応が可能であり、それをもって基本仕様の改善も可能とする状況にもっていくことができると判断している。
    他社との共同開発については、貴重なご意見とさせて頂きたいと思います。

    以降、議案ごとに拍手で採決し、議案を原案どおり議決した。

  • ホルダーの皆さんへ(2/3)

    Q-5:先ほどIRの出し方に関する「公平性」の質問がありましたが、例えばサンプルができたのであれば、その時点で「できました」とのIRを提供すべきだと思う。公平性を言うのであれば、IR側の適正な情報開示が不可欠だと思う。IRの出し方及び情報開示のあり方を見直していただきたい。もう一つは井上さんに質問しますが、先ほどの回答では理解できない。電池展で示されていた目標性能に関する項目別の到達状況を報告すべきだと思う。(拍手)
    A-5 IRの出し方については「わかりにくい」、「また情報が捉えづらい」とのお叱りは把握しておりChallennge17を通じて検討させていただきたい。理解のしやすさと同時に技術情報の漏洩を回避する手法について検討したい。
    (井上技術本部長)まずサイクル寿命ですが、いろいろな条件があることから十万回という目標はクリアしていない。ある条件のもとで数万回は達成している。多様な条件設定による試験にお時間をいただきたい。次にエネルギー密度では、薄膜シート素材仕様の改良を行い、目標に近づけるためにより厚い充電層の開発を行う試作設備ラインを装備することとした。出力密度については、素材開発に比例するので、これを同時に達成させたい。
    Q-6:(第二会場からの質問)IRについては感覚的にはまだまだという印象で
    す。別の投資先では、工場見学への提案などもあります。そういうこともやった方がよいと思う。前回総会でも提案したが、今回の同じ問題が起きているのでIRのやり方を再検討すべきだ。それから、IRとの関係で社長が空回りしている印象を持っている。IR担当者は、経理系職員とか上意下達意識の強い職員ではなく、社長をサポートできるような人材を育成、配置すべきだ。IRを巡って株主との分裂が引き起こされることを一番危惧しています。斎藤取締役には是非改善を実現してほしいと思う。(拍手)
    A-6叱咤激励と受け止め、貴重なご意見ありがとうございます。IRについて改善したいと思います。工場見学会は約束とはいきませんが、青森と大分という場所でもよければ、検討の材料にさせていただきたいと思います。ありがとうございます。
    Q-7(第二会場からの質問)昨年の株主総会でサンプル出荷を9月までにしてほしいというお願いをさせていただき、その通り実現していただき非常に感謝しております。IRの出し方として、電話及びメールでの問い合わせに対して、毎月まとめて回答できるものは、IRとして公開することにしていただきたい。(拍手)
    A-7貴重なご意見ありがとうございます。FAQとしてHP上に掲示させて頂いておりますが、一定の段階でまとめて開示することについて改善の余地はあると判断し検討させていただきたいと思います。株主からの不満を解消できることであれば、積極的に検討したい。
    Q-8 Batteniceに伴う会社買収防衛策の提案がありましたが、商標登録は費用をかけて抜かりなく取得していると思いますが、インターネットドメインについてはすでに第三者から3つ取られていますBattenice.com,Battenice.netなどです。私は、現在Battenice.infoを持っています。現状十幾つかの空きがあり、取得することを提案します。Batteniceドメインで問題のある情報が流されるリスクに対処すべきと思う。Batteniceを広めるためにもIRを英語で出してほしい。(拍手)
    A-8現状では、プレスを英語で出していますが、それ以外はこれからという現状です。ドメインについては貴重なご意見ありがとうございました。現在Battenice.mjcというドメインを取得しています。どこまで取得するのかについて、ご意見を踏まえて検討させてください。
    Q-9サンプル出荷数について教えて頂きたい。(拍手)
    A-9サンプル出荷社数とのご質問かと思いますが、現状は申し出に対応できていない状況にあり、数社という段階です。来年春までに量産機(ライン)が形になるという段階であり、今後試作できる(ラインを)増やしていきたい。
    Q-10今期の増配と来期の減配についてお聞きしたい。44期の30円への増配は配当性向25%程度を想定したものと理解するが、来期の事業環境の厳しさをよく理解した上で、何故45期の始まった44期決算発表の段階で20円への減配を発表するのか、その理由をお聞かせください。このような増配を発表した直後に減配を発表する企業は聞いたことがないと証券会社の担当から言われました。来期末の配当は、「未定」でもよかったのではないのでしょうか?(拍手)

  • ホルダーの皆さんへ(1/3)

