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ロボアドバイザーとは? 仕組みやメリット・デメリット、選び方まで徹底解説

ロボアドバイザーとは? 仕組みやメリット・デメリット、選び方まで徹底解説

出典元:Getty Images

AIのサポートを受けながら投資できるロボアドバイザー。投資初心者におすすめのサービスと聞いたものの、そもそもロボアドバイザーとは何なのか、どんな利点や注意点があるのかなど、さまざまな疑問を持っている人も多いでしょう。
そこで今回は、ロボアドバイザーの仕組みやメリット・デメリットなどを徹底解説します。代表的な証券会社のロボアドバイザーも紹介するので、ロボアドバイザーがどのようなサービスか知りたい人はぜひ参考にしてください。

ファイナンシャル・プランナー/伊藤亮太FP事務所代表

監修者伊藤亮太外部サイト

伊藤亮太FP事務所代表、スキラージャパン株式会社代表取締役。ファイナンシャル・プランナーとして、年間平均約100~200件の相談(資産運用、相続、保険の見直し、住宅ローンなどのローン相談等)を行うほか、証券外務員やFP資格取得講師、金融経済情勢、富裕層顧客開拓スキル、ドクターマーケット開拓、年金、四季報活用講座などの研修講師を行う。

元銀行員/mybest 金融サービス情報コンテンツ担当

制作者大島凱斗

元銀行員として、法人顧客の経営支援・融資商品の提案、個人顧客の資産運用相談業務を担当。現在は日本最大級の商品比較サービスmybestにて金融・サービス商材の情報提供コンテンツを統括している。

ロボアドバイザーとは、AIが投資をサポートするサービス

ロボアドバイザーとは、AIが投資をサポートするサービス

出典元:Getty Images

ロボアドバイザーとは、AIが投資をサポートしてくれるサービスです。簡単な質問に答えるだけで自分に最適な商品を選んでくれたり、実際の購入から運用まですべてAIに任せたりできます

多くの金融機関が、ロボアドバイザーによる資産運用サービスを提供しており、例えばウェルスナビ・楽ラップ・SBIラップ(AI投資コース)・ON COMPASS・THEO+ docomoなどがあります。

日本国内で利用できるロボアドバイザーは、主に助言型と一任型の2種類です。助言型はユーザーの資産状況や投資スタイルに合った投資商品・ポートフォリオを提案してくれます。ただし、実際の購入・運用は利用者自身で行わなければなりません。

一任型は、商品の提案だけでなく購入から運用、さらに状況に応じて資産を再配分するリバランスまで、すべてロボアドバイザーに任せられます。資産運用を一任できる反面、助言型に比べて手数料が高い点には注意が必要です。

ロボアドバイザーのメリット

ロボアドバイザーを利用すれば投資の知識がない初心者でも手軽に投資を始められ、しかも手間をかけずに続けられます。ここからはロボアドバイザーのメリットを見ていきましょう。

初心者でも簡単に投資を始められる

初心者でも簡単に投資を始められる

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ロボアドバイザーのメリットは、初心者でも簡単に投資を始められることです。通常、株や投資信託を購入する場合は自分で銘柄を選び、運用する必要があります。投資商品は種類が多く、知識のない初心者だとどの銘柄を買えばよいのか迷ってしまうでしょう。

ロボアドバイザーなら簡単な質問に答えるだけで自分に最適な商品を選んでくれるので、投資の知識は不要です。誰でも簡単に資産運用をスタートできます。

助言型のロボアドバイザーの場合、購入する商品の提案はしてくれますが、購入・運用は自分で行わなければなりません。運用まで任せたい場合は、一任型のロボアドバイザーを選びましょう

一任型ならほったらかし投資ができて手間いらず

一任型ならほったらかし投資ができて手間いらず

出典元:Getty Images

一任型のロボアドバイザーなら、ほったらかし投資できます。ロボアドバイザーが自動で運用してくれるので、ユーザーは基本的に手間をかける必要がありません。商品選びはもちろん、購入から運用まですべてロボアドバイザーに任せられます。

長期投資の場合、状況に応じて資産配分を入れ替えるリバランスが必要です。ロボアドバイザーならリバランスも自動で実施してくれるので、ほったらかしでも最適なポートフォリオを維持できます。

