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「明日がある」の株とFX,CFDのおはなしのお部屋の掲示板

  • >>2974

    売ってやるぞΣ(-᷅_-᷄๑)


    その禁を、今まさにカエルは破ろうとしているのであり、彼自身、それがどういう結果を招くか重々承知していた。


    ルビコン川を渡ることは、カエル本人はもちろん、彼につき従う者も死罪に問われることを意味していた。

    従って、もし軍団を率いて川を渡るならば、かつての盟友で今や不倶戴天(ふぐたいてん)の敵となったポンペイウスが指揮を執る軍勢を打ち破ってローマを掌握するしかなかった。

    それができなければ、刑死は免れない。

    自らの決断の重さにしばらく思いを巡らしてから、カエルはルビコン川を渡る。ローマ内戦の火蓋が切って落とされた。

    それまでの経緯

    ガイウス・ユリウス・カエルは紀元前100年、かつての富と権勢の大半を失った古い貴族の家柄に生まれた。将軍として名を成し、一族に昔日の栄華を取り戻すことを早くから目標に掲げていたようだ。


    紀元前60年までには、傑出した武将としてローマ軍で頭角を現し、幾多の戦功によって政治家としても脚光を浴びるようになっていた。

    さらに野望を推し進めるため、カエルは自分と同じように軍人として成功し、政治家に転身したポンペイウスおよびマルクス・リキニウス・クラッススと協定を結ぶ。この同盟関係は、のちに第1回三頭政治と呼ばれるようになった。

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    ええな Σ(-᷅_-᷄๑)