    以下に昨年の株主総会の質疑応答を再録します。
    私はいまでも総会で取締役の眼光と語気を覚えています。
    すくなくともMJC役員は総会の株主の言葉を忘れてはいないと思っています。
    --------------------------------------------------------------------------------------------
    【質疑応答】株主より2つ以内の質問、意見、及び動議を受け付け、各号議案ごとに採決する旨の提案を拍手で確認した。
    Q-1:2Pで気になることとして、土地建物の増築はあるが、Batteniceの試作量産機械設備の記載がない。導入時期について教えてほしい。
    A-1:Batteniceは4年にわたる開発を行い、昨年IRを発表し、二次電池展で試作品を出展し、サンプルを出荷することができた。ET事業の減産で空きスペースのある松崎工場にてサンプル試作を行ったが、現在来年春に構築される試作ラインで、量産化に適した設備ライン(α機)を完成させ、新たなタイプを試作できる準備をすすめている。
    Q-2:Batteniceの量産化、製品の歩留まり、コストの見通しについて教えてほしい。
    A-2:現在はR&Dベースの30㎝角のシート状の開発段階のBatteniceであり顧客仕様の注文に対応した量産化のレベルではない。歩留まり、材料の見直し等研究段階の部分もあり、詳細は控えさしていただきたい。リチウムイオンとの関係では、現状は厳しいが、今後の量産化によるコストダウンをすすめていく予定である。
    Q-3:3Pの中期計画内容についてIR宛メール問い合わせをさせていただいたが
    「公平性を欠く」との理由で、回答をいただくことができなかった。その質問とは、「要素技術」「実装技術」の開発は、どのようなものであり、どのような段階なのか、またHP記載のある所期「目標仕様」との関係でどのような到達点なのかということだった。また電池展での説明員は、この目標の実現は1年以内かとの質問に対して、それより早くと答えていた。この場で製品開発の現状の到達状況を明らかにすべきだ。(拍手)
    A-3:先ずは多様な電話があるなかで、一人だけに情報を与えるのは、公平性を
    欠くとの判断から、そのような回答を行った。現状の技術問題や取り組み課題について、秘守義務と情報漏洩対応から、詳細を明らかにできないことを理解いただきたい。株主の知りたいことが聞きてもわからないというご不満は承知しているが、そのような状況をご理解願いたい。書面で回答できるような状況で公平な情報を提供したいとの趣旨を理解してほしい。現状の性能は残念ながら、二次電池展で掲げた「目標仕様」にはまだ達成できていないという状況にある。
    Q-4:そのような回答を聞きにきたのではない。そのレベルはHPに書いてある。Batteniceの仕様目標で達成できていない指標などの具体的な到達状況を知りたい。(拍手)
    A-4:その件は技術本部長から回答をさせていただきたい。
    (井上技術本部長):アプリ仕様要求にまだ現実的に応えらない現状、情報漏洩、技術戦略に関わることもあり、大概的に述べたい。まず電池展で掲げた目標は1年以内にすべてくリアできるものとして設定したものではないことをご理解頂きたい。当面の技術課題に関しては、まず実装技術に関する質問についてお答えします。従来の二次電池は、充電層がタンクであるのに対して、薄膜であるという違いがある。薄膜シートの効率的量産化及び安定した性能の提供には薄膜素材の材料改良を課題として取り組んでいる。

  • トミーの予想さんへ
    >>自動車用としては使用下限の温度がー40°cだったかな?今のバテナイスはー25°cで未だ追いつかないので何か補完策がないといけないんでしょうね。このあたりも技術向上が期待されます。

    昨年末の総会でも井上技術本部長がサンプル評価について以下のように応えていました。どのような条件下の低温動作はわかりませんが、評価頂いたとのことでした。参考まで!

    ------------------------------
    Q-13サンプル出荷は現状では数社とのことですが、サンプルへの評価について、どのような反応があったのかを教えてください。また画期的な商品であり、ノーベル賞なみの価値をもつと評価されることから、マイクロ一社の開発ではなく、今後優秀な電池メーカーとの共同開発の検討も必要かと思いますが、どのような考えをお持ちですか?それからBatteniceという製品を市場に出すという社長の意気込みをお聞かせください(拍手)

    A-13この間のBattenice開発に関するハードルと量産化に至る経緯を考えると他者に技術だけを持って行かれて、違うものが市場にでてしまうという状態を株主も含めて望んでいないと判断しています。それは背任行為に等しいことであり、時間をかけて検討したいと思います。しかし商品化する為にはそんな悠長なことは言っていられないので、適時判断して実現したい。
    意気込みをということですが、Batteniceの開発について足掛け5年が経過しており、当社のなかでも極めて厳しい時期における開発でありました。希望退職を募る環境にあり、Batteniceを当社の第二の柱にするという気持ちを厳しい環境にも関わらず継続してきたということを理解して頂きたい。何としてもこのBatteniceを世に出していくんだという意思を四年間にわたって維持できたということを理解頂きたい。口ごもることもありながら、その意思を継続してきたことだけはここにきた方に覚えていてほしい。
    このような思いで一丸となってこれを実現するのために、「いま、ここにいる」ことをご理解頂きたい。是非とも商品化をお待ち頂きたい。(拍手)
    (井上技術本部長)サンプル出荷への反応についてお答えします。現状お客さまの評価は終わっていませんが、サイクル寿命と低温動作についてご評価を頂いていることを報告させてください。

