2025年３月期決算短信の要約
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株式会社サガミホールディングスの2025年3月期連結業績は、売上高350.34億円(前年比12.9%増)、営業利益20.58億円(同24.3%増)と増収増益となりました。主力の和食麺処サガミ部門が好調で、新規出店も21店舗実施しています。自己資本比率は70.4%に上昇し、財務体質が強化されています。
主な事業セグメント
株式会社サガミホールディングスの主な事業セグメントは外食事業です。和食麺処サガミ、味の民芸、どんどん庵などの飲食店チェーンを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が350.34億円(前年比12.9%増)、営業利益20.58億円(同24.3%増)、経常利益21.34億円(同23.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益13.56億円(同49.0%増)と増収増益となりました。主力の和食麺処サガミ部門では、既存店売上高が前年同期比9.5%増、客数4.2%増、客単価5.1%増と好調でした。新規出店も21店舗実施し、事業拡大を進めています。
貸借対照表の変化
総資産は252.97億円(前期末比1.4%増)となりました。流動資産は88.69億円(同12.7%減)で、主に現金及び預金の減少によるものです。固定資産は164.27億円(同11.1%増)で、主に建物及び構築物の増加によるものです。負債は74.72億円(同8.1%減)、純資産は178.24億円(同6.0%増)となりました。自己資本比率は70.4%(前期末67.4%)に上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは22.19億円の収入(前期比9.7%減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは26.69億円の支出(同30.3%減)で、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは12.31億円の支出(同8.6%減)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は63.35億円(前期末比20.9%減)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高370億円(前期比5.6%増)、営業利益22.5億円(同9.3%増)、経常利益23億円(同7.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益12.5億円(同7.8%減)を見込んでいます。主力業態の出店を着実に進めるとともに、DX化による生産性向上やサステナビリティへの取り組みを促進する方針です。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は10円(普通配当8円、特別配当2円)で、総額3.02億円となりました。2026年3月期も1株当たり10円の配当を予定しています。
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