2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社マキヤの第3四半期決算は、営業収益が前年同期比15.2%増の670.51億円と大幅に伸長しました。小売業の好調や新規EC事業の寄与が増収に貢献しましたが、人件費や水道光熱費の増加により利益面では微減となりました。通期予想は増収増益を維持し、増配も予定されています。
主な事業セグメント
株式会社マキヤは、小売業、不動産賃貸事業、EC事業の3つの事業セグメントを展開しています。主力の小売業では、エスポット、ポテト・マミー、業務スーパーなどの店舗を運営しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益が670.51億円(前年同期比15.2%増)と大幅に増加しました。一方、営業利益は18.1億円(同0.1%減)、経常利益は18.97億円(同1.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12.53億円(同4.2%減)と、増収減益となりました。来店客数は前年同期比3.0%増、客単価は同3.2%増と、顧客動向は堅調でした。小売業の営業利益は20.91億円(同5.6%増)と伸長しましたが、新規EC事業で5,600万円の営業損失を計上しています。
貸借対照表の変化
資産合計は404.91億円(前期末比6.3%増)となりました。主な増加要因は、現金及び預金の9.28億円増、商品の6.41億円増、売掛金の4.53億円増です。負債合計は200.94億円(同7.3%増)となり、主に買掛金の13.57億円増によるものです。純資産は203.97億円(同5.3%増)となり、自己資本比率は50.4%(前期末50.8%)とほぼ横ばいでした。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローの詳細な記載はありませんが、四半期連結貸借対照表の変動から、営業活動による資金増加が推測されます。投資活動では、新規出店等により有形固定資産が6.53億円増加しています。財務活動では、長期借入金が2.49億円増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高869億円(前期比13.3%増)、営業利益22.6億円(同1.4%増)、経常利益24.1億円(同0.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益15億円(同3.1%増)と、増収増益を見込んでいます。この予想に変更はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は1株当たり25円で、前期実績の20円から5円の増配を予定しています。第2四半期末に12.5円の配当を実施済みで、期末配当も12.5円を予定しています。
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