  • 5月アナリスト説明会について

    すでにMJCは、HP で5月8日に第45期9月期 第2四半期決算発表を行う旨を発表していますが、この時期に毎年行われている「アナリスト説明会」に関する日程について公表していません。
    通例ではあれば、アナリスト説明会は、第二四半期決算発表以降の翌週乃至翌々週の月曜日に開催されており、今年でいえば、5月11日乃至5月18日に開催されると推測される。

    すでにMJCは株主総会にて井上技術本部長が「現在すすめている試作製造ラインが来年5月にできれば、今までの数十倍のサンプル試作と顧客仕様への対応が可能であり、それをもって基本仕様の改善も可能とする状況にもっていくことができる」と表明しており、試作品製造ラインの完成に関するIRが発表されるものと思う。

    このIRは、単に試作ラインが完成しましたとする発表では意味がなく、この試作ラインがどのような狙いで新たな顧客へのサンプル出荷を行うのか、またBattenice目標仕様の改善のためにどのような試作を進めていくのかに関する何らかのMJCの経営意志表明でなければならない。
    しかしIRというテキストベースには明示できないことから、抽象的な言い方で、お互いが含意できる情報交換の可能なアナリスト説明会が、一番適切な場なのだろうと思う。

    とりわけ試作ラインは、以下の総会での井上技術本部長の発言:「次にエネルギー密度では、薄膜シート素材仕様の改良を行い、目標に近づけるためにより厚い充電層の開発を行う試作設備ラインを装備することとした。出力密度については、素材開発に比例するので、これを同時に達成させたい。」と表明しており、この表明にそって、どのような目標仕様の改善を行うのは、衆目の、とりわけアナリストの注目の的であると思う。そうであれば、どのような解説と質疑への応答をするのかは定かではないが、アナリスト説明会とその後の反応は注視したいと思う。

    以下に総会発言を再録します。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    Q-5:先ほどIRの出し方に関する「公平性」の質問がありましたが、例えばサンプルができたのであれば、その時点で「できました」とのIRを提供すべきだと思う。公平性を言うのであれば、IR側の適正な情報開示が不可欠だと思う。IRの出し方及び情報開示のあり方を見直していただきたい。もう一つは井上さんに質問しますが、先ほどの回答では理解できない。電池展で示されていた目標性能に関する項目別の到達状況を報告すべきだと思う。
    (拍手)
    A-5 IRの出し方については「わかりにくい」、「また情報が捉えづらい」とのお叱りは把握しており、Challennge17を通じて検討させていただきたい。理解のしやすさと同時に技術情報の漏洩を回避する手法について検討したい。
    (井上技術本部長)まずサイクル寿命ですが、いろいろな条件があることから十万回という目標はクリアしていない。ある条件のもとで数万回は達成している。多様な条件設定による試験にお時間をいただきたい。次にエネルギー密度では、薄膜シート素材仕様の改良を行い、目標に近づけるためにより厚い充電層の開発を行う試作設備ラインを装備することとした。出力密度については、素材開発に比例するので、これを同時に達成させたい。

  • シロアリさんへ
    ご無沙汰しています。
    その通りだと思います。井上さんのもう一つの課題である「プロセス(=要素技術)」に関するブレークスルーですね。やはり素材は、製品のパフォーマンスはもちろんのこと、製造コストに深く関わる問題なので、多様な実験による素材及びその配合率などのデータ解析など、極めて重要な技術開発になります。
    期待したいですね!

  • はい、その通りですね。
    5月完成は、サンプル出荷用試作製造ラインであって、完成品の想定する実装プロセスを前提とした製品製造ラインではないと思います。

    逆に言えば、5月以降にこれまで数社だったサンプル品提供先数とサンプル仕様数が飛躍的に増えることになります。しかも、この試作プロセスの多元化と多様化が製品開発のもう一つの側面、つまり製造プロセスのブレイクスルーの可能性を飛躍的に高めることで、開発仕様目標の完全なクリアーに向けた取り組みに資するというのが井上本部長発言の意図であり、これが何を意味するかをしっかり考えることが投資判断のポイントになると私は思います。

