2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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東海リース株式会社の2025年3月期第3四半期決算は、売上高122.62億円（前年同期比1.0%増）、営業利益5.16億円（同13.9％増）と増収増益となりました。売上原価率の改善や固定資産売却益の計上により、親会社株主に帰属する四半期純利益は3.82億円（同15.3％増）と大幅増益を達成しています。通期業績予想は減益を見込むものの、年間配当金は前期比40円増配の100円を予定しています。
主な事業セグメント
東海リース株式会社は仮設建物リース業の単一セグメントで事業を展開しています。主に仮設建物のリースや販売、これに付随する事業を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は122.62億円（前年同期比1.0%増）となりました。営業利益は5.16億円（前年同期比13.9％増）、経常利益は5.65億円（前年同期比7.0％増）と増益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は3.82億円（前年同期比15.3％増）と大幅な増益となりました。売上原価率が前年同期より1.0ポイント改善したことが増益の主な要因です。また、特別利益として固定資産売却益8,900万円を計上しています。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末より5,300万円減少し、344.95億円となりました。主な変動として、受取手形、売掛金及び契約資産が7.04億円減少し、リース用資産(純額)が3.25億円増加しました。負債合計は1.43億円減少し、181.73億円となりました。借入金が9.56億円増加した一方、未払法人税等が4.64億円、支払手形及び買掛金が4.38億円減少しています。純資産合計は9,000万円増加し、163.21億円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は13.19億円（前年同期13.05億円）と若干増加しています。借入金の増加や固定資産の売却があったことから、投資活動や財務活動によるキャッシュ・フローに変動があったと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高173.1億円（前期比0.8%増）、営業利益6.2億円（同37.9%減）、経常利益6.3億円（同40.6%減）、親会社株主に帰属する当期純利益4.2億円（同37.8%減）と減益を見込んでいます。現時点で業績予想の変更はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は100円（前期実績60円）と大幅増配を予定しています。第2四半期末に60円の配当を実施し、期末配当は40円を予定しています。
注意事項
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