ここから本文です

投稿コメント一覧 (667コメント)

  • >>No. 1004

    >慢性期脳梗塞治験P1/2aで使用した①と失敗した同治験>P2bで使用した②の事も念頭にあります

    成る程、P2bで使用した②での慢性期脳梗塞の結果は惨憺たる結果ですものね。でも何故同じ②でTBI成功したのでしょうか、ロットの違い、そこが前から引っかかっています。

  • >>No. 997

    ①≠②、①≠④でなくても問題ないと思います。②でTBI適応の安全性(と有意差)は確認出来ている訳ですから。
    ②=④が証明されればよいのですが、
    「技術移転のプロセス課題」で申請に手間取っている時に、社長は「これまでも2度、異なるCMOへの技術移転を成功させており」と自信をのぞかせていました。これは治験品でのCMOへの技術移転。
    今回の治験品と量産品への技術移転を、少し甘く見ていた節がありますね。

  • >>No. 993

    訂正
    現在の状況が(B)で→現在の目指すべき状況が(B)で

  • ここのホルダーは下記の指針をまず読むべき。
    「ヒト細胞加工製品の製造工程の変更に伴う同等性/同質性評価に関する指針」
    品質特性に関する評価により、製造販売業者は以下のいずれかの結果を得て対応することになる
    (A) 関連する品質特性を、現時点の科学技術の水準に照らして技術的に可能かつ科学的に合理性のある範囲で比較した結果、製造工程変更前及び変更後の製品の類似性が高く、当該変更が製品の有効性及び安全性を保証するために必須 の品質特性(重要品質特性)に影響を及ぼさない、すなわち同等/同質であると 考えられ、有効性や安全性に悪影響が及ぶとは考えられない。
    (B) 変更前後の製品には高い類似性がうかがわれるが、製品の品質特性には製造工程変更前後で多少の差異も認められる。しかし、それまでに蓄積してきた経験 及び関連する情報並びにデータに基づき、有効性や安全性に望ましくない影響を及ぼさないと考えられる場合には、変更前後の製品は同等/同質であるとすることができる。
    (C) 変更前後の製品には高い類似性がうかがわれるが、使用した分析方法では当該製品の有効性及び安全性に影響を及ぼし得るような変化を十分に識別できない場合は、明確な結論を得るために、品質に関する追加試験(例えば、特性解析)、あるいは非臨床試験や臨床試験の実施を考慮すべきである。
    (D) 変更前後の製品には類似性がうかがわれるが、製品の品質特性の比較検討により差異を認め、有効性及び安全性に望ましくない影響が及ぶ可能性が否定できない。このような場合、品質特性についての追加データを収集・解析するだけでは、変更前後の製品を同等/同質とするには不十分であると考えられる。したがって、同等性/同質性評価のための一定程度の非臨床試験や臨床試験の実施を検討すべきである。
    (E) 製造工程変更前後の品質特性の差異が有効性及び安全性に悪影響を及ぼしうることが強く疑われる場合は、類似性が高いとはいえず、同等/同質ではない。
    ここの現在の状況が(B)で、追加データで済めばよいが、(C)であれば追加試験、あるいは非臨床試験や臨床試験が必要。
    後半も厳しい事書いています。mineralさんの提唱した④のデータだけでなく、フェーズ2で使った②のデータとの比較が必要でしょうね。残っているのでしょうか。

  • >>No. 5306

    去年の大阪の説明会に出席しました。今年も出席の予定です。
    1時間の設定なので、最初の30分が一通りの現状説明、後半30分が挙手によるQ&Aになります。
    質問出来るのは時間的に4~5名位ですかね。総会出席者のコメントを見ると(去年の説明会もそうでしたが)、質問は時間的制約が有るので、質問は簡単に、長々と持論や会社に対する不満発言はしない方が有益かと。
    後、説明会とQ&Aで1時間過ぎた後、質問出来なかった人は壇上近くに集まり、野村氏等に質問出来る機会は去年はありました。