    今期採用の新人職員がどの位の規模なのかは定かではありませんが、二次電池開発を明記にした採用人事で開発体制を補強する意図もここにあると睨んでいます。

    私の勝手な理解と判断です。

  • 糸満の漁師さんへ
    昨年の株主総会での井上技術本部長の以下の発言だと思います。

    ----------------------------------------------------------------------------
    Q-15 200枚レベルの多層化(積層化)について、現状の到達状況と他社との共同開発などの検討があれば教えてほしい。
    A-15(井上技術本部長)多層化はプロセスとアンセンブリの二つありますが、アッセンブリについては、電流と電圧のそれぞれの要求への対応をしなければいけない段階にあり、そのためには沢山のサンプルを試作実験しなければならないレベルです。いまやっているレベルでは顧客仕様に不十分な状況であり、そのために現在すすめている試作製造ラインが来年5月にできれば、今までの数十倍のサンプル試作と顧客仕様への対応が可能であり、それをもって基本仕様の改善も可能とする状況にもっていくことができると判断しているところです。
    他社との共同開発については、貴重なご意見とさせて頂きたいと思います。

  • himさんへ
    そのとおりですね。ホルダーの比ではないですね!

  • 新規ホルダーの皆様へ

    以下昨年の昨年のMJC総会の質疑応答の議事録です。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    日本マイクロニクス第44期定時株主総会速報

