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証券取引所(株式市場)の取引時間はいつ? 東証などの営業日と休み、取引時間外に売買する方法も解説

証券取引所(株式市場)の取引時間はいつ? 東証などの営業日と休み、取引時間外に売買する方法も解説

出典元:Getty Images

証券取引所では株式・債券などの有価証券を売買できますが、取引時間がいつなのか知らない人も多いのではないでしょうか。「日本株式は何時から何時まで買える?」「年末年始も株取引はできる?」「東証の休業日はいつからいつまで?」など、株式を買う時間や休日に関するルールは把握しておきたいところです。

今回は、日本の証券取引所の取引時間について解説します。東証(東京証券取引所)の営業日・営業時間はいつなのか、時間外取引とは何かなども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ファイナンシャル・プランナー/伊藤亮太FP事務所代表

監修者伊藤亮太外部サイト

伊藤亮太FP事務所代表、スキラージャパン株式会社代表取締役。ファイナンシャル・プランナーとして、年間平均約100~200件の相談(資産運用、相続、保険の見直し、住宅ローンなどのローン相談等)を行うほか、証券外務員やFP資格取得講師、金融経済情勢、富裕層顧客開拓スキル、ドクターマーケット開拓、年金、四季報活用講座などの研修講師を行う。

元銀行員/mybest 金融サービス情報コンテンツ担当

制作者大島凱斗

元銀行員として、法人顧客の経営支援・融資商品の提案、個人顧客の資産運用相談業務を担当。現在は日本最大級の商品比較サービスmybestにて金融・サービス商材の情報提供コンテンツを統括している。

日本の株式市場の取引時間帯は何時から何時まで?

投資で効率的に利益を得るためには、株式市場で取引が実施される時間を知っておくことが欠かせません。以下では、東証(東京証券取引所)は何時から何時まで取引できるのかなど、各証券取引所の株式取引の時間帯や特徴を紹介します。

東証の取引時間(前場・後場/昼休み)

東証の取引時間(前場・後場/昼休み)

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東証とも呼ばれる東京証券取引所の取引時間は、前場が9時〜11時30分、昼の休み時間を挟んで後場が12時30分〜15時30分までです。これまで株式市場の後場は15時まででしたが、2024年11月5日から取引時間が延長されました。

取引時間の延長と同時に、クロージング・オークションというルールも新しく導入されています。クロージング・オークションは後場が終わる間際の15時25分~15時30分に行われ、投資家から集まった買い注文・売り注文をもとに終値が決定される制度です。

国内最大規模の証券取引所である東証は、2026年2月16日時点で3,900社を超える企業が上場しています。大企業を中心としたプライム市場、中堅企業を中心としたスタンダード市場、ベンチャー企業を中心としたグロース市場の3つに区分されていることも特徴のひとつです。

名証、札証、福証の取引時間(前場・後場/昼休み)

名証、札証、福証の取引時間(前場・後場/昼休み)

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日本には東証以外にも、名証、札証、福証と呼ばれる地方証券取引所があります。取引時間はいずれも前場が9時~11時30分、昼休みを挟んで後場が12時30分~15時30分です。東証と同じく、2024年11月5日からクロージング・オークションが導入されました。

名証とは名古屋証券取引所のことで、大企業を中心としたプレミア市場、中堅企業の多いメイン市場、新興企業でも上場できるネクスト市場の3市場に区分されています。合計上場企業数は約310社です(2026年2月17日時点)。

札証とは札幌証券取引所のことで、実績のある企業が中心の本則市場と、新興企業が多いアンビシャス市場に分かれています。上場企業数は約70社です(2026年2月17日時点)。

福証とは福岡証券取引所のことで、区分は実績のある企業が中心の本則市場と、成長の可能性が見込まれる企業が多いQ-Board市場の2つです。約130社が上場しています(2026年1月末時点)。

日本株式市場の休みは土日祝日。年末年始とお盆休みはどうなる?

日本株式市場の休みは土日祝日。年末年始とお盆休みはどうなる?

