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投稿コメント一覧 (475コメント)

  • おはようございます。

    先日、薬剤師の方にジェネリックについてお話を伺ったところ、

    ジェネリックは①オーソライズド・ジェネリック(AG)と②一般的なジェネリックの2つに分けられるそうです。

    ①は先発メーカーから許可を得て製造した原薬、添加物および製法等が先発品と同一のジェネリック医薬品や、特許使用やの許可を得て、優先的に先行して販売出来るジェネリック

    ②は有効成分は先発品と同じで、先発品と同等の薬効・作用を持つことが証明されているが、原薬、添加物、製法等は異なる

    よって薬局では、同じ原薬を使ったジェネリックが多数あった場合、①のジェネリックがあればそれを選ぶし、もし無ければその中でも信頼できるジェネリック会社の物を選んでいる(もちろん先発品を選択する患者様も多いので、先発品も置いている)

    と教えてもらいました。

    やっと保険収載までこぎつけたアイスをGNI自体がジェネリックメーカーに①の許可を出すとは思いませんので、ジェネリックメーカーは仕方がなく②を選択するでしょうね。

    決してGNIは手の内は明かさないと思います。

    となると、塩野義のピレスパとGNIのアイスが同じピルフェニドンでも違う薬でり、塩野義が適応拡大を断念したと考えると、

    中国進出しているジェネリックメーカーが作るピルフェニドンの薬はIPFは可能であったとしても⑴放射線性肺炎⑵糖尿病腎症、⑶CTD-ILDの適応拡大するのに難渋するのではないか

    と考えています。

    まさに「アイスーリュイの鉄の壁」ですね(笑)

    たとえ将来他社に壁を破られ適応拡大されることになったとしてもかなり後の話でしょうし、その頃にはF351が工場生産の大部分を占めているかもしれませんから、長期的な視点で捉えていきたいものですね。

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