内海造船(株)【7018】の掲示板 2024/04/17〜
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718
>>716
鋼材のひも付き価格(大口価格)はある程度、市中価格と連動しているので
↓などが参考にはなる
https://www.japanmetaldaily.com/list/market/tokyo-steel/tokyo-plank
さんふらわあ2隻の受注は22年2月、当時の厚板価格と昨年から今年にかけての厚板価格を比較すると、後者の方が若干高い
とすれば、当初の見込みよりも鋼材費は若干、上がっていると考えるべき
また、フェリーは、原価で鋼材費が占める割合よりも資機材費の方が多く、資機材費が上がったことで、収益に影響を受ける、人件費もしかり
内航船は円建てなので、為替の影響はなく、円安メリットは享受できない
なので、さんふらわあはトントンか若干赤字ではないか、という推測、あくまでも推測だが
そのような状況下での2Qの決算は、全体としての数字は悪くはない、これからが期待できる感じ
さんふらわあは、ガス炊きフェリーの建造のノウハウを勉強するという意味も大きい
決算の収益を底上げしたのはコンテナ船、バルカー。これらは外貨建てなので、円安メリットを享受できる
コンテナ船シリーズが終盤に入り、バルカーの連続建造に突入したが、バルカーの原価に鋼材費が占める割合は高いので、契約時の想定よりも鋼材費が下がれば、原価は下がり、さらに為替が円安に振れれば、為替差益も生まれる。ただし、エンジンなど資機材価格が下がったという話しはなく、人件費もしかり
ともあれ、数年先まで船台は埋まっていて、期先物の価格交渉でも造船会社有利の状況が続いているので、当面しばらくは、収益の心配はないと考えるべき
nor***** 11月10日 14:38
>>715
いつも参考になる情報ありがとうございます。
ここ2,3か月鉄の価格が下がってきておりますが、造船にも採算改善期待があるのではないかと考えておりますがいかがでしょうか?
また、影響があったとしても鉄の価格下落から採算改善までのタイムラグがどの程度あるのか測りかねております。