GMOクリック証券の悪い評判・クチコミからわかるデメリット
GMOクリック証券には、単元未満株や外国株式の取扱いがないなどのデメリットがあります。以下では、実際に申込む前に知っておくべき注意点をチェックしましょう。
単元未満株の取扱いがない
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GMOクリック証券のデメリットとして、単元未満株の取扱いがないことが挙げられます。インターネット上では「少額取引ができず使い勝手が悪いので利用していない」「単元未満株も取扱ってほしい」などのクチコミが見られるため、少額の取引をしたい人は特に注意しましょう。
GMOクリック証券では、100株に満たない単元未満株の買付、買増請求を行っていません。売却・買取申請は可能ですが、コールセンターや会員ページから手続きを申込んだり、手数料を支払ったりする手間が発生します。
原則1単元(100株)からの取引しか行えないので、投資にあまりお金をかけたくない人や、取引にあまり慣れていない初心者には不向きだといえるでしょう。
外国株式の取扱いがない
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外国株式の取扱いがない点も、GMOクリック証券を利用するデメリットのひとつ。「外国株式の取扱いがない点が不満」「外国株式の取扱いをしてほしい」などのクチコミが多く、海外の銘柄にも積極的に投資したい人にとっては物足りない印象でした。
GMOクリック証券で外国株式に投資できるのは、SPDR ゴールド・シェアをはじめとするETF(上場投資信託)か、CFD(差金決済取引)のみ。差金決済取引とは、現物の取引を行わず、売りと買いの差額だけをやり取りする取引を指します。
米国株式を中心とする主要国の銘柄や新興国株の取引もしたい人は、SBI証券などほかの証券会社がおすすめです。
国内株式の取扱銘柄が東証上場銘柄のみ
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GMOクリック証券の利用を検討しているなら、国内株式は東証(東京証券取引所)上場銘柄しか扱っていない点にも注意しましょう。実際に利用した人の多くも不満に感じているポイントで、「たくさんの銘柄から選べるわけではない」などのクチコミが見られます。
GMOクリック証券では、名古屋や札幌、福岡の証券取引所に単独上場している銘柄は取扱っていません。また、日経300投信やカントリーファンドなども取引できないため、取扱市場に関係なくさまざまな銘柄に投資したい人には不向きだといえるでしょう。
国内にある大手企業の多くは東証上場銘柄ですが、事業形態や本社の所在地などによっては異なる可能性もあります。GMOクリック証券で口座開設をしようと考えている人は、投資したい銘柄がどの取引所に上場しているかあらかじめチェックしておきましょう。
自動ロスカット時に手数料が発生する
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GMOクリック証券では、「FXネオ」取引での自動ロスカット時に手数料を支払わなければいけません。インターネット上では「他社では無料のところが多い」「手数料が上乗せされてしまう点が残念」などのクチコミが多いため、損失が起きた際のサポートに期待している人は注意が必要です。
ロスカットとは、取引で損失が続いたとき、マイナスが拡大するのを防ぐために取引を終了する措置のこと。GMOクリック証券ではロスカットを自動で行っていますが、1取引単位(10,000通貨)あたり500円、0.1取引単位(1,000通貨)あたり50円の手数料が発生してしまいます。
取引で損失が生じている状態で、さらに手数料を支払わなければいけないのは大きなデメリットだといえるでしょう。ただし、任意でロスカットした際の手数料は発生しないので、可能な限り自身で判断してロスカットする心がけが大切です。
ファイナンシャル・プランナー(CFP)
金子賢司
本来ロスカットは投資家保護を目的とした仕組みですが、大きな損失を被る可能性があります。 「任意でロスカット」とは、いわゆる「損切り」のこと。自身の想定外の値動きをしたときは、含み損が拡大する前に早めに損切りの決断をすることが、取引で大負けしないポイントです。
GMOクリック証券のいい評判・クチコミからわかるメリット
GMOクリック証券のメリットとして、スプレッドが他社と比べて狭いことや、取引ツールが使いやすいことなどが挙げられます。以下で順番に解説するので、デメリットとあわせて参考にしてください。
スプレッドが他社と比べて狭い
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スプレッドが他社と比べて狭いのは、GMOクリック証券を利用するメリットのひとつ。インターネット上でも「国内でも最狭水準のスプレッド」と高い評価を得ており、FX取引に力を入れたい人からも好まれている証券会社であることがわかります。
スプレッドとは、FX取引を行う際に生じる売値と買値の差額のこと。実質的な取引手数料ともいわれており、スプレッドが狭いほどかかるコストも少なくなります。
主要な通貨ペアで比較した場合、GMOクリック証券は米ドル/円で0.2銭、ユーロ/円で0.4銭、豪ドル/円で0.5銭と原則固定です。
それに対し、外為オンラインでは米ドル/円のスプレッドが0.9銭、ユーロ/円は1.9銭、豪ドル/円は3.2銭。インヴァスト証券は米ドル/円の最安値(100万通貨以上の取引)でも0.3銭、ユーロ/円が0.5銭、豪ドル/円で0.6銭であり、GMOクリック証券のほうが低く設定されていることがわかります。
なるべくコストを抑えてFX取引ができるため、市場分析に集中しやすいのが大きな魅力です。
