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日経平均株価【998407】の掲示板 2018/10/12

グリーンスパンと言えば…。
その後のFRBは緊縮に向かったが、これはあくまでも過去の話しで、
トランプバブルやアベノミクスバブルの話しではありません。
原油が100ドルを超えていた時代にITバブルでもリーマンショックでもない資源バブルの時代。
アベノミクスの登場の前の時代の話しです。


「続・バブル破裂その後」 7月10日 9時51分
原油相場が上値重い展開になっている。過去2年連続で、原油価格は7月にいったんピークをつけて反落してきた。今回もそのパターンが繰り返されているのか。それとももっと本格的な調整に向かうのか。注目されるところだ。
 WTIは、昨年は7月末がピークとなって、その後10%強の反落となった。また一昨年は7月14日がピークで、その後25%程度もの大幅反落が展開した。

 さて、今年の場合、今のところの終値高値は7月3日の145ドル。ここから10%の反落なら130ドル、25%の大幅反落に向かうなら110ドルを割れるといった計算になる。そもそも、常識的に考えて夏場は原油の不需要期。その中で、一定の反落が起こるのは理解しやすい。では今回も、そういった夏場の原油高調整反落の範囲内の動きということだろうか。前回レポートでも書いたように、原油高バブル破裂の可能性も検証してみたい。過去のバブル破裂は特別な理由なく、むしろ「何となく」始まり、後から振り返ってみて確認されるというのが基本だ。

 そもそもバブル相場とは屁理屈なもの。そういった相場が理屈があって転換するということではないだろう。
 原油価格は、6月22日の原油高をめぐる産油国と消費国の緊急会合で、サウジなどが増産を決定した後から130→145ドルへ一段高となった。増産が織り込み済みだったからとの説明だが、しかしそれでは原油高が一段と大きく広がる理由にもならない。

 バブル破裂相場は、「壊れたスポーツカー」に似ているということを以前に書いたことがあった。ブレーキを踏んだら止まる、または減速するのが正常に機能している車だ。ブレーキを踏んでも止まらない、それどころか加速してしまうというのは、その車は壊れている。壊れた車が止まるのは、自壊しかない。それがバブル破裂だ。 (AM9:00)