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東証(東京証券取引所)など日本の証券取引所は、土曜日、日曜日、祝日と12月31日~1月3日までの年末年始が休場日です。年内最終取引日の12月30日には大納会、年始初取引日の1月4日には大発会と呼ばれる催事が行われています。

土日祝日が重なった場合、大納会は前営業日、大発会は翌営業日に変更されるので覚えておきましょう。なお、大納会・大発会のいずれも株式の取引時間は通常時と変わりません。

東証をはじめとする日本の証券取引所にはお盆休みやクリスマスの休日などがないため、平日であれば基本的に株取引が可能です。休みを取る人が多いゴールデンウィーク期間も、日本株式市場は基本的にカレンダーどおりに稼働しています。

日本株式の時間外取引とは? 夜間に株式売買をする方法はある?

取引方法によっては、証券取引所の時間外でも株式の購入や売却が可能です。ただし時間外取引には、発注までしかできないケースと取引成立まで完了できるケースがあるので、以下で注意点を確認しておきましょう。

オンライントレード|24時間365日対応。土日祝も株式の注文が出せる

オンライントレード|24時間365日対応。土日祝も株式の注文が出せる

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ネット証券を利用していれば、24時間365日注文を出すことができます。東証などの開場時間を問わず、土曜日や日曜日、祝日にも注文を出せるので便利です。

ただし、システムメンテナンスなどによる利用停止の時間帯もあるため、注文受付時間は証券会社の公式サイトで確認しておきましょう。例えば、楽天証券では6時から翌日3時まで注文を出せますが、平日7時30分~7時40分などは注文ができません。

なお、ネット証券以外にも一部の総合証券会社では、24時間365日株式の注文が可能なオンライントレードサービスを提供しています。対象銘柄や注文時間が制限されることもあるので、利用したい場合は公式サイトなどを確認してみてください。

オンライントレードは24時間いつでも注文を出せますが、すぐに売買ができるわけではありません。取引自体が約定となるのは平日の取引開始時間以降なので、値動きによっては損失が生じるリスクもあることを覚えておきましょう。

PTS|国内株式市場の取引時間外でも売買ができる

PTS|国内株式市場の取引時間外でも売買ができる

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PTSを使えば、夜間など株式市場の時間外でも取引が可能です。PTSとは、証券取引所を経由せずに株式を売買できる私設取引システムのこと。日中に取引の時間を確保するのが難しい人でも、スケジュールに合わせて夜間取引などができます。

PTSは取引時間外に悪材料が出た場合でも、すぐに対応できるのがメリットです。注文時に通常の取引よりも細かく価格を設定できるため、自分の希望により近い金額で取引ができることも魅力のひとつといえます。未約定であれば注文の取消・訂正も可能です。

PTSは利用者が比較的少ないため、通常の市場と比べて値動きが激しくなりやすい点がネックといえます。また、PTSを利用できる証券会社や対象銘柄、取引可能時間帯が限られる点にも注意しましょう。大手ネット証券のなかではSBI証券、楽天証券、松井証券がPTS取引に対応しており、取引可能時間帯は以下のとおりです。

<ネット証券ごとのPTSの取引可能時間帯(※現物取引)>

  • SBI証券:8時20分~16時30分、17時~23時59分
  • 楽天証券:8時20分~16時、17時~23時59分
  • 松井証券:6時~15時30分、17時~翌日2時

現物取引と信用取引では取引可能時間が異なる場合もあるため、各公式サイトで確認してみてください。なお、いずれも取引できるのは東証などの営業日のみで、土曜日や日曜日、祝日には対応していません。東証や各証券会社の営業日カレンダーを事前に確認し、取引ができるタイミングを把握しておきましょう。

単元未満株・ミニ株を買える時間は基本的に立会い時間外

単元未満株・ミニ株を買える時間は基本的に立会い時間外

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単元未満株やミニ株はいつから買えるか・売れるかが気になる人もいるでしょう。単元未満株・ミニ株の売買ができる時間帯は、立会い時間外であることが一般的です。1単元(100株)で取引をする場合とは異なり、基本的には当日の前場または後場の始値で取引が約定する「寄付(よりつき)取引」が採用されています。

例えば、午前中に注文を出してもすぐには約定せず、実際に約定するのは後場の開始時間です。注文と約定のタイミングにずれが生じる点はネックですが、取引時間中の株価をこまめに確認する必要がなく、手軽に注文を出せるというメリットもあります。

ただし一部の証券会社では、通常の株取引と同様にリアルタイムでの取引も可能です。例えば、楽天証券の「かぶミニ」はリアルタイム取引・寄付取引の両方に対応しています。取引単位に関係なく柔軟に取引したい人は、各証券会社の対応をチェックしてみてください。

楽天証券の「かぶミニ」を詳しく知る

アメリカ株式市場の営業時間と休みは日本時間のいつからいつまで?