ファイナンシャル・プランナー(CFP)
金子賢司
1取引あたりの手数料負担は大きくないかもしれませんが、何度も取引をすると、積み重なって大きなコスト負担になる可能性があります。 取引スタイルによってスプレッドの考え方は異なりますが、実質の手数料負担であることから、狭いに越したことはないでしょう。
取引ツールが使いやすい
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GMOクリック証券のメリットとして、スマホ・PCアプリなどの取引ツールが使いやすい点も挙げられます。利用者からは「初心者でも扱いやすい」「外出先でも簡単に取引情報をチェックできる」と高評価です。
特に人気なのが、FX取引向きの「はっちゅう君FXプラス」と「GMOクリック FXneo」の2つ。「はっちゅう君プラス」は為替レートや注文履歴などを同じ画面でコンパクトに表示できるアプリで、ユーザーが使いやすいようにレイアウトを自由に変更可能です。
FXデモ取引用のスマホアプリを探している人には、「GMOクリック FXneo」がおすすめ。本番同様の取引を練習でき、スワイプだけでチャート表示を切り替えられる操作性の高さが魅力です。
また、「GMOクリック FXneo」はスマートウォッチでも利用できます。外出先でも手軽にチャートを確認したい人はぜひ検討してみてください。
スワップポイントが高い
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GMOクリック証券には、他社と比べてスワップポイントが高いというメリットも。インターネット上では「豪ドルのスワップポイント(金利)が高い」と高評価を得ています。
スワップポイントは金利差調整分とも呼ばれており、二カ国間の金利差によって発生する利益のこと。特に南アフリカ・メキシコなど、日本よりも金利差が高い新興国の通貨を購入することで利益を狙いやすくなります。
GMOクリック証券の場合、南アフリカランド/円の買スワップ(付与額)は159円、メキシコペソ/円は207円です(2024年10月15日の数値)。それに対し、大手証券会社のひとつであるLIGHT FXは、南アフリカランド/円の買スワップが18.2円、メキシコペソ/円は23.1円。購入した日によっては10倍近く付与額に差があるのがわかりました。
スワップポイントは保有日数に応じて受取れるので、コストを抑えながら長期運用をしたい人におすすめです。ただし、各国の金利情勢によって日々変動する点や、高金利通貨を売ると逆にスワップポイントを支払わなければいけない点は注意しましょう。
GMOグループの株式を所有していると株主優待で手数料が還元される
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GMOグループの株式をもっていると手数料が還元されるのもメリットです。GMOグループ関連株の取引を行っている利用者からも実際に高評価を得ているので、ぜひ検討してみてください。
株主優待の対象になるのは、GMOフィナンシャルホールディングスやGMOインターネットグループ、GMOアドパートナーズ、GMOグローバルサイン、ホールディングス、GMOペパボの5社。それぞれ保有株式数に応じて売買手数料や、買付手数料相当額などをキャッシュバックしています。各社のキャッシュバック額は合算することができ、合計で最大29,000円を受取り可能です。
GMOペパボでは、minneクーポンやGMOポイントなど、クーポンやポイントでの進呈も受けられるのが魅力。利用できるサービスや有効期限などの条件はポイントによって異なるので、詳しくはGMOペパボの公式サイトをチェックしてみてください。
GMOクリック証券がおすすめな人の特徴は?
単元株を中心に取引したい人
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主に単元株で取引したい人は、GMOクリック証券を検討してみましょう。GMOクリック証券は単元未満株の買付・買増請求を行っておらず、1単元(100株)以上のやり取りを前提としている特徴があります。
特に株式やFXの取引に慣れてきた人や、まとまった額を投資して高いリターンを狙いたい人におすすめです。また、他社で単元未満株を取引した経験があり、より幅広い銘柄に投資したいと考えるようになった人にも適しています。
ただし、投資額が多くなるほど利益を狙いやすくなる反面、損失が生じた際のダメージも大きくなるので注意してください。金融商品の価値は政治・経済情勢などの影響で日々変動することを意識し、リスクを抑えながら投資を行いましょう。
外国株式の取引をしない人
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外国株式を取引する予定がない人も、GMOクリック証券が向いています。外国株式へ投資する手段がETF(上場投資信託)かCFD(差金決済取引)に限られているものの、外国株式の取引にこだわらない人にとってはデメリットと感じにくいでしょう。
国内株式の取引に力を入れたい人や、CFDを通じて外国株式に投資するだけでよいという人に適した証券会社だといえます。また、国内に投資したい企業がある人など、特定の銘柄のみを購入したい人も検討してみてください。
注意すべきなのが、国内の銘柄だけに投資しているとリスク分散ができない危険性もある点。ある銘柄の価格が急落してもほかでカバーできるよう、異なる地域・種類の金融商品を購入するとよいでしょう。
GMOグループの株式を購入する予定がある人