    日時:平成26年12月19日(金)午前10時00分〜11時59分終了
    場所:吉祥寺第一ホテル8階(平安の間)第2会場7階

    Q-1:2Pで気になることとして、土地建物の増築はあるが、Batteniceの試作量産機械設備の記載がない。導入時期について教えてほしい。
    A-1:Batteniceは4年にわたる開発を行い、昨年IRを発表し、二次電池展で試作品を出展し、サンプルを出荷することができた。ET事業の減産で空きスペースのある松崎工場にてサンプル試作を行ったが、現在来年春に構築される試作ラインで、量産化に適した設備ライン(α機)を完成させ、新たなタイプを試作できる準備をすすめている。
    Q-2:Batteniceの量産化、製品の歩留まり、コストの見通しについて教えてほしい。
    A-2:現在はR&Dベースの30㎝角のシート状の開発段階のBatteniceであり顧客仕様の注文に対応した量産化のレベルではない。歩留まり、材料の見直し等研究段階の部分もあり、詳細は控えさしていただきたい。リチウムイオンとの関係では、現状は厳しいが、今後の量産化によるコストダウンをすすめていく予定である。
    Q-3:3Pの中期計画内容についてIR宛メール問い合わせをさせていただいたが「公平性を欠く」との理由で、回答をいただくことができなかった。その質問とは、「要素技術」「実装技術」の開発は、どのようなものであり、どのような段階なのか、またHP記載のある所期「目標仕様」との関係でどのような到達点なのかということだった。また電池展での説明員は、この目標の実現は1年以内かとの質問に対して、それより早くと答えていた。この場で製品開発の現状の到達状況を明らかにすべきだ。(拍手)
    A-3:先ずは多様な電話があるなかで、一人だけに情報を与えるのは、公平性を欠くとの判断から、そのような回答を行った。現状の技術問題や取り組み課題について、秘守義務と情報漏洩対応から、詳細を明らかにできないことを理解いただきたい。株主の知りたいことが聞きてもわからないというご不満は承知しているが、そのような状況をご理解願いたい。書面で回答できるような状況で公平な情報を提供したいとの趣旨を理解してほしい。
    現状の性能は残念ながら、二次電池展で掲げた「目標仕様」にはまだ達成できていないという状況にある。
    Q-4:そのような回答を聞きにきたのではない。そのレベルはHPに書いてある。Batteniceの仕様目標で達成できていない指標などの具体的な到達状況を知りたい。(拍手)
    A-4:その件は技術本部長から回答をさせていただきたい。
    (井上技術本部長):アプリ仕様要求にまだ現実的に応えらない現状、情報漏洩、技術戦略に関わることもあり、大概的に述べたい。まず電池展で掲げた目標は1年以内にすべてくリアできるものとして設定したものではないことをご理解頂きたい。当面の技術課題に関しては、まず実装技術に関する質問についてお答えします。従来の二次電池は、充電層がタンクであるのに対して、薄膜であるという違いがある。薄膜シートの効率的量産化及び安定した性能の提供には薄膜素材の材料改良を課題として取り組んでいる。
    Q-5:先ほどIRの出し方に関する「公平性」の質問がありましたが、例えばサンプルができたのであれば、その時点で「できました」とのIRを提供すべきだと思う。公平性を言うのであれば、IR側の適正な情報開示が不可欠だと思う。IRの出し方及び情報開示のあり方を見直していただきたい。もう一つは井上さんに質問しますが、先ほどの回答では理解できない。電池展で示されていた目標性能に関する項目別の到達状況を報告すべきだと思う。(拍手)
    A-5 IRの出し方については「わかりにくい」、「また情報が捉えづらい」とのお叱りは把握しており、Challennge17を通じて検討させていただきたい。理解のしやすさと同時に技術情報の漏洩を回避する手法について検討したい。
    (井上技術本部長)まずサイクル寿命ですが、いろいろな条件があることから十万回という目標はクリアしていない。ある条件のもとで数万回は達成している。多様な条件設定による試験にお時間をいただきたい。次にエネルギー密度では、薄膜シート素材仕様の改良を行い、目標に近づけるためにより厚い充電層の開発を行う試作設備ラインを装備することとした。出力密度については、素材開発に比例するので、これを同時に達成させたい。
    Q-6:(第二会場からの質問)IRについては感覚的にはまだまだという印象です。別の投資先では、工場見学への提案などもあります。そういうこともやった方がよいと思う。前回総会でも提案したが、今回の同じ問題が起きているのでIRのやり方を再検討すべきだ。それから、IRとの関係で社長が空回りしている印象を持っている。IR担当者は、経理系職員とか上意下達意識の強い職員ではなく、社長をサポートできるような人材を育成、配置すべきだ。IRを巡って株主との分裂が引き起こされることを一番危惧しています。斎藤取締役には是非改善を実現してほしいと思う。(拍手)
    A-6叱咤激励と受け止め、貴重なご意見ありがとうございます。IRについて改善したいと思います。工場見学会は約束とはいきませんが、青森と大分という場所でもよければ、検討の材料にさせていただきたいと思います。ありがとうございます。
    Q-7(第二会場からの質問)昨年の株主総会でサンプル出荷を9月までにしてほしいというお願いをさせていただき、その通り実現していただき非常に感謝しております。IRの出し方として、電話及びメールでの問い合わせに対して、毎月まとめて回答できるものは、IRとして公開することにしていただきたい。(拍手)
    A-7貴重なご意見ありがとうございます。FAQとしてHP上に掲示させて頂いておりますが、一定の段階でまとめて開示することについて改善の余地はあると判断し検討させていただきたいと思います。株主からの不満を解消できることであれば、積極的に検討したい。
    Q-8 Batteniceに伴う会社買収防衛策の提案がありましたが、商標登録は費用をかけて抜かりなく取得していると思いますが、インターネットドメインについてはすでに第三者から3つ取られています。Battenice.com, Battenice.netなどです。私は、現在Battenice.infoを持っています。現状十幾つかの空きがあり、取得することを提案します。Batteniceドメインで問題のある情報が流されるリスクに対処すべきと思う。Batteniceを広めるためにもIRを英語で出してほしい。(拍手)
    A-8現状では、プレスを英語で出していますが、それ以外はこれからという現状です。ドメインについては貴重なご意見ありがとうございました。現在Battenice.mjcというドメインを取得しています。どこまで取得するのかについて、ご意見を踏まえて検討させてください。
    Q-9サンプル出荷数について教えて頂きたい。(拍手)
    A-9サンプル出荷社数とのご質問かと思いますが、現状は申し出に対応できていない状況にあり、数社という段階です。来年春までに量産機(ライン)が形になるという段階であり、今後試作できる(ラインを)増やしていきたい。
    Q-10今期の増配と来期の減配についてお聞きしたい。44期の30円への増配は配当性向25%程度を想定したものと理解するが、来期の事業環境の厳しさをよく理解した上で、何故45期の始まった44期決算発表の段階で20円への減配を発表するのか、その理由をお聞かせください。このような増配を発表した直後に減配を発表する企業は聞いたことがないと証券会社の担当から言われました。来期末の配当は、「未定」でもよかったのではないのでしょうか?(拍手)
    A-10当社は、リーマンショック以降、減配、下方修正などの経験もあり、環境の厳しさを正直に反映した配当を予測させて頂きました。当社の今後の経営戦略を踏まえて管理本部も含めて検討していきたい。斎藤管理本部長からの補足をさせて頂きたい。
    (斎藤管理本部長):配当は配当性向及び適切な利益配分から判断させていただきました。プローブカード事業は展望を切り開いておりますが、ご期待に添えるべく確実に実現できる数値として発表させていただきました。
    Q-11 いまの回答は質問の答えになっていません。なぜ増配後の数日後の減配をに発表する必要がないのではないかという質問をしています。下方修正という方法があるにもかかわらず、Q1終了前になぜ減配をしたのかをお聞かせください。なかなかプラスのIRは出さない会社なのですから、マイナスのIRは是非出さないでほしい。(拍手)ストップオプションのために株価を下げたいとの意図ではと勘ぐりたくなります。(拍手)もうこれからはやってほしくありません。
    A-11 IR及アナウンスの仕方に関することだと思います。半導体業界における注目として企業決算の見通しに対する正確性が問われる状況を意識するとともに、私自身株主としての自覚を持ち、配当に対する注目を想定したうえでの判断であるということを理解してほしい。世界的なシェアをもつ企業としての堅実な数値を意識したということを理解頂きたい。

  • ホルダーの皆さん 
    おめでとうございます!

