2025年8月期 第2四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社大庄の2025年8月期中間期決算では、売上高が262.11億円（前年同期比4.8％増）、営業利益が6億円（同28.7％増）と増収増益となりました。飲食事業の既存店売上高増加や卸売・ロジスティクス事業の成長が業績を牽引しましたが、経常利益と純利益は減少しています。通期予想では売上高増加を見込む一方、コスト増加により利益は下方修正されています。
主な事業セグメント
株式会社大庄の主な事業セグメントは、飲食事業、卸売・ロジスティクス事業、不動産事業、FC・VC事業です。飲食事業と卸売・ロジスティクス事業が主要な収益源となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は262.11億円（前年同期比4.8％増）となりました。営業利益は6億円（前年同期比28.7％増）と大幅に改善しましたが、経常利益は5.94億円（前年同期比18.5％減）、親会社株主に帰属する中間純利益は7.08億円（前年同期比16.9％減）と減少しました。飲食事業の既存店売上高が前年同期比104.5％と増加し、卸売・ロジスティクス事業も外部売上高が増加したことが業績改善に寄与しています。
貸借対照表の変化
資産合計は293.22億円（前期末比12.5％減）となりました。主な変動として、現金及び預金が27.61億円減少、売掛金及び契約資産が9.06億円減少しました。負債合計は183.71億円（前期末比20.5％減）となり、1年内返済予定の長期借入金が40.61億円減少しました。純資産は109.5億円（前期末比5.3％増）となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは15.33億円の収入（前年同期比59.9％増）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは8,200万円の収入（前年同期比88.8％減）、財務活動によるキャッシュ・フローは43.72億円の支出（前年同期比103.5％増）となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は62.44億円となり、前期末から27.56億円減少しました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年8月期の通期連結業績予想が修正されました。売上高は520.18億円（前回予想比1.0％増）、営業利益は12.5億円（同12.2％減）、経常利益は11.84億円（同10.6％減）と下方修正されましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は11.8億円（同9.9％増）と上方修正されています。原材料や各種コストの増加が利益を圧迫する一方、不動産売却の影響等により純利益は増加を見込んでいます。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり6円が予定されています。次期（2025年8月期）の年間配当予想は1株当たり14円（中間6円、期末8円）となっています。
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