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GMOクリック証券を利用したほうがよい人の特徴として、GMOグループ株への投資を考えているという点も挙げられます。GMOグループ株の所有者は手数料還元などの優待を受けられるので、積極的に活用しましょう。
特にGMOインターネットなど、該当企業の株式を購入する予定がある人におすすめです。各企業や申込むコースによってキャッシュバック額の上限は異なりますが、手数料が戻ってくるのは大きなメリットだといえます。
キャッシュバックを受ける条件は各企業で異なるので、あらかじめ公式サイトをチェックしておくことが重要です。また、取引方法によっては対象にならない可能性もあるので注意してください。
手数料を抑えてさまざまな取引をしたい人
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手数料を抑えながら幅広く取引をしたい人にもおすすめです。
GMOクリック証券には、現物取引・信用取引の両方で、1日あたり最大100万円までの取引が手数料無料になる1日定額プランがあります。現物取引や制度信用取引、一般信用取引すべてを行う場合でも、最大300万円分の約定まで手数料がかからないのはうれしいポイント。
特に手数料の安さを重視したい人や、現物取引・信用取引などさまざまな方法で取引をしたい人に適しています。1約定ごとプランの場合は手数料が発生しますが、5万円までの約定なら50円、10万円までなら90円と比較的安めなので、少額の取引から始めたい人にもおすすめです。
利用者が27歳以下の場合は、1日定額プラン・1約定ごとプランのどちらを選んでも現物取引手数料が無料になります。事前のエントリー不要で適用を受けられるので、ぜひ検討してみてください。
GMOクリック証券の口座開設の流れ
GMOクリック証券で口座を開設するには、専用フォームから申込む必要があります。以下では、スムーズに取引を始めるためのポイントをチェックしましょう。
口座開設フォームから申込む
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GMOクリック証券で取引を始める前に、公式サイトの口座開設フォームで申込み手続きを行いましょう。
まずGMOクリック証券の公式サイトへアクセスし、申込み専用フォームを開いてください。次に氏名や住所、電話番号などの基本情報を入力し、同時に申込みたい口座の有無を選択します。記入した内容に誤りがないか確認できたら、申込み手続きは完了です。
特定口座を開設した場合は、GMOクリック証券が利用者に代わって譲渡所得等の管理・申告を行います。確定申告が不要になるなどのメリットがあるため、希望する場合は忘れずに選択しましょう。
本人確認書類を提出する
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口座開設フォームで申込みが完了したら、本人確認書類を提出してください。
GMOクリック証券では、運転免許証やマイナンバーカード、各種健康保険証などを本人確認書類として提出可能です。運転免許証の場合は、スマホで本人認証を行う「スピード本人確認」か、スマホ・PCからのアップロード、または郵送での提出を選べます。マイナンバーカードはこの3つに加えてICカードリーダーも使用できるのに対し、保険証は写真のアップロードか郵送のみです。
そのほか、各種年金手帳や住民票の写し、登記簿謄本(法人の場合)なども提出できます。開設したい口座の種類によっては本人確認書類として使えないものもあるため、事前に公式サイトを確認しておきましょう。
手続き完了の連絡を受けたら取引を始める
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口座開設手続きが完了した旨の連絡を受けたら、実際に取引を始めましょう。
スピード本人確認・ICカードリーダーで手続きをした場合は、口座開設完了の案内がメールで送信されます。メールに記載されている内容を確認したうえで、ログインパスワードなどの設定を進めてください。
本人確認書類をアップロード・郵送で提出した場合は、簡易書留郵便で送付されます。案内にはユーザーID・ログインパスワードなどの情報が記載されているため、紛失しないよう厳重に取扱いましょう。
証券取引口座は申込みから最短2営業日後、FX取引口座は最短当日から取引が可能ですが、申込みのタイミングや審査状況によっては時間がかかる可能性も。特に土日・祝日や年末年始など、申込みが集中しやすい時期は、実際の取引開始が遅れるケースがあります。
GMOクリック証券についてさらに詳しく知りたい人はこちらをチェック
以下のページでは、GMOクリック証券の手数料や入出金方法などのほか、取扱銘柄の種類などさまざまな情報を掲載しています。
実際の利用者のクチコミも紹介しているので、口座開設や各種取引を行う際の参考にしてみてください。
GMOクリック証券の詳細を見るGMOクリック証券以外の証券会社も比較してみよう
実際に口座開設を申込む前に、GMOクリック証券以外の証券会社もチェックしてみましょう。取扱っている投資信託の数や種類、手数料など、証券会社によって特徴は異なるため、自分に合った会社を慎重に見極めることが大切です。
以下のページでは、人気の証券会社・ネット証券をランキング形式で紹介しています。特徴ごとに絞り込む機能もあるので、詳しく知りたい人はぜひ参考にしてください。
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GMOクリック証券の特徴として、FXやCFDなど差金決済を活用した金融商品の種類が豊富な点が挙げられます。 差金決済は売りと買いの差額をやり取りする取引のため、相場の上昇局面だけでなく、下落局面でも売りから取引することで利益を狙える点が特徴です。