    株価の下落にもかかわらず、保有株を着実に増やしたホルダーに大きな励ましになる一日となりました。
    昨年の株主総会での取締役の発言をいまでも思い出します。最近は、あまりIRへの批判は聞きませんが、総会での取締役の語る眼差しを信じているからだと思います。

    以下、昨年の総会議事録の一部を再録します。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    Q-12いま売り出し可能な市場はどのようなものですか?
    A-12サンプル出荷は現在、量産段階に入り、Batteniceのもつ「繰り返し性能」とか「急速充電」などリチウムに対して特性の活かせるエリアと考えています。現状のリジウム二次電池は市場にマッチしていない状況にあります。
    この二次電池は、これまで全く市場に存在しない商品であり、量産化を模索し、市場を開拓すべく調査しており、さまざまなメーカーと接触し、その姿を皆さまに伝えることができると思います。いきなりすべて市場の満足する仕様を実現することは難しくしいですが、その時期にIRをさせて頂きたいと考えています。

    Q-13サンプル出荷は現状では数社とのことですが、サンプルへの評価についてどのような反応があったのかについて教えてください。また画期的な商品であり、ノーベル賞なみの価値をもつと評価されることから、マイクロ一社の開発ではなく、今後優秀な電池メーカーとの共同開発の検討が必要かと思いますが、どのような考えをお持ちですか?それからBatteniceという製品を市場に出すという意気込みをお持ちなのかどうかをお聞かせください(拍手)
    A-13この間のBattenice開発に関するハードルと量産化に至る経緯を考えると他者に技術だけ持って行かれて、違うものが市場にでてしまうと状態は株主も含めて望んでいないと判断しています。それは背任行為に等しいことを理解しており、時間をかけて検討したいと思います。しかし商品化をする為にはそんな悠長なことは言っていられないので、適時判断して実現したいと思っています。意気込みをということですが、Batteniceの開発について足掛け5年が経過しており、当社のなかでも極めて厳しい時期での開発でありました。希望退職を募る環境にありましたが、Batteniceを当社の第二の柱にするという気持ちが厳しい環境にも関わらず、継続してきたということを理解して頂きたい。なんとしてもこのBatteniceを世に出していくんだという意思を四年間にわたって維持できたということを理解頂きたい。口ごもることもありながら、その意思を継続してきたことだけをここにきた方は覚えておいてほしいと思います。このような思いをもって一丸となってその実現のためにいまここにいることを心からご理解頂きたいと思います。是非とも商品化をお待ち頂きたいと思います。(拍手)
    (井上技術本部長)サンプル出荷への反応についてお答えします。現状お客さまの評価は終わっていませんが、サイクル寿命と低温動作についての評価を頂いていることを報告させて頂きます。

    Q-14 命の次に大事なお金を投資して、御社を支えようとしている私たち株主の気持ちを、社長をはじめ役員の皆さんは共有していると思います。その時にいまここにきた株主がどんなことがあっても来年も支えていこうという気持を持ってこの場を去って憂いがないということを言ってくれますか?今回が初株主総会ですが、来年の株主総会には、社長が、今日のような厳しい緊張した表情ではなく、にこやかな笑顔できていただけるのかどうかをはっきり言ってほしいと思います。そう言明していただければ、嫁さんからもしかられることなく、今年も年越しできるのです。ズバッと一言お願いします。(笑と拍手)
    A-14非常に嬉しいお言葉でした。この席にいる役員メンバーは、リーマンショク以降、取締役の数を減らしながら、人員削減も行い、すべての製品化を実現し、なんとか経営を黒字化し、今期は配当をわずかながらも出すことができるようになりました。この体験を含めて一丸となって会社を支えてきました。また二次電池Batteniceに対しても早く納得できるような形でさまざま場所にておめにかかれるような状況にしていきたいと思います。今期の減収減益は、来期以降の種まきにあるという経営姿勢をご理解いただきたくお願いします。来期45期はみなさまが納得にいくスコアに伸ばせるよう、役員一丸となって頑張っていきたいと考えています。よろしくお願いします。(拍手)

