2025年９月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社マミーマートの当第1四半期は、営業収益が前年同期比15.1％増の461.24億円と大幅に伸長しました。既存店売上高が8.1％増加し、新規出店効果も加わり好調です。一方、将来の成長に向けた先行投資により利益は微減となりましたが、中期経営計画に沿った展開で、通期では増収増益を目指しています。
主な事業セグメント
株式会社マミーマートは、スーパーマーケット事業を主力とし、その他に温浴事業と葬祭事業を展開しています。スーパーマーケット事業では、「マミーマート」「生鮮市場TOP！」「マミープラス」の3つの業態を運営しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の業績は、営業収益461.24億円（前年同期比15.1％増）、営業利益20.7億円（同2.9％減）、経常利益21.91億円（同5.1％減）、親会社株主に帰属する四半期純利益14.86億円（同5.1％減）となりました。増収減益の結果となりましたが、これは中期経営計画の「先行投資フェーズ」として、将来の収益力拡大へ向けた投資を実行しているためです。既存店の売上高が前年同期比8.1％増加し、新規出店による売上高も加わり、好調に推移しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比15.4％増の846.53億円となりました。主な増加要因は、現金及び預金の増加54.83億円、売掛金の増加17.09億円、新規出店に伴うリース資産（純額）の増加8.22億円です。負債は前連結会計年度末比28.8％増の456.99億円となりました。主な増加要因は、買掛金の増加131.69億円、新規出店に伴うリース債務の増加8.35億円です。純資産は前連結会計年度末比2.7％増の389.53億円となりました。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は7.63億円（前年同期比37.9％増）となっています。これは新規出店や既存店改装に伴う設備投資の増加を反映しています。また、短期借入金の減少27億円があった一方で、買掛金の増加131.69億円があり、営業活動によるキャッシュ・フローは大幅に改善したと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年9月期の連結業績予想は、営業収益1,850億円（前期比15.1％増）、営業利益62.5億円（同2.9％減）、経常利益67億円（同3.7％減）、親会社株主に帰属する当期純利益47.5億円（同0.3％増）を見込んでいます。年間7店舗の新規出店と8店舗の既存店改装を予定しており、先行投資による一時的な減益を見込みつつも、通期では増収増益を目指しています。
株主還元
2025年9月期の年間配当金は、前期と同額の1株当たり95円（中間40円、期末55円）を予定しています。配当予想に変更はありません。
注意事項
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