暴落時や急騰時に感情に左右されない点も、ロボアドバイザーを利用した資産運用のメリットです。初心者にとっては相場が急変した際に冷静な判断をすることは難しいですが、ロボアドバイザーに任せておけばAIが中長期を見据えた対応をしてくれます。

ロボアドバイザーのデメリット

投資初心者には心強いロボアドバイザーですが、利用手数料がかかる、必ず利益が出るわけではないなど注意点もあります。ここからは、ロボアドバイザーのデメリットを見ていきましょう。

ロボアドバイザーの利用手数料がかかる

ロボアドバイザーの利用手数料がかかる

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ロボアドバイザーを利用する際は、手数料がかかる点に注意しておきましょう。細かい手数料はサービスによって異なりますが、一任型の場合は年率1.0%前後が一般的です。

【主なロボアドバイザーサービスの手数料】

  • ウェルスナビ:1.1%
  • 楽ラップ(固定報酬型):0.715%
  • SBIラップ(AI投資コース):0.660%
  • THEO+ docomo:最大1.10%
  • ON COMPASS:1.0075%

ロボアドバイザーの手数料以外に、投資信託の信託報酬などがかかるケースもあります。例えば楽ラップ(固定報酬型)の場合、0.715%のラップサービス運営・管理費用に加えて、最大0.2702%のファンド費用の負担も必要です。

必ず利益が出るわけではない

必ず利益が出るわけではない

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ロボアドバイザーを利用しても、必ず利益が出るわけではありません。ロボアドバイザーは株式をはじめとした元本保証がない投資商品で資産を運用するため、購入した金融商品の価格が当初の投資金額を下回る元本割れのリスクがあります

実際にウェルスナビの運用成績を見ると、コロナショックが起きた2020年前半に大きなマイナスが生じ、一時的に元本を下回りました。ロボアドバイザーでも絶対に利益を出せるわけではなく、状況次第で損失が出る可能性があることも理解しておきましょう。

短期的に見ると損失を出すことはあるものの、長期的に見るとロボアドバイザーの多くは資産を増加させた実績を有しています。ウェルスナビも2021年以降はコロナショックを上回る成長を続け、2016年からの7年で資産は約1.6倍です。ロボアドバイザーを利用する際は中長期の投資を見据え、短期間の損失で慌てないようにしましょう。

短期間で大きな利益を出しにくい

短期間で大きな利益を出しにくい

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ロボアドバイザーは、短期間で大きな利益を出しにくい点もデメリットです。多くのロボアドバイザーは、投資信託やETFなどを中心とした中長期の投資を前提にしています。

例えば、ウェルスナビは株や債券などに投資するETFを投資対象にしているほか、楽ラップは国内の投資信託のみが投資対象です。ETFや投資信託はリスクを抑えた長期投資に向いているため、短期間でのハイリターンは期待できません。最低でも数年は利用する前提でサービスを選んでください

ロボアドバイザーの選び方

ロボアドバイザーを選ぶ際は一任型と助言型のどちらにするかを選ぶ必要があるほか、運用手数料と最低投資金額も要チェックです。ここからは、ロボアドバイザーの選び方を解説します。

一任型と助言型のどちらにするか決める

一任型と助言型のどちらにするか決める

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ロボアドバイザーを選ぶ際は、まず一任型と助言型のどちらにするかを決める必要があります。

一任型は購入から運用まですべてロボアドバイザーに任せますが、助言型は購入する商品を提案してもらうだけで、最終的に購入・運用するのはあくまでも利用者自身です。基本的には、投資初心者はすべて任せられる一任型、ある程度投資に慣れてきた人には助言型を選択するとよいでしょう。

一任型は非課税で投資できるNISAに対応しているサービスが少なく、助言型はNISAに対応するサービスが多いという違いもあります。自分で投資・運用する自信があるなら、助言型でNISAを利用することも検討してみてください。

運用手数料を比較する

運用手数料を比較する

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ロボアドバイザーを選ぶ際は、運用手数料も比較してください。手数料はロボアドバイザーによって異なりますが、一般的には一任型より助言型のほうが安い傾向にあります。

例えば、マネックス証券の助言型ロボアドバイザーであるマネックスアドバイザーの標準手数料は0.33%です。一任型のロボアドバイザーは手数料が1.0%前後なので、マネックスアドバイザーはその半分以下で済みます。

