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投稿コメント一覧 (281コメント)

  • まもなくHER3-DXdはFDA承認申請を控えていますからね。メルクの後押しがあれば承認も容易でしょうね。

  • さあ、ESMOですね。注目演題は現地時間の月曜日の夜ですね。火曜日も跳ね上がるかも?

  • TROPION-Lung01のabstractが漏れたとのことで。

    PFS 4.4 vs 3.7 HR 0.75
    OS 記載なし
    ORR 26.4% vs 12.8%
    AE Grade ≥3 24.6% vs 41.4%

    REVEL trial の DOC+RAM vs DOC
    (DOC+RAM...現在の標準的治療)
    PFS 4.5 vs 3.0 HR 0.76
    OS 10.5 vs 9.1 HR 0.86
    ORR 23%vs 14%
    AE Grade ≥3 79% vs 71%

    abstractではOSは解析中としか記載なし。確かにPFSやORRは期待値が高すぎてちょっと肩透かし感はなくはないけど、奏功率の高さからOSは期待できそうだし、安全性の高さからDOC+RAMには勝てそうだけどね。他に同じセッティングで開発中の有望な治療があるならわからないけど。

  • TROPION-Lung01に比べればphase2で傍流の試験ではありますが、TROPION-Lung05はESMOの抄録が出ていて、まずまず良さそうですね。phase2とはいえ奏功率35%、期待大ですね!このシチュエーションでライバルとなるドセタキセルの奏功率は10%台かラムシルマブ併用で20%台ですからね。

  • チップちゃんのせいではありません。役人様の審査が遅れているのです。チップちゃんが努力してどうこうできる話ではないですね。この領域の話はチップちゃんに限らず各社予想より遅れているみたいです。

  • ESMO2023のPresidential sessionでTROPION-Lung01をみつけました!抄録公開そして発表でまた乱高下の予感です。OSがどうなったか、当日の生存曲線がどうかでしょうね。

  • NSCLC領域ではTROPION-Lung05がありますが、まだ演題名未公表のところにあのいわく付きのTROPION-Lung01があるような気がします。抄録、発表が楽しみですが、少し怖い気も。でも、信じています。

  • 昨日はイーライリリーのコンパクトパネル関連の講演会でしたね。関西の大きな病院が最近はコンパクトパネルが多いと言っていました。だけど案の定、追加承認が間に合わず微妙な空気でした。

  • 本当ですね。タグリッソのライバルのlazertinibでWCLCでいくつか発表があったようですが?

  • DNAチップ研究所 時価総額 48億円

    栄研化学 時価総額 600億円

    Amoy Diagnostics 時価総額 1800億円

    三井化学 時価総額 7800億円

    サーモフィッシャー 時価総額 280000億円



    神よ、チップちゃんをお救いください・・・。

  • 抄録はだいぶ前(1ヶ月くらい前?)に公開されているはずで概ね既にわかっていた内容ではありますので短期ではわかりません。下手すると機関が下げてくるかもしれませんが、とにかく予定通りに進んでいるので、待てばいいかなと思っています。肺癌に関してはあのストップ安の引き金を引いたTROPION-Lung01がどうなるかですが、これはESMO2023で発表なのかな?AZDのプレスリリースでは「OSも良い傾向だが現時点では統計学的にメットしていない」という書き方だったので、待てばメットするかもしれません。最悪ドセタキセル相手にPFSだけでもメットしていれば、承認、使用はされる気がするのですが。まあ、あの2年前に治験は順調ながら2000円前後まで理不尽に売り込まれたのを体験した身としては短期がどうなっても待つだけ精神です。

  • 本日シンガポールで行われた世界肺癌学会2023でDXd関連の発表が立て続けにありました。The Next Tsunamiと副題されたADC関連のオーラルセッションは4演題中3演題が第一三共のADCでまさに独壇場でした。HER3-DXd、I-Dxd、Dato-DXdとも良好な結果でした。学会は火曜日までですが、明日のミニオーラルでT-DXdのHER2-mに対するDESTINY-Lung02の発表があるのを除いて明日以降はDXd関連のオーラル発表はないようです。ダイアモンドスポンサーである第一三共のシンポジウムが本日EGFR−TKI治療後、明日はADCとHER2、明後日にもADCであるようです。英字サイトでは既に本日の発表についてプレスリリースされていますが、明日の日本語サイトのプレスリリース、明後日の説明会にも注目です。

  • Patritumab Deruxtecan Demonstrated Clinically Meaningful and Durable Responses in Patients with EGFR-Mutated Metastatic Non-Small Cell Lung Cancer in HERTHENA-Lung01 Phase 2 Trial

    ORR 29.8%
    PFS 5.5ヶ月
    OS 11.9ヶ月

    2023年度下半期で米国申請目指す!
    JCO同時掲載!
    第一三共止まらない!

  • Datopotamab Deruxtecan Plus Durvalumab Showed Promising Clinical Activity in the First-Line Advanced Non-Small Cell Lung Cancer Setting in TROPION-Lung04 Phase 1b Trial

    triplet therapy群のORR 77%、DCR 92%!

    開発順調!

