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(株)デ・ウエスタン・セラピテクス研究所【4576】の掲示板 〜2015/04/28

私が非常に投資参考になった文言です。
5月5日に投稿された文章。転載します。


株式市場はまだ全く気づいていませんが
アメリカで開催されているARVOで今日(日本時間では夜)発表される

k-115の糖尿病網膜症への効果のプレゼンは画期的なニュースであることが
今まで投稿したごく限られた資料からも少し感じ取られた方もおられるかもしれません。

前にも述べましたように、近いうちに上市されるであろう緑内障薬k-115は
房水排出の9割を担うシュレム管に直接作用するという、
既存薬にはない優れた特徴を持つ 画期的な新薬です。

既存薬には、房水排出促進型(ぶどう膜強膜流出路)のラタノプロスト(商品名・ファイザーのキサラタン)、房水産生抑制型のチモロール(複数社から異なる商品名で販売)、房水産生抑制型のドルゾラミド(萬有製薬のトルソプトなど)があります。

k-115は、この3系統とは全く違う系統です。
興和が『世界中に投入する』と自信を持っている所以です。

緑内障治療では、既存の治療剤1 剤のみで十分に眼圧を下げることは難しく、2~3 剤の併用が主流となっています。「K-115」はシュレム管に作用するという既存の緑内障治療剤にない作用メカニズムを持つため高い治療効果が見込まれ、

単独使用のほか、既存の緑内障治療剤との併用など利用拡大が期待できますから、私の想定しているシェア率15%~25%よりも高いシェアになる可能性も大いにあります。

ところがそれよりも更に特筆すべきは、糖尿病網膜症には、現在、事実上治療薬が存在しないということです。

治療法としては光凝固法と硝子体手術がほとんどです。
前に述べましたように、日本眼科学会の最高権威である石橋達朗教授が、抗VEGF薬治療の可能性を説明されていますが、効果をあげるためには月に1回の眼球注射が必要となります。
第一、日本には今のところ、糖尿病網膜症を適応として承認された抗VEGF薬はありません。

点眼薬であるk-115が糖尿病網膜症を適応として承認されれば、糖尿病網膜症によって失明の危機に晒されている世界中の人にとっての大きな福音となるでしょう。

まさしく世界初、世界でオンリーワンとなるのです。
つまりシェアが限りなく100%に近くなるのです。

緑内障薬k-115よりも、糖尿病網膜症薬k-115のほうが少なくとも5倍、普通に考えても10倍以上の大きな材料と申し上げた所以です。

日本でも、糖尿病性網膜症による失明人数は年間約3000人で、毎年増加しています。
点眼薬であれば、初期症状のときからも投与できますし、k-115によって助かる方は
将来的に膨大になるはずです。

創薬バイオベンチャーが画期的な新薬を開発した場合、
その株価は数十倍、数百倍になることはよく知られています。

プロテインキナーゼ阻害剤開発技術を核にしているデ・ウエスタンは途方もない可能性を持っていると思わざるを得ません。

投資の参考になりましたか?

  • >>65904

    そうですね。私は、5月5日にその投稿の中で『プロテインキナーゼ阻害剤開発技術を核にしているデ・ウエスタンは途方もない可能性を持っている』と書きました。
    これ、本当に調べれば調べるほど、とんでもない可能性を秘めているのです。
    プロテインキナーゼは多くの病気の原因ともなっています。wikipediaでは『プロテインキナーゼの機能異常は病気の原因になることも多い。特にがんに関して詳細な研究が行われており、プロテインキナーゼはがん細胞の増殖、移動、浸潤やアポトーシス(細胞死)の調節に関与する。』と書かれています。

    バージニア大学(University of Virginia :UVA)の George Bloom博士の説についての資料にはこうありました。
    『ASCB2013で発表される新たな研究結果は、どのようにしてアミロイド-βがプロテインキナーゼと名付けられた複数の酵素を活性化してタウの特定の部位をリン酸化し、ニューロンをCCRの径路へ向かわせるのかをUVAの研究者達が詳細に説明した昨春発表の結果を追求している。
    アルツハイマー病(AD)はアミロイド-βペプチドから構成される細胞外のアミロイド斑と微小管関連タンパク質タウから構成される細胞内の神経原線維変化の2種類の不溶性線維性沈着、並びに広範囲に及ぶシナプスの機能不全やニューロン死を特徴とする。
    最近我々は、可溶性A βオリゴマー(A β O)が可溶性のタウを通じて信号を送りこの異常な細胞周期への再進入(CCR)に至らせ、これには3つのプロテインキナーゼ fyn、PKA(プロテインキナーゼA)、CaMKII(カルシウム/カルモデュリン依存性プロテインキナーゼ II ※⇒研究のメインテーマ 「脳の可塑性をターゲットにした創薬研究」)の活性化が関与し、これらのそれぞれが次にタウを特異的部位でリン酸化しなければならない(Seward, et al. 2013. J Cell Sci 126: 1278-1286)ことを報告している。』

    つまり、アルツハイマー病にもプロテインキナーゼが関与している可能性があるのだと思います。

    私にとってプロテインキナーゼ阻害剤開発技術を核にしているデ・ウエスタンは、大海のように大きな可能性を秘めたところなのです。


    I hope the Pacific is as blue as it has been in my dreams.
    I hope.
    太平洋が夢に見たように青いといいが。
    それが私の希望だ・・・

       映画『ショーシャンクの空に』より

    投資の参考になりましたか?