楽天証券での新NISA(つみたて投資枠)の買い方
楽天証券でNISAを始めるには、口座開設や入金などの準備が必要です。楽天証券での新NISA(つみたて投資枠)の買い方を5ステップで解説するので、銘柄を購入する際の参考にしてください。
1.楽天証券で口座開設を行い、NISA口座の申込みをする

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NISAのつみたて投資枠を始める準備として、まずは楽天証券で口座開設をします。公式サイト内の「口座開設」ボタンをクリックし、メールアドレスやパスワードを登録しましょう。
次に、本人確認書類を提出します。運転免許証または個人番号カードがあれば、自分の顔や本人確認書類を撮影するだけで提出できる「スマホで本人確認」が便利です。スマホを持っていない場合や、運転免許証・個人番号カード以外の書類を提出する場合は「書類アップロードで本人確認」で提出しましょう。
続いて氏名・住所などの本人情報を入力し、NISA口座を選択してください。審査に通過すると、「スマホで本人確認」の場合は最短翌営業日にメールで、「書類アップロードで本人確認」の場合は約5営業日後に郵送でログインIDが送付されます。
ログインIDを受取ったあと、初期登録やマイナンバーの登録が完了すれば、NISA口座での取引が可能です。なお、すでに楽天証券口座を持っている人は、NISA口座の申込みだけでつみたて投資枠を始められます。
2.証券口座に入金する。楽天証券への入金方法は4パターン

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初期設定が終われば、証券口座に入金して取引が開始できます。楽天証券のNISA口座への入金方法は、自動入出金(スイープ)、らくらく入金、リアルタイム入金、通常振込入金の4種類です。
自動入出金は、楽天銀行の口座から自動的に証券口座に送金される方法で、楽天銀行口座を保有している場合にのみ利用できます。
らくらく入金は、楽天証券の入金画面から手続きをすると、即時に証券口座の残高へ反映される方法です。対応している金融機関は楽天銀行・みずほ銀行の2種類で、入金時の手数料はかかりません。
リアルタイム入金では、インターネットバンキングを利用して入金手続きが可能です。三井住友銀行や三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行など14行の金融機関を利用できます。入金後は証券口座に即時反映され、手数料は無料です。
通常振込入金は、銀行やATM、リアルタイム出金非対応のネットバンキングから入金する方法です。楽天証券の口座に自分で振込む必要があるほか、手数料もかかります。口座反映までに1時間程度かかる場合がある点にも注意が必要です。
3.楽天証券のサイトにログインし、NISA口座で買いたい銘柄を選ぶ

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口座開設と入金が完了したら、実際にNISA(つみたて投資枠)の銘柄を購入してみましょう。まずは楽天証券公式サイトにログインして、画面上部の「NISA」のタブを押下します。「商品を探す」を選択し、購入したい投資信託を探してみてください。
ファンドの探し方には、個別にファンド名で検索する方法のほか、自分にぴったりのファンドが診断できる「らくらく投資」、おすすめから探せる「積立おすすめファンド」、自分でイチから銘柄を選べる「つみたて投資枠のファンド一覧」の合計4種類があります。
すでに購入したい商品が明確な場合は、名称で検索するのがスムーズです。どこに投資すればいいかわからない人は、らくらく投資やおすすめから選ぶ方法で探すといいでしょう。
4.引き落としの指定や積立設定を行う

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投資先が決まったら積立注文画面に進み、引落方法と積立指定日、積立金額を設定しましょう。引落方法は、電子マネーの楽天キャッシュや楽天カードクレジット決済、楽天銀行マネーブリッジ、ほかの金融機関での口座引落から選択可能です。
楽天銀行マネーブリッジなら、あらかじめ楽天銀行と連携して自動入出金を設定しておけば自動で入金されます。楽天キャッシュや楽天クレジットカード、口座引落も自動で引き落としまたは決済されるので、面倒な作業は必要ありません。
積立指定日の選択肢は引落方法によって異なります。楽天銀行マネーブリッジ・楽天キャッシュの場合は1日〜28日、口座引落の場合は7日・24日から選択可能です。楽天クレジットカード決済は積立日があらかじめ指定されるため、自分では選べません。
積立金額は、1カ月あたり100円〜10万円までの範囲で設定できます。年の途中から積み立てを始める場合は、増額設定をすると年間上限の120万円まで積み立てが可能です。
5.目論見書などを確認し、注文を確定する