    Q-15 200枚レベルの多層化(積層化)について、現状の到達状況と他社との共同開発などの検討があれば教えてほしい。
    A-15(井上技術本部長)多層化はプロセスとアンセンブリの二つありますが、アッセンブリについては、電流と電圧のそれぞれの要求への対応をしなければいけない段階にあり、そのためには沢山のサンプルを試作実験しなければならないレベルです。いまやっているレベルでは顧客仕様に不十分な状況であり、そのために現在すすめている試作製造ラインが来年5月にできれば、今までの数十倍のサンプル試作と顧客仕様への対応が可能であり、それをもって基本仕様の改善も可能とする状況にもっていくことができると判断しているところです。
    他社との共同開発については、貴重なご意見とさせて頂きたいと思います。

  • ご無沙汰しています。
    昨年12月定例総会からすでに三ヶ月がすぎました。総会の役員からの以下の発言をいまでも鮮明に思い出すことができます。
    5月試作製造ラインが完成間近ですね。とても楽しみにしております。

    -----------------------------------------------------------------------------------------
    Q-12いま売り出し可能な市場はどのようなものですか?
    A-12サンプル出荷は現在、量産段階に入り、Batteniceのもつ「繰り返し性能」とか「急速充電」などリチウムに対して特性の活かせるエリアと考えています。現状のリジウム二次電池は市場にマッチしていない状況にあります。
    この二次電池は、これまで全く市場に存在しない商品であり、量産化を模索し、市場を開拓すべく調査しており、さまざまなメーカーと接触し、その姿を皆さまに伝えることができると思います。いきなりすべて市場の満足する仕様を実現することは難しくしいですが、その時期にIRをさせて頂きたいと考えています。

    Q-13サンプル出荷は現状では数社とのことですが、サンプルへの評価について
    どのような反応があったのかについて教えてください。また画期的な商品であり、ノーベル賞なみの価値をもつと評価されることから、マイクロ一社の開発ではなく、今後優秀な電池メーカーとの共同開発の検討が必要かと思いますが、どのような考えをお持ちですか?それからBatteniceという製品を市場に出すという意気込みをお持ちなのかどうかをお聞かせください(拍手)
    A-13この間のBattenice開発に関するハードルと量産化に至る経緯を考えると
    他者に技術だけ持って行かれて、違うものが市場にでてしまうと状態は株主も含めて望んでいないと判断しています。それは背任行為に等しいことを理解しており、時間をかけて検討したいと思います。しかし商品化をする為にはそんな悠長なことは言っていられないので、適時判断して実現したいと思っています。
    意気込みをということですが、Batteniceの開発について足掛け5年が経過しており、当社のなかでも極めて厳しい時期での開発でありました。希望退職を募る環境にありましたが、Batteniceを当社の第二の柱にするという気持ちが厳しい環境にも関わらず、継続してきたということを理解して頂きたい。なんとしてもこのBatteniceを世に出していくんだという意思を四年間にわたって維持できたということを理解頂きたい。口ごもることもありながら、その意思を継続してきたことだけをここにきた方は覚えておいてほしいと思います。
    このような思いをもって一丸となってその実現のためにいまここにいることを心からご理解頂きたいと思います。是非とも商品化をお待ち頂きたいと思います。(拍手)
    (井上技術本部長)サンプル出荷への反応についてお答えします。現状お客さまの評価は終わっていませんが、サイクル寿命と低温動作についての評価を頂いていることを報告させて頂きます。

    A-14 命の次に大事なお金を投資して、御社を支えようとしている私たち株主の
    気持ちを、社長をはじめ役員の皆さんは共有していると思います。その時にいまここにきた株主がどんなことがあっても来年も支えていこうという気持を持ってこの場を去って憂いがないということを言ってくれますか?今回が初株主総会ですが、来年の株主総会には、社長が、今日のような厳しい緊張した表情ではなく、にこやかな笑顔できていただけるのかどうかをはっきり言ってほしいと思います。そう言明していただければ、嫁さんからもしかられることなく、今年も年越しできるのです。ズバッと一言お願いします。(笑と拍手)
    A-14非常に嬉しいお言葉でした。この席にいる役員メンバーは、リーマンショ
    ク以降、取締役の数を減らしながら、人員削減も行い、すべての製品化を実現し、なんとか経営を黒字化し、今期は配当をわずかながらも出すことができるようになりました。この体験を含めて一丸となって会社を支えてきました。また二次電池Batteniceに対しても早く納得できるような形でさまざま場所にておめにかかれるような状況にしていきたいと思います。今期の減収減益は、来期以降の種まきにあるという経営姿勢をご理解いただきたくお願いします。来期45期はみなさまが納得にいくスコアに伸ばせるよう、役員一丸となって頑張っていきたいと考えています。よろしくお願いします。(拍手)