  • Ifinatamab Deruxtecan Continues to Demonstrate Durable Responses in Patients with Advanced Small Cell Lung Cancer in Early Trial

    heavily pretreated SCLCで
    ORR 52.4%
    PFS 5.6ヶ月
    OS 12.2ヶ月

    期待大!

  • >>No. 686

    MINtSは2014年頃に開発が始まっていますからね。私のようなロートルには懐かしいといった印象です。詳しい経緯は忘れましたが紆余曲折あって、当初は組織検体も使用していたはずですが、2019年にオンコマインが保険適応になった頃からMINtSは細胞診検体を使用することを前面に押し出してくるようになりました。コンパネの開発が始まったのが、その2019年頃のはずですから、あっという間にコンパネが追い抜いて行ってしまった印象ですね。MINtSも結構前に薬事申請はされているはずですが、どうなっているのやら。今後MINtSが承認されたとして、検体は細胞診のみになるのか、コンパニオンの範囲がどこまでなのか、検査体制がどうなるのか、などわからないことが多いです。論文を見る限りコンパニオン診断との比較をしているのが、EGFR、ALK、ROS1、BRAFの4つだけですから、とりあえずのコンパニオン診断を目指しているのが、その4つなのかな?EGFR以外はそもそも陽性例が1-2例しかいませんが。コンパネよりかなり開発が遅れている印象ですが、出てこればNEJで付き合いのあった一部の施設などでは使われるかもしれませんね。

  • 同じ細胞診検体を用いたNGSという意味でライバルとなるMINtSの論文がCancer Sci. 2023 Aug;114(8):3342-3351.にpublishされています。厚生労働省の先進医療に位置付けられており、NEJと栄研化学をバックにした去年まではコンパネよりも知名度の高い検査でした。

    こちらは500検体を集めており、 DNA量は100ngでカットオフにして、それ以下の症例も検査を回しているので検査は100%で行われているようです。よって、「解析成功率」は出せませんが、主解析集団の442例のうち適正検体は373例ですので、適正検体率は84.3%となります。適正検体かどうかは参加施設の検体処理能力や核酸保存液の性能によるかと思いますので、本来の検査の性能ではない気もしますが。不適正検体は遺伝子変異の検出率が1/4ほどに落ちているもののゼロでもないのでコンパネの解析成功率と直接比較はできませんが、謙遜気味にみてもcPANEL試験の結果の方が良さそうに見えます。MINtSでは不適正検体を含めた腺癌症例266例のうち146例(54.9%)で遺伝子変異が検出されていますが、仮にcPANEL試験の解析失敗4例が全て腺癌と仮定してもcPANELは参加した腺癌症例で60.3%の検出率になりますので。

    MINtSに比べてコンパネが優っている点は1)組織検体での実績もあること、2)胸水や心囊水といった液性検体が解析に含まれていたこと、などがあります。一方、MINtSが優っている点は、一応NTRKを測定している点でしょうか。尤もNTRKは肺癌ではかなり稀な上にアンプリコンベースのNGSでの検出には限界があるので、それほどの不利にはならないでしょう。実際MINtS 500例で1例も検出されていません。

    MINtSのデータで個人的に興味深いと思っている点は、主解析集団からは除外されているものの細胞診が陰性でも組織検体で陽性であれば遺伝子変異がまずまず良好に検出されていることです。cPANEL試験の結果とMINtSの登場は、これまでの現場の組織検体至上主義に一石を投じる結果となるでしょう。

    それにしてもチップちゃんは遅い遅いと言われるが、こんな大きな組織がバックについていて2021年にもう症例集積が終わっているはずのMINtSがまだ現場が出てないのに比べたら、健気に頑張っているじゃあないですか。

  • >>No. 678

    現在シンガポールで開催中の世界肺癌学会2023、明日のポスターセッションでcPANEL試験の最終解析の発表があります。抄録中に 「DNA Chip Research Inc.」の文字もありますね。実臨床現場でのオンコマインの成功率がWJOG13019L 試験で80%とされていますが(尤もSRL内部データでは最近はこれよりかなり高いですが)、今回細胞診検体248例に対してコンパネで行われたcPANEL試験では期待成功率95%を上回る解析成功率 98.4%(95%CI:95.9-99.6%)を達成したとの報告です。腺癌に限った遺伝子変異の検出割合は62%と既報と比較して概ね予想通り、もしくはそれ以上に検出できていると考えて良いでしょう。参考までにWJOG13019Lでは解析成功した腺癌症例に限ってもコンパネの解析対象となる8遺伝子で49.8%、全46遺伝子でも55.3%です。これに関しては両試験の患者層の違いなのか、オンコマインが偽陰性を出してしまっているのか、コンパネが偽陽性を出してしまっているのか、分かりません(たぶんコンパネの偽陽性の可能性は低いでしょう)。チャンピオンデータであろうという分を差し引いても素晴らしい結果だと思います。もちろん11月開催の日本肺癌学会でも同じ発表があるでしょうし、今秋の学会でコンパネの知名度、存在感は飛躍的に上がるものと期待しています。だから9月承認、10月保険承認でお願いします、お役人様!

  • 世界肺癌の発表を見た海外の皆さんが週明け買ってくれるかな?

  • 世界肺癌学会+説明会が楽しみですね。

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