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積み立ての詳細を設定したら、目論見書や約款、注文内容を確認し、問題なければ暗証番号を入力して注文しましょう。
目論見書は、選んだ投資信託の目的や実績、リスクなどについて記載された書類です。重要なことが書かれているので、きちんと読んでおきましょう。約款には投資信託の運用に関する規定などが記載されているので、あわせて確認してください。
注文が完了した内容は、「積立設定一覧へ」から確認できます。上記の手順をふめば、楽天証券のつみたて投資枠の銘柄購入は完了です。
楽天証券を利用するかさらに検討したい人は、以下のページをチェックしてみてください。楽天証券の詳細な情報や、実際に利用している人のクチコミなどを紹介しています。
楽天証券で新NISA(つみたて投資枠)をする人におすすめの設定
楽天証券のNISA(つみたて投資枠)では、一緒に活用することでよりお得に投資ができる設定がいくつかあります。ここからは、楽天証券のNISAで活用できるおすすめの設定を見ていきましょう。
マネーブリッジ&ハッピープログラム

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楽天証券でNISAのつみたて投資枠をするなら、マネーブリッジとハッピープログラムの登録がおすすめです。
マネーブリッジとは、楽天銀行と楽天証券の口座連携サービスのこと。楽天銀行の普通預金に優遇金利が適用されるほか、口座間の自動入出金(スイープ)も利用可能です。楽天証券での注文時に購入資金が不足している場合、楽天銀行から自動で入金されます。
ハッピープログラムは、楽天銀行のお客様優遇プログラムです。会員ステージに応じて、一定回数のATM手数料が無料、同行間の振込手数料が無料などの特典を受けられます。
楽天証券で受けられる特典も用意されており、取引することでポイントの獲得が可能です。さらに、毎月末の投資信託の保有残高がはじめて基準残高に到達したときもポイントが付与されます。基準残高とポイント数は以下のとおりです。
- 基準残高10万円|10ポイント
- 基準残高30万円|30ポイント
- 基準残高50万円|50ポイント
- 基準残高100万〜500万円(※100万円単位)|100ポイント
- 基準残高1,000万~2,000万円(※500万円単位)|500ポイント
マネーブリッジとハッピープログラムを利用するには、楽天銀行の口座が必要です。まず、は楽天銀行の口座を開設し、楽天銀行の公式サイトでマネーブリッジに申込みましょう。次に、楽天銀行の公式サイトでハッピープログラムにエントリーすると、登録手続きは完了です。
楽天カードまたは楽天キャッシュの積立設定

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楽天カードや楽天キャッシュで投資信託の積立設定をすると、積立利用額に応じて楽天ポイントがもらえます。ポイント還元率は楽天カードが0.5〜2%、楽天キャッシュが0.5%です。
楽天カードで決済する場合、還元率はカードの種類によって異なります。楽天ブラックカードは2%、楽天プレミアムカードは1%、楽天ゴールドカードは0.75〜1%、一般の楽天カードは0.5〜1%です。ファンドの代行手数料が年率0.4%以上なのか、0.4%以下なのかによっても還元率が変わります。
投資信託の積立設定の申込締切日は毎月12日です。毎月12日までに申込みが完了すると、翌月から積み立てが開始されます。ちなみに、楽天カードや楽天キャッシュで決済する場合は毎日積立ができず、毎月積立のみ可能です。
楽天キャッシュでは、毎月1〜28日のなかから買付日を指定できます。楽天カードの買付日は投信積立の設定をした日によって決まり、毎月1日、8日、12日のいずれかです。
楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)でポイント投資するやり方
楽天証券では、楽天の各サービスを利用してたまったポイントを投資に回せます。以下では、楽天ポイントを使ってNISAのつみたて投資枠を利用する方法を紹介するので、ポイント投資に興味がある人はチェックしてみてください。
1.ポイントコースを楽天ポイントコースに変更する

