ここから本文です
投稿一覧に戻る

x6の雑記帳の掲示板

北朝鮮「血の教訓」

北朝鮮が「水爆」と主張する4回目の核実験を強行した2016年1月。国営朝鮮中央通信は同国の考えが明確に伝わる論評を出した。

「イラクのサダム・フセイン政権とリビアのカダフィ政権は、制度転覆を狙う米国と西側の圧力に屈服して核を放棄した結果、破滅した」と主張し、自国の核開発を正当化した。
 
論評は「弱肉強食の法則が作用する国際政治秩序の中、自主権と尊厳を守ろうとすれば、必ず核を保有しなければならないというのは、21世紀の現実が証明した血の教訓だ」と強調していた。
 
金正恩朝鮮労働党総書記は、ロシアのウクライナ侵攻を目の当たりにして「血の教訓」をあらためて痛感したに違いない。