2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社ベリテの2025年3月期決算は、売上高79.47億円（前年同期比4.0％増）、営業利益8.75億円（同2.4％増）と増収増益を達成しました。個人消費の回復やインバウンド需要の拡大が業績を後押ししています。自己資本比率は59.2％に上昇し、財務基盤の強化が進んでいます。
主な事業セグメント
株式会社ベリテは宝飾事業の単一セグメントで事業を展開しています。ジュエリーチェーンのパイオニアとして、質の高い接客技術と魅力的な商品開発に注力しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の業績は、売上高が79.47億円（前年同期比4.0％増）、営業利益8.75億円（同2.4％増）、経常利益9.19億円（同10.1％増）、当期純利益5.69億円（同13.4％増）となりました。個人消費の回復やインバウンド需要の拡大により、宝飾品小売市場が拡大する中で増収増益を達成しています。
貸借対照表の変化
総資産は75.52億円（前期末比1.4％減）となり、主に現金及び預金の減少によるものです。負債は30.84億円（同4.3％減）で、主に未払金の減少によります。純資産は44.67億円（同0.7％増）となり、自己資本比率は59.2％（前期末57.9％）に上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは4.07億円の収入（前期は4.56億円の収入）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは3,700万円の支出（前期は1.68億円の支出）で、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは5.04億円の支出（前期は4,500万円の支出）となり、主に配当金の支払いによるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の業績予想は、売上高84.37億円（前年同期比6.2％増）、営業利益9.15億円（同4.5％増）、経常利益8.77億円（同4.5％減）、当期純利益5.27億円（同7.4％減）を見込んでいます。雇用環境の改善や賃上げ基調の継続、インバウンド需要の拡大により、内需は底堅く推移すると予想されています。
株主還元
当期の1株当たり配当金は18.5円となりました。次期の1株当たり年間配当金は20.98円を予定しています。安定的な株主還元を経営の最重要課題の一つとして位置づけ、年2回の配当を実施する方針です。
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