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楽天ポイントを利用してつみたて投資枠の投資信託を積み立てたい場合は、まずポイントコースを楽天ポイントコースに変更する手続きが必要です。
まずは楽天証券にログインし、右上のマイメニューから「ポイント設定・SPU」をクリックします。画面下部にある「SPU達成状況」のSTEP1が「未設定」と表示されていることを確認したら、「楽天ポイントコース設定へ」のボタンをクリックしてください。
同意書面を確認してチェックボックスにチェックを入れ、「次に進む」をクリックします。ログイン画面に遷移するので、ユーザーIDとパスワードを入力してログインしましょう。
同意画面が表示されたら、注意事項を読んで「同意する」をクリックしてください。「楽天ポイント利用(確認)」の画面で取引暗証番号を入力し、「変更」をクリックしたら完了です。
2.ポイントの利用設定を行う

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ポイントを利用して積み立ての注文を行う際は、投資信託の注文画面でポイントの利用設定が必要です。注文画面に「ポイント利用」の項目があるので、「利用する」を選択しましょう。
ポイントの利用には、すべてのポイントを使う以外に、毎月の利用上限ポイントを設定する方法と、毎日の利用上限ポイントを設定する3つの方法があります。
なお、楽天会員ランクによって利用できるポイントの上限が決まっている点に注意が必要です。最もランクの高いダイヤモンド会員であれば1カ月あたり50万ポイントまで利用できますが、それ以外のランクだと10万ポイントまでしか利用できません。
1日あたりの上限では、ダイヤモンド会員が50万ポイント、それ以外が3万ポイントです。ダイヤモンド会員以外の場合、つみたて投資枠の月の上限額である10万円分をポイントで積み立てするには、月4回に分けた引き落としの設定が必要となるので注意しましょう。
楽天証券で新NISA(つみたて投資枠)を運用するメリット
楽天証券でNISAのつみたて投資枠を運用するメリットは、楽天ポイントがお得にたまること、豊富なラインアップから商品を選べることなどです。ここからは、楽天証券のNISAつみたて投資枠のメリットを解説します。
楽天ポイントがお得にたまる&投資に使える

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楽天証券でNISAのつみたて投資枠を運用すると楽天ポイントがたまり、たまったポイントは投資にも使えます。ポイント投資であれば現金を使わずに投資ができるため、損失が出ても現金を失う心配がありません。初心者でも気軽に投資を始められるでしょう。
楽天証券では、先述した投資信託の保有残高や楽天カード・楽天キャッシュの積立設定などでポイントをためられます。たまったポイントはほかの楽天サービスに使えるほか、投資信託、国内株式、米国株式なども1ポイント=1円から購入可能です。
投信積立に利用できるポイントには利用上限があり、注文方法や楽天ポイントの会員ランクによって上限が異なります。詳細は公式サイト(外部サイト)で確認してください。
楽天証券はNISA対象の投資信託が豊富

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購入できる取扱商品数が豊富な点も、楽天証券でNISAのつみたて投資枠を運用するメリットです。つみたて投資枠の対象商品を254本も取扱っているため、自身の希望や条件に合う商品が見つかるでしょう。
野村證券は19本、大和証券は36本と、楽天証券の取扱本数は大手の対面証券を大きく上回っています。また、SBI証券は271本、マネックス証券は258本であり、ほかの大手ネット証券と比べても引けをとりません。
取扱本数は執筆時点の情報
月100円から少額投資ができる

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楽天証券のつみたて投資枠は月100円の少額から運用できるので、初心者でも気軽に始めやすいでしょう。少額投資であれば、損失が出た場合も損失額を抑えられます。
銀行や大手対面証券のなかには、投信積立の最低金額が1,000円や10,000円のところもめずらしくありません。例えば、野村證券やSMBC日興証券は毎月1,000円から、三井住友銀行は毎月10,000円から(ネット専用ファンドは除く)です。
楽天証券は月100円から投資ができるので、まずは投資することに慣れたい人も挑戦しやすいといえます。
投信積立の最低金額は2025年4月2日時点
ボーナス設定で非課税枠を無駄なく使い切れる

