ＪＢＣＣホールディングス(株)の決算情報

ＪＢＣＣホールディングス株式会社の主な事業セグメントは、情報ソリューションと製品開発製造です。情報ソリューションはシステム開発、サービス、システムの3つに分類され、クラウド、セキュリティ、超高速開発を中心にビジネスを展開しています。製品開発製造は独自のソフトウェアやクラウドサービスの開発、情報機器の開発・製造を行っています。

当第３四半期連結累計期間の業績は、売上高523.93億円（前年同期比6.3％増）、営業利益47.06億円（同36.0％増）、経常利益48.87億円（同36.6％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益33.73億円（同35.1％増）となりました。クラウド、セキュリティが売上高および利益成長を牽引し、増収増益を達成しました。通期業績予想に対する進捗率は、売上高78.8％、営業利益81.2％と好調に推移しています。

当第３四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ4.2％増加し387.85億円となりました。主な変動は現金及び預金の25.5％増加、商品及び製品の62.2％減少です。負債合計は2.7％減少し156億円となり、主に未払費用の44.7％減少が影響しています。純資産合計は9.5％増加し231.84億円となりました。

キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前連結会計年度末比で25.21億円増加し124.24億円となっています。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益33.73億円の計上による増加と、配当金の支払い16.59億円による減少が影響していると考えられます。

2025年3月期通期の連結業績予想は、売上高665億円（前期比2.0％増）、営業利益58億円（同31.1％増）、経常利益59億円（同29.7％増）、親会社株主に帰属する当期純利益41億円（同28.6％増）を見込んでいます。第3四半期時点での進捗率は高く、過去最高益での継続成長が期待されています。

2025年3月期の年間配当金予想は124円（前期実績94円）となっています。第2四半期末に53円の配当が実施され、期末配当予想は71円です。配当性向は46.9％となる見込みです。