2025年６月期 第２四半期（中間期）決算短信の要約
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ジョイフルの当中間期は、売上高355.57億円（前年同期比4.8％増）、営業利益25.3億円（同14.1％増）と増収増益を達成しました。個人消費の回復やインバウンド需要の増加が寄与しましたが、通期では減益予想となっており、厳しい経営環境が続くことが予想されます。多角的な事業展開と経営効率化が今後の課題となっています。
主な事業セグメント
ジョイフルは、レストラン事業を主な事業セグメントとしています。外食業界において、イートイン事業、テイクアウト、デリバリー販売、量販店や通販サイトを通じた販売など、多角的な事業展開を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高が355.57億円（前年同期比4.8％増）、営業利益が25.3億円（前年同期比14.1％増）、経常利益が25.42億円（前年同期比15.0％増）となりました。一方、親会社株主に帰属する中間純利益は20.75億円（前年同期比0.3％減）とわずかに減少しています。売上高と利益の増加は、個人消費の回復やインバウンド消費の増加傾向が寄与したと考えられます。
貸借対照表の変化
総資産は311.11億円（前期末比2.3％増）となりました。主な変動として、有価証券が11.5億円減少した一方、投資その他の資産その他が6.54億円、原材料及び貯蔵品が4.52億円増加しています。負債合計は187.61億円（前期末比6.2％減）となり、主に長期借入金が8.01億円減少しました。純資産合計は123.5億円（前期末比18.4％増）となり、利益剰余金が19.2億円増加しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは26.09億円（前期比0.9％減）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは△19.37億円（前期比109.9％減）となり、主に投資有価証券の取得による支出△10.02億円が影響しています。財務活動によるキャッシュ・フローは△14.65億円（前期比3.4％増）となり、主に長期借入金の返済による支出△13.52億円が要因です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想では、売上高668.9億円（前期比1.4％増）、営業利益30.1億円（前期比23.5％減）、経常利益29.7億円（前期比24.1％減）、親会社株主に帰属する当期純利益27.7億円（前期比16.6％減）を見込んでいます。売上高は微増を予想していますが、利益面では減益を見込んでおり、経営環境の厳しさが続くことが予想されます。
株主還元
配当金については、前期と同様に中間配当5円、期末配当5円の年間10円を予定しています。配当予想に修正はありません。
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