エムティジェネックス(株)の決算情報

エムティジェネックス株式会社の主な事業セグメントは、リニューアル事業、駐車場事業、施設等保守管理事業、保険代理事業です。これらのセグメントを通じて、オフィス関連サービスや駐車場運営、施設管理などの多角的な事業展開を行っています。

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高27.75億円（前年同期比6.0％減）、営業利益2.58億円（同33.7％減）、経常利益2.74億円（同31.7％減）、親会社株主に帰属する四半期純利益1.65億円（同34.7％減）となりました。前年同期比で減収減益となりましたが、期初計画に対しては堅調に推移しています。セグメント別では、リニューアル事業と駐車場事業が減収減益となった一方、施設等保守管理事業と保険代理事業は増収増益となりました。

総資産は前連結会計年度末比4.1%減の47.97億円となりました。主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産が37.8%減少、完成工事未収入金が63.3%減少したことです。負債は29.5%減少し7.69億円となり、主にリニューアル事業における工事未払金の84.0%減少によるものです。純資産は3.1%増加し40.28億円となりました。自己資本比率は84.0%と5.8ポイント上昇しています。

キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は前年同期の1,095.4万円から1,485.9万円に増加し、のれん償却額も2,590.5万円から4,894.8万円に増加しています。これらの非資金項目の増加は、キャッシュ・フローにプラスの影響を与えていると考えられます。

2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高38.61億円（前期比1.8%増）、営業利益3.22億円（同26.5%減）、経常利益3.37億円（同25.5%減）、親会社株主に帰属する当期純利益2億円（同27.9%減）を見込んでいます。前回予想からの変更はありません。増収を見込む一方で、利益面では減益予想となっています。

配当については、前期の年間配当金は1株当たり40円でした。当期（2025年3月期）の配当予想は、期末配当金として1株当たり40円、年間配当金も同じく40円を予定しています。配当予想に変更はありません。