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ローム(株)【6963】の掲示板 2024/05/10〜

>>116

知っての通り、欧州投資家にゼロクーポン(0金利)で2000億の5年満期の転換社債(転換制限株価4500円 転換価格3000円)を販売し完売した。
一方5年満期ゼロクーポンであるので本来欧州の国債に投資していれば得られる5年分の金利収益分を割り引くと、社債としての価値は80%弱分しかない。
つまり転換できたとして、転換価格と転換制限価格の差額の利益1500円と転換社債発行時確か2400円の株価から考えると約62%の利益だが、その権利を20%を超える価格で販売(ワラント販売)しないと投資家は利益がでない。つまり20%強÷62≒0.33 33%の確率だが、リスク割引を考慮し、5年後、50%の確率で4500円になるという市場認識でやっとそのワラントを他者に転売し元が取れる。
ということは、転換社債の引き受け機関投資家には中期計画を説明し信用してもらったことになる。
転換社債発行直前に欧州の世界大手半導体企業へのSICウェハ納入長期契約などもあったが、ほぼ中期計画が信用されたのであろう。