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(株)AB&Company【9251】の掲示板 2023/12/28〜

(次に続く)

仮にAB&Cグループで運営するスタイリストがFC店も含めて
全て正社員であったら、グループやFCが本来、
納める労務費に係る消費税だけでも、何と15億以上にも達する。

これだけで、2023年10月期の営業利益のおよそ80%にもなる計算。
このAguが主導する低価格戦略のために、美容業界は否をなしに、
価格競争に巻き込まれてしまうのである。

正社員として、美容師を正規に雇用し、消費税を普通に納め
健康保険や厚生年金や退職金の積み立てをしている
一般的な美容院は社会的コストが膨大であるので
太刀打ちできるはずもなく、

少なからず、Aguの近隣の美容室に勤めている、美容師の報酬や労働環境に
負の影響を与えてしまっていることは想像には難くない。

「スタイリストファースト」と謳いながら、現実は
AB&C以外の正規雇用のスタイリストの状況を
社会的コストを払わないという原資を糧に全国的な広範囲に悪化させる状況を、
日々生み出している台風の目になっていると言っても過言ではないであろう。

消費税のインボイス導入による影響が生じていることは
既にAguの直営店とFC店の出店数を見れば、一目瞭然である。

         FC     直営
2022年度  120店舗   33店舗
2023年度   91店舗   55店舗

FCの比率は77%から62%と急低下。
FCオーナーはインボイスによる、利益率低下により
出店を躊躇していることがデータからも読み取れる。

市瀬代表はインボイスの多大なリスクを提示せずに、
ファンドの高値による売り出しを容認する経営姿勢は、
個人投資家を軽んじるもので、

その裏でファンドから12億の巨額な報酬を得ようとしている。
このインボイスにリスクを隠蔽し、自身が甘い汁を吸う経営姿勢は
断じて許されるものではないであろう。