  • そもそも今回の「現時点で得られたデータでは、治験製品と本品との同等性/同質性は判断できない。」問題は、申請延期(2020年1月期中から21年1月期中)前からあった事。
    問題の本質は「治験製品と本品」で製造委託先が変わってしまった事。当然設備も変わるし、製造者の熟練度も違う。(社長は酒造りの杜氏の様なものと説明していた)
    時系列で見ると
    2016年7月~2018年11月 TBIフェーズ2試験 (委託先)米国製造受託機関 2社
    2018年3月 日立化成と技術提携(委託先を移管)
    2020年2月 日立化成、昭和電工に買収される
    2023年1月 昭和電工、レゾナックとなり、やっと新体制となる。
    申請延期(2020年1月から2021年1月)の理由に、『技術移転のプロセスに課題があり、「過去の(治験薬の)製造委託先のレベルまで習熟度が達していない」。「原材料管理」「品質保証」「分析体制」といった管理体制の構築も含め、「初めての商業生産ということで追加的な対応が必要』と社長は述べていた。
    当然、承認の遅延理由も「収量問題」ではなくこの「生産関連の問題」
    社長は、4年掛かっている問題を「やりきった」と語っているので「追加のデータ」等、そう簡単に短時間で出せるものではない。
    in bitroで解決すればいいが、前臨床試験、下手すれば追加臨床試験が必要。今回、承認見通しの期限を切っていないし、今後問題解決は1年以上はかかると予想する。

  • ファイザー関連では、3つのパイプラインがアクティブですね。
    注目のGLP1は、(そーせい)ロティのバックアップPF-06954522がフェーズ1a終了し(2023-08-30→2024-02-20/26人健常者)フェーズ1bに移行しました。(2024-02-20→2025-01-15/122人糖尿病、肥満患者)。※ブログの通り
    対する(ファイザー)一日一回改良版のダヌは2024-05-01にフェーズ1a終了予定。又、謎の新しいパイプラインPF-07976016のフェーズ1が2024-03-17に終了予定なので、この2つの結果に注目です。
    MC4 拮抗薬(PF-07258669 拒食症)はフェーズ1a終了し、1bの終了が2023-07-27なので、そろそろフェーズ2に移行しても良い頃なのですが、フェーズ2入りすればフェーズ1入りのマイルが5MDだったので10MD(15億円)位と予想。
    CCR6拮抗薬 (PF-07054894 炎症性腸疾患)はフェーズ1a終了し、フェーズ1bが2024-10-22終了予定なのでフェーズ2入りは来年上期辺りですか、やはりマイルは10MD(15億円)位かと。
    巷では、新規導出契約がでて、今年は年末M4結果まで、何も無いような雰囲気になっていますが、そんなわけ無いですね。ファイザーだけでも上記のようにフェーズ1パイプラインが3も走っています。
    その他のパイプライン進捗に関しては、書くと長くなるので又の機会にいたします。

  • 1年3ヶ月ぶりの新規提携です。
    十分納得行く交渉が出来たのではないでしょうか。

    ベーリンガー 2024年3月
    GPR52のオプション契約を含むライセンス契約 統合失調症
    一時金40.5億円(25百万ユーロ)+
    オプション97.2億円(60百万ユーロ)
    合計137.7億円
    マイル合計1085億円(670百万ユーロ)
    単一ターゲットのライセンス契約では大型ですね。過去の契約をおさらいしてみましょう。

    イーライリリー 2022年12月
    複数ターゲットの創薬提携  
    糖尿病・代謝性疾患
    一時金50億円(37百万ドル)
    マイル合計940億円(7億ドル)

    アッビィ 2022年8月
    複数ターゲットの創薬提携  神経疾患
    一時金53億+53億(分割)(80百万ドル) 
    マイル合計 1595億円(12億ドル)

    ニューロサイエンス 2021年11月
    M4、M1、M1/M4作動薬のライセンス契約  神経疾患
    一時金114億円(100百万ドル) 
    マイル合計2973億円( 26億ドル)

    GSK 2020年12月
    GPR35作動薬のライセンス契約
    消化器疾患/免疫疾患
    契約一時金48億円(34百万ポンド)  マイル合計470億円(336百万ポンド)

    バイオヘブン 2020年12月
    CGRP拮抗薬のライセンス契約
    神経疾患
    契約一時金11億円(10百万ドル)  マイル合計418億円(3.8億ドル)

    アッビィ 2020年6月
    ライセンスオプションを含む創薬提携 炎症性疾患/自己免疫
    一時金34億円(32百万ドル) 
    マイル合計 402億円(4億ドル)

    武田 2019年8月
    複数ターゲットの創薬提携 
    消化器疾患
    一時金28億円(26百万ドル) マイル合計1286億円(12億ドル)

