2025年9月期 第1四半期決算短信の要約
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株式会社ステップの2025年9月期第1四半期決算は、売上高45.13億円(前年同期比9.6%増)、営業利益16.65億円(同14.5%増)と大幅な増収増益となりました。塾生総数は4.6%増加し、事業拡大が順調に進んでいます。通期予想も増収増益を見込んでおり、安定した財務基盤を背景に持続的な成長が期待されます。
主な事業セグメント
株式会社ステップは、小中学生部門と高校生部門を中心とした学習塾事業を展開しています。主に神奈川県内で、質の高い授業と詳細なデータを活用した進路指導を特徴としています。また、学童部門も展開しており、事業の拡大を図っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期の経営成績は、売上高45.13億円(前年同期比9.6%増)、営業利益16.65億円(同14.5%増)、経常利益16.7億円(同13.2%増)、四半期純利益11.52億円(同13.5%増)と大幅な増収増益となりました。塾生総数は前年同期比4.6%増の35,345人となり、着実な成長が見られます。冬期講習の売上計上時期の変更により、第1四半期の売上高増加率が高くなっています。
貸借対照表の変化
当第1四半期末の総資産は295.85億円(前期末比3.25億円増)、負債は29.21億円(同1.02億円減)、純資産は266.64億円(同4.27億円増)となりました。自己資本比率は90.1%(前期末比0.4ポイント上昇)と高水準を維持しています。流動資産は預け金の増加等により2.85億円増加し、固定資産は繰延税金資産の増加等により3,900万円増加しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、第1四半期累計期間の減価償却費は1.3億円(前年同期1.27億円)となっています。また、総資産の増加や自己資本比率の上昇から、キャッシュ・フローの状況は良好であると推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年9月期の通期業績予想は、売上高157.14億円(前期比4.1%増)、営業利益36.74億円(同4.6%増)、経常利益37.09億円(同4.1%増)、当期純利益25.41億円(同1.3%増)と増収増益を見込んでいます。第2四半期累計期間も同様に増収増益を予想しており、前回発表からの変更はありません。
株主還元
2025年9月期の配当予想は、中間配当40円、期末配当41円の年間81円(前期比4円増)となっています。前期実績は中間配当37円、期末配当40円の年間77円でした。増配が予定されており、株主還元の強化が図られています。
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