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(株)SUMCO【3436】の掲示板 2024/05/02〜2024/05/14

>>889

決算説明会の最後のポイントは「 ③現時点では、需要に基づく生産を行っている。これは事実上の加速度償却であり、需要回復時に大きな効果を生む」でした。これは少し中期的な話で、伊万里・久原工場の完工記念時期にも絡む話ですが、その前に一つだけ追加します。

さむ子は1Qに1000億円程の資金を調達しました。結果、2Qの経常益が10億程減ります。キャッリッチのさむ子が何をするのかと持ったのですが、説明会では日銀の利上げのを前に資金調達をしたコメントしていました。つまり、利上げを前に、国の助成金を受けて建設する吉野ヶ里新工場建設を含めた必要な資金を今から調達し手立てをしたということです。決算説明会の最後に、さむ子は、既に、吉野ヶ里工場の建設に向けて、建設会社やウエハー製造設備企業との商談に入っているとコメントしています。また、これは、z66さんが危惧し、たびたび指摘している増資について、「さむ子は、2度と増資はしませんよ」という株主へのメッセージでもあります。😊💕

  • >>960

    「在庫を増やせば帳簿上の収益は改善するが、それはしない。現時点では、在庫を増やさずに顧客需要に基ずく生産を続ける。しかし、未稼働だが設備投資の償却は続けている。今が一番苦しい時期だが、本格的な生産の開始は需要の回復に併せて行う」。つまり、伊万里の久原工場はほぼ完工しているが、TSMCなどが必要とする新工場でなければ作れない最先端品については生産を行うが、それ以外のウエハーの本格的な生産開始は需要の回復に併せて行う。しかし、未稼働だが設備投資の償却は続けているので、事実上の加速度償却を行っているのと同じ効果がある。

    顧客のウエハー在庫が捌け、需要が本格的に回復するまでしばらくは苦しい時期が続くが、需要が回復すれば、償却費がガクンと落ちるので、収益が大きく改善する。先延ばしされたウエハー価格も上がり、出荷数量が増加し、コストが下がるので収益は急回復するということです。

    結論を書くと、伊万里・久原工場の完工記念式典は未定だが、①顧客のウエハー在庫消化状況、これを受けて、②さむ子がウエハーの手持ち在庫の増産を開始するタイミング、③完工記念式典の順番で今後のウエハー需要の回復度合いが分かるということです。底打ちは確認できたので、2Q以降については、これを追いかけます。まだ、ゆっくりゆっくりです。😊💕