    Q-15 200枚レベルの多層化(積層化)について、現状の到達状況と他社との
    共同開発などの検討があれば教えてほしい。
    A-15(井上技術本部長)多層化はプロセスとアンセンブリの二つありますが、
    アッセンブリについては、電流と電圧のそれぞれの要求への対応をしなければいけない段階にあり、そのためには沢山のサンプルを試作実験しなければならないレベルです。いまやっているレベルでは顧客仕様に不十分な状況であり、そのために現在すすめている試作製造ラインが来年5月にできれば、今までの数十倍のサンプル試作と顧客仕様への対応が可能であり、それをもって基本仕様の改善も可能とする状況にもっていくことができると判断しているところです。
    他社との共同開発については、貴重なご意見とさせて頂きたいと思います。

  • Kabさんへ

    社会人のコモンセンスに、投稿者の投稿に関する具体的な根拠〜今回の場合「20年、30年経っても、日の目を見ることはない」〜を求める閲覧者に対して、閲覧者にその反証(反対立証)を求めることはありえません。つまり自らの説明責任を閲覧者に求めることに他なりません。

    まず投稿者が、その投稿内容を閲覧者に説明することが投稿者の責任です。ここの投稿者は、そのルールを守っています。つまり株式投資の同様に自らの言説に自己責任があることを当然のこととしています。

    しかも、民法の不法行為の立証責任は、4大公害訴訟の原告側勝訴以降、法理論は、それまでの考え方から180度旋回して、因果関係に関する立証責任は原告側にその反証責任を負わせないという原則に変わりました。因果関係の立証には、途方ものない時間と費用を要し、原告にはそのような負荷と責任を持たせないという司法判断です。

    今回のKE機航路変更事件の趙副社長が、チーフパーサーに「マニアルに変更があったこと」を説明しなかったことの責任を追及すると同じだと思います。KE機の航路変更をチーフパーサーと機長の責任に帰し、自己の説明責任(誤認)をほうかぶりすると同じだと思います。

  • 貧乏神さんへ

    Kabさんの投稿は、以下の証券取引法第158条「風説の流布」の嫌疑があります。

    158条の構成要件として「被害」の有無を必要条件とするとの見解は妥当ではありません。確かにこの法律には「未遂罪」規定がないので、完遂証明(つまり、株価そのものの下落による被害の立証)がなければ、風説の流布には当たらないとの理解はありえますが、とすれば、どのようなことを書いても「風説の流布」に当たらないと解釈できてしまうことになります。これは立法趣旨に反する解釈です。

    参考資料1
    証券取引法第158条:「風説の流布」とは、株券等の相場の変動を図る目的をもって、虚偽の情報等(風説)を流布することをいう。
    この風説の流布は、証券発行市場・流通市場における不公正な行為で、相場操縦的行為に該当し、違法性が高く、投資者を害することになるため、いずれも証券取引法158条で、相場の変動を目的とする不正行為として禁じられています。
    「風説」は証取法では虚偽の情報とは限定されておらず、事実の裏付けのない情報も処罰の対象であり、証券取引や会社情報に関し、事実と異なる情報を流すことはもちろんのこと、合理的な根拠のない情報を流すことも、これの違反となる。最近では、インターネット上で様々な株式情報が流れているが、うっかりと噂だけの情報を流せば、この「風説の流布罪」に抵触するおそれがあるのである。
    「風説の流布」罰則は、当該行為を行なった者は、5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金。又はその併科(証券取引法197条1項7号)である。

    参考資料2
    ○証券取引法158条の構成要件
    ①主体:何人も
    ②目的:「取引のため」または「有価証券等の相場の変動を図る目的」という目的の存在が必要(目的犯)
    ③行為:「風説の流布」(虚偽あるいは根拠のないことを広めること)、「偽計取引」行為

    通説は、法157条を不公正取引に対する全般的な包括規定であり、法158 条又は法 159 条の構成要件を満たさない行為も、法 157 条に該当することがあると解する。

  • 消息不明様へ

    まったく気にしていません。どんどんご自分のご意見を投稿ください!

    MJCを愛する株主は、投機や利鞘稼ぎのみを目的として、あのアメリカシカゴ学派の経済学者:フリードマンのようにすべての人間の様々な行為(経済行為を含む)を「数量的効率性」のみで判断しません。

    それは、一昨年(2013年)11月からMJC二次電池の将来性に関わってこの掲示板に関与し続けてきた多様な資源(リソース)と強靭な能力(コンピタンス)を持つ先輩達の言葉をよく理解しているからです。

    私のスタンスは、「去る者は追わず、来る者は拒まず」です。そして、あってはならないことには座して屈することなく、異議を申し立てることだと思っています。

本文はここまでです このページの先頭へ