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くるみぱん2
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くるみぱん2の掲示板

>>2001

続き

単純計算して、2022年から2100年まで合計1億1576万人が死亡し、生まれてくるのはわずか4728万人程度。差し引き約6850万人の人口が消滅する。冒頭述べた2100年人口約6000万人が決して誇張ではないとおわかりだろう。
人口学的には、人類は「多産多死→多産少死→少産少死→少産多死」というサイクルで流れていく。これは日本に限らず、世界のすべての国が同じ過程を進む。
その傾向は、先進国や高所得国から先に進むのだが、日本はその先駆けといえる。少子化も人口減少もマクロ視点でみれば、このような人口転換メカニズムの大きな流れの中で推移していくものなのである。
婚姻数や出生数が多少改善されたところで大きな流れは変わらない。人口学的には、人口構造の新陳代謝には少なくとも100年はかかると言われている。その間、人口は減少し続けるわけで、いつまでも「できもしないこと」を繰り返し言い続けるのは不毛だし、いたずらに恐怖を煽るだけの論説は無責任すぎる。
「恐ろしい未来」ではなく「当然やってくる未来」
そろそろ私たちは、その現実を直視し、「人口は減り続ける」という現実を前提に適応戦略を考えないといけないフェーズに来ている。人口が今の半分の6000万人になってしまう未来を「恐ろしい」「危機だ」と言っていれば未来が変わるものではない。「恐ろしい未来」ではなく「当然やってくる未来」としてとらえ、6000万人になってもやっていける道筋を構築する。そうした視点に考え方をシフトしていくべきだろう。

くるみぱん2 続き  単純計算して、2022年から2100年まで合計1億1576万人が死亡し、生まれてくるのはわずか4728万人程度。差し引き約6850万人の人口が消滅する。冒頭述べた2100年人口約6000万人が決して誇張ではないとおわかりだろう。 人口学的には、人類は「多産多死→多産少死→少産少死→少産多死」というサイクルで流れていく。これは日本に限らず、世界のすべての国が同じ過程を進む。 その傾向は、先進国や高所得国から先に進むのだが、日本はその先駆けといえる。少子化も人口減少もマクロ視点でみれば、このような人口転換メカニズムの大きな流れの中で推移していくものなのである。 婚姻数や出生数が多少改善されたところで大きな流れは変わらない。人口学的には、人口構造の新陳代謝には少なくとも100年はかかると言われている。その間、人口は減少し続けるわけで、いつまでも「できもしないこと」を繰り返し言い続けるのは不毛だし、いたずらに恐怖を煽るだけの論説は無責任すぎる。 「恐ろしい未来」ではなく「当然やってくる未来」 そろそろ私たちは、その現実を直視し、「人口は減り続ける」という現実を前提に適応戦略を考えないといけないフェーズに来ている。人口が今の半分の6000万人になってしまう未来を「恐ろしい」「危機だ」と言っていれば未来が変わるものではない。「恐ろしい未来」ではなく「当然やってくる未来」としてとらえ、6000万人になってもやっていける道筋を構築する。そうした視点に考え方をシフトしていくべきだろう。