助言型の場合、松井証券の投信工房のように手数料が無料のロボアドバイザーも少なくありません。手数料重視なら、助言型を検討してみましょう。

ただし、助言型のなかにはロボアドバイザーの手数料が無料でも、投信の信託報酬がかかるものもあるので注意してください。例えば、松井証券の投信工房は無料で利用できますが、最大0.35%の信託報酬が別途必要になります。

最低投資金額もチェック

最低投資金額もチェック

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ロボアドバイザーを選ぶ際は、最低投資金額も要チェックです。最低投資金額が低いサービスほど、少ない資金で手軽に投資を始められます

最低投資金額は、一任型より助言型のほうが低めに設定されているケースが一般的です。例えば一任型であるウェルスナビ・楽ラップ・SBIラップ(AI投資コース)などは最低10,000円から、ON COMPASSは最低1,000円からですが、助言型である投信工房は100円から投資できます。

代表的な証券会社のロボアドバイザーの特徴

近年は楽天証券やSBI証券といった大手証券会社も、続々とロボアドバイザーサービスを展開しています。ここでは、代表的な証券会社のロボアドバイザーの特徴を見ていきましょう。

楽ラップ:下落ショック軽減機能(DRC機能)で価格変動を抑える

楽ラップ:下落ショック軽減機能(DRC機能)で価格変動を抑える

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楽ラップは、楽天証券のロボアドバイザーです。下落時に価格変動を抑える下落ショック軽減機能(DRC機能)に対応しています。

DRC機能とは、株式の値動きが激しいときに、一時的に債券の投資比率を増やして下落幅のブレを軽減する仕組みです。株式市場の上昇に乗り遅れる可能性はあるものの、大きな下落を避けられるメリットがあります。長期間、安定して投資したい人におすすめです。

DRC機能のオン/オフは自由に変更できます。ただし、楽ラップの運用コースのうち、もともと債券比率が高い保守型コースではDRC機能を使えません

SBIラップ(AI投資コース):月1回自動でリバランス

SBIラップ(AI投資コース):月1回自動でリバランス

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SBIラップ(AI投資コース)はSBI証券のロボアドバイザーで、原則毎月1回投資配分をリバランスしてくれる点が特徴です。SBIラップ専用の投資信託が8種類用意されており、AIが自動的に投資配分を決めます。ほかのロボアドバイザーのように、運用コースを決める手間もかかりません。

【SBIラップ(AI投資コース)の投資対象】

  • (ラップ専用)SBI・米国株式
  • (ラップ専用)SBI・先進国株式
  • (ラップ専用)SBI・新興国株式
  • (ラップ専用)SBI・米国債券
  • (ラップ専用)SBI・米国ハイイールド債券
  • (ラップ専用)SBI・新興国債券
  • (ラップ専用)SBI・米国不動産
  • (ラップ専用)SBI・ゴールド

運用開始後に相場が急変した場合は、臨時のリバランスも実施されます。すべてAIに任せられるので、手間をかけない資産運用が可能です。

ON COMPASS:最低1,000円から投資可能

ON COMPASS:最低1,000円から投資可能

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ON COMPASSは、マネックス証券のロボアドバイザーです。一任型のロボアドバイザーは最低投資金額が1万円からのものが多いですが、ON COMPASSは最低1,000円から1,000円単位で投資できます。試しに少額でロボアドバイザーを使ってみたい人におすすめです。

ON COMPASSの運用手数料は1.0075%程度で、一任型としては割安な水準に抑えられています。申込手数料やプラン変更手数料、解約手数料などもかかりません。シンプルかつ割安な手数料もON COMPASSの魅力です。

おすすめのネット証券はどこ? ランキングをチェックしよう

AIが投資のアドバイスから運用までしてくれるロボアドバイザーは、投資初心者の強い味方です。しかし、ロボアドバイザーサービスは種類が多く、どの証券会社を使えばよいか迷うかもしれません。

以下のページでは、さまざまな証券会社をランキング形式で紹介しています。こだわり条件で複数社をまとめて比較・検索できるので、証券会社選びに悩むときはぜひ参考にしてください。

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著者

大島凱斗

mybest

元銀行員として、法人顧客の経営支援・融資商品の提案、個人顧客の資産運用相談業務を担当。現在は日本最大級の商品比較サービスmybestにて金融・サービス商材の情報提供コンテンツを統括している。

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