    ジェネンテック 2019年7月
    複数ターゲットの創薬提携
    一時金28億円(26百万ドル) 
    マイル合計1070億円(10億ドル)

    ファイザー 2015年11月
    複数ターゲットの創薬提携
    一時金20億円(18億ドル)

    アストラゼネカ 2015年8月 
    A2a拮抗薬のライセンス契約
    がん免疫
    一時金12億円(10百万ドル) マイル合計600億円(5億ドル)

    この新しい提携契約を足がかりに、自社開発品のEP4拮抗薬(がん免疫)、EP4作動薬(炎症性腸疾患)もフェーズ1途中であっても、提携交渉がスムーズに進むのではと推測されます。
    今期から来期にかけて、そーせいの益々の飛躍を期待いたします。
    久しぶりの投稿で長文になってしまい失礼致しました。

  • 「外傷性脳損傷の後遺症を伴う患者数は厚労省患者調査では2,100人と推定されています。当患者調査では、調査日当日に医療機関を受療した患者の実数から病院を受診する患者数を推定しています。」、となっていますね。
    【プレスリリース】発表日:2020年6月24日
    https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP536453_U0A620C2000000/

  • >>No. 5224

    Q11:M1作動薬が新たな前臨床候補になったが、 ニューロクライン社がフェーズ1試験を開始予定のM1作動薬と同じ化合物か?国内の開発開始はいつごろになるか?(2)

    A11:同じ化合物です。日本での開発開始予定は、現在パートナーのニューロクライン社と協議中です。M1作動薬の日本の開発権は我々が持っていますが、ニューロクライン社の開発と歩調を合せることでより効率的に開発が進むため(例:ニューロクライン社のフェーズ1試験に日本人をリクルートしてもらい、その分のコストのみを当社が負担するなど)、協調して開発を進めることを想定しています。

    2023年5月14日日曜日
    通期決算説明会以降のQ&A

  • プレスリリース 2023 年 11 月 28 日 でもわかるのだが

    今回の資金調達は
    ①株第三者(OPF1ファンド)割当686万株(80億円)
    ②CB320億円(2028年満期)2026年満期の借換
    ③海外募集150万(21億円) 
    であるが、

    主な目的は➀の政府系OPF1ファンドからの長期の資金支援。
    「OPF1はJIC VGIが2023年9月に設立した新規ファンドで、期間は10年間を予定しています。JIC VGIは、OPF1を通じて、東京証券取引所に上場する革新的な企業の成長と持続的発展を支援するため、ヘルスケアやライフサイエンスなどのリスク資本や成長資金が不足している業界への投資活動に取り組みます。これもJICの取り組みの一つです。日本政府の「スタートアップ育成5か年計画」に盛り込まれている。Sosei Heptares への投資提案は、OPF1 からの最初の投資プロジェクトです。」と説明されている。
    すなわち、日本政府(OPF1ファンド/6.09%)が個人筆頭の五味氏(8.15 →5.96%)を抑えて筆頭株主になったとゆう事。
    「この投資➀は、本日別途発表された新株式③および転換社債の発行、既存の転換社債の買い戻し②を含む一連の取引の一部であり、その正常な完了を条件としています。」とある様に、➀は②③が条件だったことが分かる。

    最後にクリスのコメント、
    「JIC VGI が条件付きで、新しい OPF1 ファンドを通じて Sosei Heptares にこれほど多額の投資を行うことを決定したことを嬉しく思います。JIC VGIは、日本にとって経済的に大きな利益をもたらす企業や産業に投資します。私たちは、この OPF1 への投資が、日本にとって成長するバイオ医薬品産業の重要性と、この分野の新たな世界チャンピオンとしての Sosei Heptares の地位を認識していると信じています。私たちの意図は、OPF1資金調達で得た収益と、国際株式公開で同時に調達した収益を利用して、当社の組織能力をさらに強化し、日本および世界中の患者に新薬を届ける事業の成長を加速することです。」

    短期では株価はどうなるかわからないが、中長期では素晴らしいファイナンスだと思う。

  • このカンファレンスで、中盤は主に、Mシリーズ(M4・M1/2・M1)の説明、後半はGLP1作動薬関連についてなのだが、印象に残ったのは、
    M4のマイル額について
    「間もなく1,000万ドル(15億円)、2,000万ドル(30億円)、3,000万ドル(45億円)、5,000万ドル(75億円)のマイルストーンを吐き出し始めることになる。」と具体的にマイル額を明かしている事。
    GLP1作動薬関連で「リリーが実際に私たちに近づいてきて」とリリーから次世代の糖尿病・肥満関連の低分子経口薬の開発を依頼してきた事。
    「私たちは 2 型糖尿病、肥満の領域全体にわたって立場を確立しており」と述べて
    次世代糖尿病・肥満経口薬関連はそーせいに任せろと、自信のある発言だなと感じた。