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楽天証券では、特定の月の積立金額を増やせるボーナス設定を活用することで、非課税枠を使い切れます。毎月の積立金額を低めにしている場合や、年の途中から積み立てを始めた場合でも、NISAの非課税枠が無駄になりません。
例えば、つみたて投資枠で毎月5万円を積み立てると年間の投資額は60万円です。ボーナス設定で6月と12月にそれぞれ30万円を増額すれば、年間の投資額は120万円となり、つみたて投資枠の非課税投資枠をすべて使えます。
ボーナス設定をするには、毎月の積立金額を指定する際に「ボーナス設定を追加する」をクリックし、増額したい月と金額を入力しましょう。増額分を含めた資金を引落日までに入金しておくことも重要です。
とはいえ、NISAの非課税枠は必ずしも使い切る必要はありません。まずは無理のない範囲で積立投資を行い、資金に余裕ができたらボーナス設定を検討するとよいでしょう。なお、毎日積立を選択している人や、楽天キャッシュ決済・楽天カードクレジット決済を利用している人はボーナス設定の対象外なので注意してください。
楽天証券でNISA(つみたて投資枠)を始める際の注意点
楽天証券のNISA(つみたて投資枠)では、クレカ積立の還元率が低めであること、注文方法がWebのみに限られることなどに注意が必要です。ここからは、楽天証券でつみたて投資枠を始める際の注意点を解説します。
クレカ積立の還元率は他社より低め

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楽天証券のNISAではクレカ積立が可能ですが、ポイントの還元率は他社より低い傾向です。決済に使うカードや購入する商品によって異なるものの、還元率は最大2%に設定されています。
最大2%は楽天ブラックカードが対象であり、一般カード(楽天カード)は0.5〜1%です。クレカ積立に対応している他社の還元率と比較してみましょう。
- SBI証券|最大3%、一般カードは最大0.5%
- 三菱UFJ eスマート証券|最大3%、一般カードは1%
- マネックス証券|最大1.1%
ゴールドカード以上の還元率は他社よりやや低く、一般カードの還元率も有利とはいえません。クレカ積立の還元率を重視するなら、楽天証券以外の証券会社を候補に入れるとよいでしょう。
つみたて投資枠ではETFに投資できない

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楽天証券のつみたて投資枠ではETFに投資できません。ETFとは、東京証券取引所などの取引所に上場している投資信託のこと。株式と同様にリアルタイムで取引ができ、運用コストとしてかかる信託報酬は投資信託に比べて低めです。
しかし、楽天証券を含むほとんどの証券会社では、つみたて投資枠の対象商品としてETFを取扱っていません。大和証券などでは取扱いがあるため、つみたて投資枠でETFに投資したい人は別の証券会社を探してみるとよいでしょう。
なお、非課税でETFに投資したいのであれば、成長投資枠を使うのも手です。楽天証券の成長投資枠では、国内ETFや海外ETFを取引できます。つみたて投資枠と成長投資枠は併用できるため、ETFに投資したい人は成長投資枠の利用も検討してみてください。
買い方はWebのみ。アプリ「iSPEED」は利用できない

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楽天証券でつみたて投資枠を利用する際、投資信託の購入方法はWebのみです。スマホでつみたて投資枠の取引をするには、楽天証券のサイトにアクセスする必要があります。
他社ではスマホアプリでつみたて投資枠の取引ができるところもありますが、楽天証券には対応するスマホアプリがありません。株式の現物取引・信用取引用の株アプリ「iSPEED」や、FX取引ができる「iSPEED FX」などのアプリはあるものの、つみたて投資枠の取引には利用できないので注意しましょう。
楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)についてよくある質問
楽天証券でつみたて投資枠の利用を検討している人のなかには、毎日積立ができるのか、他社のNISA口座から移管ができるのかなど、疑問を抱いている人もいるでしょう。ここからは、楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)に関するよくある質問を解説します。
楽天証券に新NISA対象のキャンペーンはある?