アメリカ株式市場の営業時間と休みは日本時間のいつからいつまで?

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米国株式市場の取引が行われる立会い時間は、ニューヨーク証券取引所・ナスダックともに現地時間の9時30分~16時です。日本の東京証券取引所などと違って、アメリカ株式市場には昼休みがありません。

日本時間にすると、夏時間(サマータイム)は22時30分~翌日5時、冬時間は23時30分~翌日6時に取引が行われます。日本では夜間に取引をすることになるため、仕事などで日中に時間を取りにくい人に向いているでしょう。

米国株式市場の特徴として、立会い時間の前後に時間外取引ができる点も挙げられます。立会い時間の開始前に行う取引はプレ・マーケット(米国時間の8時〜9時30分)、立会い時間の終了後に行う取引はアフター・マーケット(米国時間の16時〜20時)です。これらを含めると、米国株式は1日で12時間取引できます。

米国株式市場の休場日は、東証などと同じく土曜日・日曜日です。祝日も休場日ですが、祝日の日にちはアメリカと日本で異なります。米国株式の取引も検討している人は、あらかじめアメリカの祝日もチェックしておきましょう。

株取引の時間についてよくある質問

最後に、証券取引所の取引時間に関するよくある質問を紹介します。前場・後場が何時から何時までを指すのかといった基礎知識のほか、株式市場の値動きの特徴も紹介するので、株式投資を始めたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

「前場、後場、寄付、引け、ザラ場」の意味は?

「前場、後場、寄付、引け、ザラ場」の意味は?

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証券取引所での取引のうち、前場(ぜんば)は午前中の取引、後場(ごば)は午後の取引を意味します。東証をはじめとする日本の証券取引所の売買時間は、前場が9時〜11時30分、後場が12時30分〜15時30分です。

寄付(よりつき)は、前場・後場の最初に成立した売買を指します。株式の注文では、前場の寄付または後場の寄付のみに限定するように条件を指定することも可能です。ちなみに寄付の価格は始値(はじめね)といいます。

引けとは、前場・後場の最後に成立した売買のことです。そのうち、前場の最後に行われた株式売買は前引け(ぜんびけ)、1日の最後の時間帯に成立した売買は大引け(おおびけ)といい、大引の価格は終値(おわりね)と呼ばれます。なお、寄付と引けの間の取引や時間帯をザラ場と呼ぶことも覚えておきましょう。

株式相場がよく動く時間帯はいつ?

株式相場がよく動く時間帯はいつ?

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株式相場の変動には、時間帯も影響するといわれています。前場・後場ともに、東証などの取引開始時間の直後は値動きが激しく、時間が経つにつれて落ち着くのが一般的です。取引終了時間が近づくと、再び値動きが大きくなることも覚えておきましょう。

これらはあくまで傾向ですが、株取引は何時までできるかに加え、時間帯による相場の動きの違いを理解しておくことは、株式投資を始めるうえで大切なポイントです。

株式の取引時間を理解したら、ランキングから証券会社を探してみよう

日本株式市場の取引時間や、株取引はいつからいつまでできるのかなどを把握できたら、口座開設先の証券会社を探してみましょう。証券会社はそれぞれ特徴が異なり、国内株式の取引手数料が無料のところや、取扱商品数が豊富なところなどさまざまです。

以下のページでは、各証券会社をランキング形式で紹介しています。手数料の安さなどの特徴ごとに絞り込めるほか、各種ランキングページも閲覧できるため、比較検討する際の参考にしてください。

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著者

大島凱斗

mybest

元銀行員として、法人顧客の経営支援・融資商品の提案、個人顧客の資産運用相談業務を担当。現在は日本最大級の商品比較サービスmybestにて金融・サービス商材の情報提供コンテンツを統括している。

記事提供元: mybest

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