  • そーせいHP 株主・投資家情報 説明会資料・動画に
    「14 Nov 2023 ジェフリーズ ロンドン ヘルスケアカンファレンス 2023」がアップされているのだが、
    そこでクリスが、(製薬企業との契約は)アッビイ、リリーの様な早期創薬契約と、(化合物を導出する)契約の説明の後に、
    「そこで、私たちは数年前に GSK と協力しましたが、実際には現在、これらの資産を初期の臨床現場に深く取り入れてより多くの価値を構築し、その後、彼らと提携してその価値の変化を実際に拡大しようと試み始めています。」と、
    今回の、GSKGPR35作動薬(GSK4381406)全権利の再取得について語っていたのですね。
    又「マイナス面がアンダーライトされているので、実際にはすべてがプラス面になっているのです。 ビジネスには常にキャッシュフローの源泉が継続的に入ってくるため、私たちにとってそれほど悪いことは起こりません。 当社が保有するこれらのパートナーシップの多くを通じた上向きの可能性は、その中には明確な大ヒット商品や新薬開発の機会を狙ったものもありますが、最終的には将来的に当社に大きな成果をもたらし始めるでしょう。」とも述べています。
    イドルシア買収の一時的赤字に対しての返答ですが、今回の件もMシリーズの様に、再導出での大型契約で巨額のキャッシュが得られる事を考えればプラスな出来事。
    「将来的に大きな成果」をもたらしてくれる事を期待いたします。

  • 今期の黒字は私の前回の投稿通り、現在複数交渉中の、複数の契約一時金の今期分計上額と、パイプラインの進捗マイル収入次第で達成は十分可能。

    来期300%(税引前利益)増益は、四季報大西君が2Q決算後に作った予想、

    売上高   営業利益    税引前利益   単位は百万円
    22.12   15,569  3,436  1,078
    23.12予  21,000  800   500(53.6%減益)
    24.12予  31,000  2,600  2,000(300%増益)

    ピブラッツの売上、ウルシーエナのロイヤリティ、研究開発助成金、過去提携の分割計上、パイプラインの進捗マイルの金額とその時期はある程度予測可能だが、提携契約の一時金額は予測不能。なのでそーせいも予想が出せない。それを大西君が予想出来るわけもなく、あくまでも上記の予想は目安程度。

    しかし近年のそーせいはニューロクラインのMシリーズの大型提携契約を成功させてから、契約が小型(それでも一時金30億円)な創薬提携早期よりも、新薬候補品(EP4拮抗薬・GPR52作動薬・EP4作動薬等)をフェーズ2aまで進めてからの大型契約(一時金100億以上)を目指しているので、決まった時の破壊力は年々ましてくる、特にEP4拮抗薬はかなり大型にはなるのではないか。ブログで早期導出も匂わせている。

  • 今回の3Q決算でイドルシア部門の費用(研究開発費・一般管理費)がおおよそ分かったので(ピブラッツの売上は分かっていた)、そーせいが出そうとしない、今期のそーせいグループのザックリとした売上予想をしてみようと思います。(提携一時金の今期計上額で前後する)

    先ずは経費、そーせい予想がイドルシア込みで、研究開発費は10,000百万円~12,000百万円、一般管理費は9,000百万円~11,000百万円。合計で多い方を取って230億円、売上でこれを上回れば(営業)利益が黒字。

    売上3Qまで約55億円+ダリドデキサント申請マイル15億円+ジェネンテックマイル約6億円+従来のそーせいGの基本4Q収益(ウルシーエナ、開発助成金等)約10億円+ピブラッツの4Q 44億円(予想)、ここから私見、+M1/4デュアル マイル約25億円(22~30予想)+GPR35 マイル約15億円、新規提携1~2件 30~100億以上。合計200~270億円以上。

    私の計算では、新規提携一時金60億円以上が今期の黒字化のライン。達成できなくとも、近い将来期待の長期の方は余り気にし無いと思いますが、短期目線の方も多いのでご参考までに。