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楽天証券では、新NISAを対象としたさまざまなキャンペーンを利用可能です。例えば、対象期間中にNISA口座開設などの条件を満たすと、楽天ポイントを受取れるキャンペーンなどがあります。
対象商品の約定や、家族・友人への紹介で楽天ポイントがもらえることも。特典獲得には事前のエントリーを必須とするものが多いので、忘れずに手続きしましょう。
時期によって実施しているキャンペーンや開催期間が異なるため、詳しく知りたい人は楽天証券の公式サイト(外部サイト)をチェックしてみてください。
毎日積立はできる? 設定のやり方は?

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楽天証券のつみたて投資枠では毎日積立を選択できます。購入したい投資信託を選択して積立注文画面を開き、「積立頻度を変更する」をクリックして「毎日」を選択すれば完了です。前営業日までに申込みをすると、翌営業日から反映されます。
ただし、楽天キャッシュ決済・楽天カードクレジット決済では毎日積立ができません。毎日積立をするには、決済方法で証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)を選択する必要があります。
積立代金が不足していると毎日積立が実行されないため、忘れずに資金を入金しておきましょう。楽天銀行と楽天証券の口座を連携するマネーブリッジを登録しておくと、不足資金が自動で楽天銀行から入金されるので便利です。
他社のNISA口座から楽天証券へ移管できる?

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他社のNISA口座から楽天証券へ移管することは可能です。
まずは他社の金融機関で手続きを行い、勘定廃止通知書または非課税口座廃止通知書を取り寄せましょう。NISA口座の商品をそのまま保有したい場合は勘定廃止通知書を、NISA口座の商品を売却して課税口座に移す場合は非課税口座廃止通知書を選んでください。
次に、楽天証券でNISA口座を開設します。楽天証券の口座を持っていない場合は、総合口座の開設とあわせて申込みましょう。
申込後に楽天証券からNISA口座申込書が届くので、取り寄せた勘定廃止通知書または非課税口座廃止通知書とあわせて楽天証券に返送します。NISA口座の開設にはマイナンバーの登録が必要なため、未登録の場合はマイナンバー通知届書も提出してください。
書類の提出後に楽天証券や税務署で審査が行われます。審査に通過し、楽天証券からの連絡を確認すれば手続きは完了です。
特定口座の運用商品をNISA口座に移すことは可能?

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特定口座の運用商品をNISA口座に直接移すことはできません。特定口座で運用していた資産を非課税で運用するには、資産を売却してNISA口座で新たに購入する必要があります。
特定口座の商品に含み益がある場合、売却すると税金がかかる点に注意しましょう。また、運用商品によっては売却時に手数料が発生する場合もあります。
楽天証券のNISAの手数料やクチコミが知りたい人はこちら
以下のページでは、楽天証券の取扱銘柄数や各種手数料など、さまざまな情報を掲載しています。実際の利用者のクチコミも紹介しているので、口座開設の際の参考にしてみてください。
新NISAを楽天証券とSBI証券で迷っているならこちらをチェック
新NISAを始める多くの人から選ばれている証券会社として、楽天証券のほかにSBI証券もあります。SBI証券は取扱商品が豊富なだけでなく、他社に比べてポイントサービスやクレカ積立の充実しているなど、さまざまなメリットがある証券会社です。
楽天証券とSBI証券のどちらを選ぶか迷っている人は、以下のページで比較してみましょう。手数料やNISAなど15項目を徹底比較し、どちらの証券会社がおすすめなのかを詳しく解説しています。
楽天証券以外も検討したいなら人気ランキングから選ぼう
楽天証券は、楽天ポイントをためられたり使えたりするほか、手数料が安く取扱商品数も豊富です。とくに楽天サービスを頻繁に利用する人には、メリットが多いといえます。一方で、楽天サービスをあまり利用しない人はメリットが少ないと感じるかもしれません。
楽天証券を利用するか迷っている人は、ほかの証券会社も比較検討するのがおすすめです。証券会社によって利用できるサービスやツールは異なるので、各社を比較しながら自分に合うところを探しましょう。