2025年3月期第3四半期決算短信の要約
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株式会社王将フードサービスの当第3四半期連結累計期間は、売上高814億4,500万円（前年同期比7.8%増）と過去最高を更新し、4年連続の増収を達成しました。営業利益も75億9,400万円（同1.0%増）と4年連続で増益となりました。客数の継続的な増加や店内飲食の大幅な伸び、テイクアウト＆デリバリーの好調が業績を牽引しています。
主な事業セグメント
株式会社王将フードサービスは、中華料理店「餃子の王将」を中心とする外食チェーンを展開する企業です。主な事業は中華事業の単一セグメントで、店内飲食、テイクアウト、デリバリーサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は814億4,500万円（前年同期比7.8%増）と過去最高を更新し、4年連続で増収を達成しました。営業利益は75億9,400万円（同1.0%増）と4年連続の増益となりました。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は52億600万円（同7.5%減）となりました。これは前年同期に土地売却に伴う固定資産売却益等があったためです。客数は継続して増加し、特に店内飲食が大きく伸びるとともに、テイクアウト＆デリバリーも好調に推移しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比0.0%減の914億2,500万円となりました。流動資産は2.3%減の396億6,600万円、固定資産は1.8%増の517億5,900万円となっています。負債は11.1%減の202億9,600万円、純資産は3.6%増の711億2,900万円となりました。自己資本比率は77.8%に上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは64億6,900万円の収入（前年同期比18.3%減）となりました。主な要因は法人税等の支払額の増加です。投資活動によるキャッシュ・フローは34億6,700万円の支出（同45.5%増）となり、主に有形固定資産の取得による支出が増加しました。財務活動によるキャッシュ・フローは43億2,600万円の支出（同2.3%増）となり、主に配当金の支払いによる支出が増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2024年5月15日に公表した通期の連結業績予想に変更はありません。売上高1,098億7,500万円（前期比8.4%増）、営業利益111億9,600万円（同8.8%増）、経常利益113億7,300万円（同8.4%増）、親会社株主に帰属する当期純利益79億7,000万円（同0.7%増）を見込んでいます。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は、1株当たり25円となっています。なお、2024年10月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っており、株式分割を反映しない場合の年間配当金は150円相当となります。
注意事項
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