  • 2023年12月期の費用見積もり及び想定される進捗、取り組み等の要点は、以下の通りです。
    ・ 複数の新規提携先候補と協議中であり、新規提携に伴う契約一時金を受領する可能性があります。
    ・ 既存の提携先の研究開発進捗に伴うマイルストン収入を見込みます。

    やはり複数の新規提携有りそうですね。通期黒字化は(一件でも)導出提携での一時金の額次第かな。
    マイル受領は少し遅れているが2件はあると思うのだが。
    後はピブラッツの4Q(冬場に多い傾向)の売上増加に期待。

  • ロティPF-07081532は、ファイザー社がそーせい独自のStaR®(安定化受容体)技術を利用し、GLP-1受容体(ターゲット)を対象とした研究開発提携においてファイザー社の研究者が見出したものです。
    PF-06954522も同じ提携から生み出されたロティのバックアップだと思われます。
    この提携契約は、各ターゲット毎に最大 189 百万米ドル(約283億円)のマイルスト ンを受領できる条件となっています。ロティ及びバックアップのターゲットとはGLP-1受容体のことです。
    ロティは、候補物質選定で3百万米ドル(3,28億円)、フェーズ1入りで5百万米ドル(5,46億円)、フェーズ2入りで10百万米ドル(13,74億円)を既に受領しておりますので、バックアップPF-06954522がフェーズ2に進んでもマイル受領は無いと考えられます。それ以降はマイル受領又ロイヤリティ受領はあるでしょう。
    糖尿病、肥満とも市場規模は巨大、更に拡大しています。今やリリー・ノボがこの市場を二分しメガファーマの時価総額の1位2位を浮動のものにしています。
    先は少し先ではありますが、ファイザーもコロナワクチンの売上減の株価低迷の次の一手として、社運を掛けての(糖尿病、肥満市場の経口薬の利点を活かした)候補品の一つ、大切に育ててほしいものです

  • 2023年10月12日木曜日の2023Q2決算説明会のQ&Aにおいて、
    開発品の動向についての項目で以下のような質問と回答があった。

    Q5. ファイザー社は肥満/2型糖尿病に対して、Lotiglipron以外のバックアップ化合物を水面下で進めることは可能か?
    A5. 提携先の開発方針ですので明確にはご回答はできませんが、一般的には可能と考えられます。その際、当社の技術を使用している場合には、Lotiglipronと同様に当社にも経済的権利が発生することになります。

    https://www.pfizer.com/science/drug-product-pipeline
    最新(2023年10月31日)のパイプライン表の1ページ目、新たに低分子化合物(PF-06954522)が2型糖尿病適応で開始されている。低分子なのでGLP-1受容体作動薬だと思うが、最先端のデュアルGIP/GLP-1受容体作動薬かも(ファイザーには無理か)。
    ロティグリプロン(PF-07081532)を中止し、ダヌグリプロン(PF-06882961)を選択したファイザーだが、その薬効でリリーやノボに遠く及ばず。株価は低迷している。
    新しいPF-06954522が、ロティのバックアップ化合物の可能性はワンチャン有り得る。余り期待せずにサプライズ的に待つのも楽しい。

  • ファイザーはロティとダヌの選択で、「ロティを選ぶと」約束していましたか。「どちらかを選ぶ」と言っていました。自社で治験をやっていないので、選択権がないのは致し方ない。散々持ち上げといて、ハシゴを外されたのは事実ですが。
    ファイザーは今でも、2.29% 1,885,136株保有の大株主であり、提携パートナーです。
    裏切られた(見限られた)のは、上場初期(2013年)に共同研究開発計画を解消された、ペプチドリームですね。

  • Mシリーズの進捗期待(M1とM4のバックアップか、複数個の臨床入りがありそう)でニューロクラインの3Q決算が注目されていますが、ファイザーも3Q決算あった事、そーせいホルダーの注目から外れていますが、

    CCR6拮抗薬: PF-07054894 適応: 炎症性腸疾患 フェーズ1 学習完了 2024-10-22
    MC4 拮抗薬: PF-07258669 適応: 拒食症 フェーズ1 学習完了(実際の) 2023-07-27
    上記2品ともしっかりと進行中です。
    特にMC4 拮抗薬は半年位でフェーズ2入り期待。

    https://www.pfizer.com/science/drug-product-pipeline?linkId=245411998

本文はここまでです このページの先頭へ